K's Note

不定期blog

毎日新聞さんにマネーコネクション事業を掲載いただきました

2011-02-26 | 若者支援
金銭基礎教育プログラムMoneyConnection(r)の記事が
毎日新聞さんに掲載いただきました。

事業パートナーである、NPO法人キャリア・ファシリテーター協会さんが
頑張ってくれています!

http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20110226ddlk30100523000c.html

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教える育む学び合う:マネーコネクション 県立南部高校で授業 /和歌山

◇正しい知識、感覚を予習

 みなべ町の県立南部高校1年生(約230人)が、お金に関する正しい知識や
金銭感覚を身につける教育プログラム授業「マネーコネクション」を受けた。
紀南地方の高校では初めての実施という。

 プログラムはNPO法人「『育て上げ』ネット」(東京都)と、
個人向け金融サービス会社「新生ファイナンシャル」(同)が共同開発し、
同校の授業はNPO法人「キャリア・ファシリテーター協会」(和歌山市雑賀町)が
講師を務めた。

 この日は、生徒が月給20万円で1人暮らしを始めると想定。家賃や交際費、
国民年金、預金などの項目を用紙に書き込むと、上手にやりくりする生徒がいる一方、
支出が月給を超える場合もあった。

 その後、同協会が、全国の平均生活水準でも支出が20万円を超えると紹介し、
「ぜいたくしなくても、月に20万円は必要。衣服費や交際費はゼロにできるが、
年金や住民税などは絶対に払わなければならない」と説明した。

 次に、生徒は自分が正社員か派遣社員、フリーターとして働くと想定。
雇用形態や収入などによって、同じ金額を稼ぐために働かなければならない
時間を計算し、目指す収入を得られない場合もあると気付いた。さらに、
何歳でどこに住み、結婚するか否か、子どもの有無などの立場に分かれて
支出などを試算し、自分の将来の生活で何に価値を置くか、支出・収入との
バランスも踏まえて考えた。

 授業を受けた西田幸平君(16)は「年金や税金が予想以上に高かった」。
同協会の東正志事務局長は「安易に仕事を決めず、将来の生活を見据え、
稼ぎ方を考えて」と助言し、預金を勧めていた。

授業の問い合わせは、
キャリア・ファシリテーター協会(073・425・3720)。【山中尚登】