K's Note

不定期blog

若者支援分野も動画の時代

2010-09-21 | 若者支援

若者支援分野は、どちらかというとアナログベースでこれまで
突き進んできた。

いまも、問い合わせが”爆発”するのは、テレビや新聞という
メディアだし、実際の相談も対面でないとわからないことが
多過ぎて難しい。

しかし、時代も移り変わる。デジタルネイティブ世代もどんどん
年を重ね、保護者も情報はネット経由などでも積極的に取ることが
当たり前になってくる。

講演や説明会などで、チカラを発揮できる属人的能力を持って
事業内容を理解していただくことも大事だが、これまでの
取り組みを踏まえながらも、新しい時代に向けて行動を起こして
いかなければならない。

今回、株式会社シェアするココロさんに、私たちの活動を少しでもわかりやすく
理解していただこうと、先の”新しい時代に向けての行動”を含め
動画製作の依頼をした。

積み上げる対話のなかで、やはり「悩みを抱えている若者はもちろんだが
大切なお子さんを”預ける”かもしれない保護者の方に、少しでも
安心、信頼していただける映像」にしていただくことに決定した。

ただ、代表や支援者が話すだけではなく、実際にプログラムを受けている
若者、過去に支援プログラムを受け、いまは立派に自立、働いている若者の
声、支援プログラムの内容や、どのように地域の方々と関わっているか。

映像時間は長ければいいというものでもなく、3分から5分でさくっと
お伝えしなければならない。僕らの組織ではプロでもないので、それは無理。

なぜ、株式会社シェアするココロさんなのか。ここは明確だ。

動画編集のプロ集団はそれこそたくさんいるだろうし、知り合いにもいる。
しかし、今回は「若者の自立支援」を現場でも経験し、組織の在り方や
必要な情報を知りつくし、そのうえで、動画編集のプロとして
若者や支援者のコメントを引きだし、映像化できる集団は、株式会社シェアするココロさん
しかいないだろう、というものだ。

もちろん、若者支援を知るディレクターと、動画編集のプロがコラボレーションすれば
別だが、やはりコストもかかってしまい、結果、費用捻出が難しい、という
ことになってしまう。

今回、事前対話、打ち合わせ、実際の撮影までを終え思ったことは、育て上げネットの
各種事業、地域若者サポートステーションなども動画創ってもらいたいなぁという
思いだった。

なにせ、この事業の難しいのは、悩んだり、困ったりされている当事者の方々が
機会があっても、無料であったとしても、”来られない”という可能性を多分に含み
だからこそ、安心して足を運んでいただく。時にはお伺いすることが非常に
ハードル高い、解決すべき課題だからだ。

確かに、テレビや新聞という媒体は信頼度もあがるだろうし、動画は自分達が
創っているわけだから、いくらでも”信頼度”について疑問を抱える可能性はある。
それでもなお、少しでも多くの情報を、新しい(新しくもないが)技術を使って
やっていくことに、意味があると思う。



費用に関しては、交通費やかける時間などもあるだろうから一概には言えないけれど
決して高くない、というか安いと思う。。。採算あうんですか?とこちらが心配
するような価格設定を考えていたりするし(笑)


ポイントはうえでもあげたが、若者支援を知り尽くした人間が動画を創ること、である。
多くの心配をする必要もなく、映像撮影のインタビューも、こちらがハラハラする
ようなことは一切ない。ここが価値なんだと思う。


大きな企業ではまだないので、一気に何本も創る、というのは難しいような
気もする(シェアコロさん、すみませんw)。なので、今後、長期的な時間軸を
踏まえても、お問い合わせや見積もり合わせなどを、先にしておくのはよいと
思われます。


営業代行という意味合いはありません。なにせ、ネットで探せば動画編集をして
くださる企業さんはいっぱいありますから。

僕は純粋に、若者支援を知っている人間が動画を創ることによる信頼度、
手間のなさ、不安の解消、コスト削減、などがあるなぁという実感のもとに
書いてみました。