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不定期blog

雇用融解(風間直樹 東洋経済)

2007-05-09 | 雑記
週刊東洋経済の記者である風間直樹さんの

渾身の一冊。書籍内容もすごいけど、人間的に

尊敬できます。タイトルもカゲキだが、中身は

バッチリ。

以下、書籍内容

改善なき低待遇が、のしかかる責任が、働く者の希望と未来を奪う。
名だたる大企業の労働実態を明らかにする徹底ルポルタージュ。

ニッポン製造業復活の象徴「亀山」の“逆説”
第1部 製造業復活の裏側で(異形の帝国「クリスタル」の“実像”;若き「請負」労働者たちの“喪失”;「外国人研修生」という名の“奴隷”)
第2部 「働き方の多様化」という“欺瞞”(「フリーター」の描けない“未来予想図”;「パートタイマー」の“憂鬱”;「個人請負」の悲惨―労働法“番外地”の実態)
第3部 雇用融解(「正社員」を襲う“ホワイトカラー・エグゼンプション”の衝撃;「医師・教師・介護士」を蝕む“聖職”意識の呪縛;「雇用融解」がもたらすもの)
現代の労働者がいかに過酷な立場に立たされているかを徹底取材。待遇は改善されず、または悪化する一方で、負うべき責任だけは膨らんでいく。雇用のあり方を問い直す警世の書。

【目次】
序章 ニッポン製造業復活の象徴「亀山」の“逆説”
第I部 製造業復活の裏側で
 第1章 異形の帝国「クリスタル」の“実像”
 第2章 若き「請負」労働者たちの“喪失”
 第3章 「外国人研修性」という名の“奴隷”
第II部 「働き方の多様化」という“欺瞞”
 第4章 「フリーター」の描けない“未来予想図“
 第5章 「パートタイマー」の“憂鬱“
 第6章 「個人請負」の悲惨―労働法“番外地”の実態
第III部 雇用融解
 第7章 「正社員」を襲う“ホワイトカラー・エグゼンプション”の衝撃
 第8章 「医師・教師・介護師」を蝕む“聖職”意識の呪縛
終章 「雇用融解」がもたらすもの