四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

公安

2011-01-28 17:37:03 | マスコミ
戦前、思想犯を弾圧した特高については
拷問死した作家等から、おどろおどろしいイメージは
抱いていた、言論や思想の自由が解放されてから
たった60数年しか経ってないのである。

戦後はそれまでの教えを排除し、アメリカからの教育
(アメリカのホームドラマ、文化、食品etc)
によって生活、食文化は劇的な変化を遂げてきた。
最早、言論思想を弾圧されることは無くなった。
しかし、監視は今尚続いている。

学生時代、ある議員の事務所に出入り仕事してた私に
某県の公安課のおっさんが近づいてきた。
「今回、君の大学でやる運動のチラシが欲しい」
当時はまだゲラ刷りの稚拙なモノやったけど
「え?そんなんいくらでも持って来ますよ」
考えは分かってたが、それで学生の活動を抑止できるはずもなく
また、それを公安が重要証拠にして潰すわけでもない。

持って行けば、晩は鍋やら寿司やら酒の接待で
私は「公安に魂を売った」のである。
要は公安のおっさんも経費が余って使うのが
大変やったんか?と思う(使わないと翌年度から削減の対象になる。)
税金、絶対つかわんでもええとこに投入してると思うよ(笑)
貧乏学生に食わす金あったら、他に使い道あるだろうに。

この本は、1970年代の赤軍派を中心とした過激派に対する
情報戦に始まり、オウム事件まで書かれている。
(中ピ連はどうなったんやろう?)
70年代の学生運動から派生した過激派は、国家権力に対する
反発ではあるが殺人事件(テロ、リンチ)を繰り返したことによって
社会からオミットされた。

そのこと自体は否定するべきだろう、が
運動全体が脆弱化し、暴れる学生や労働者が居ない
現代に於いては公安も暇で接待費、余してるんじゃないかな(笑)。
そんなこたぁないか、また純粋な人間を指導洗脳するような
不穏な団体がないか、公安は今日も目光らせて・・・酒を飲んでるのか?



文句

2011-01-25 09:58:45 | 競馬
20周年を楽しみにしてたのですが・・・

日曜からずっと悶々としております。
先生はスポニチの方々に丁寧な応対で
それが尚更辛いです。
先生がなんとかコラム、また続けていただくとしても
その時は他の誰かが割愛されるわけで
それは先生の本意ではないだろうし、などと
煩悶してます。
私の頭ん中で回答が出ません。

競馬売上凋落と同様、スポーツ紙も売上苦戦と聞きます。
特に冬場は野球もなく、競馬欄の充実が部数に影響するので
各紙、確かに動きはありますが・・・

【初めて今回の件で文句言います】
私はスポニチ年間契約で購読してるから文句言っていいよね(笑)?

大阪スポニチはどんだけ予想者増やしたら気が済むねん!
東京の記者は要らん、大阪の記者ももう数え切れんわ。
予想や勝ち負けだけでない、をコンセプトにしたから
新たな競馬ファンを獲得したのがJRAでありスポニチである。
当時の小林常浩氏と乗峯先生のコラム同士のやりとりは
今となっては名作。漫談である
そんな洒落っ気おおらかさが今の紙面には全く
感じられない。

物書きのプロが書くコラムと、馬を知っている人が書くコラム
いいバランスで、「読みたいから」新聞を買っていたのだ。

勝ち負けに拘り、何十人も予想者を引き連れて
記者の的中率競っても、それで読者は一喜一憂はしない。
紙面がアテモンゲーム化している。
これで5連単発売したら完全にアテモンである。
読者は◎○▲△×だけを見ている、とアホにしているようだ。


「読む」楽しさや付加価値がないと単なる馬柱に過ぎない。
また中央競馬会(過去)に逆行するのか?


乗峯栄一の賭け

2011-01-24 13:45:57 | 競馬
広島へ単身赴任していた時
まず最初にコンビニ行って「賭け」が載ってるか
確認した。
(関西以西のスポニチには掲載されていた)
東京スポニチには載ってないので
東京行ったら中日スポーツを買う。
(100円で安かったせいもある、で何千円も負ける)

厳冬にも、盛夏にも、或いは桜の時も
秋の夕焼けにも年間通して傍らにあった
ものが無くなるのは、虚無ではある
でも何れは終えることもあるだろう。

開始の頃は、私もまだ独身で
トウカイテイオーや、メジロマックイーンを見に
淀へ通いまくった。
淀の近くに住みたいがために、京阪香里園へ
移り住んだのもこの頃。

一緒に付き合ってくれていた当時不良学生の
「さいとうくん」とスポニチ見ては「当たらんよな、この人」
「でもコラムは自虐的で面白い」などと
のたもうていた。

ハイライトはH8年春GⅠ複コロ6連勝
検討会が満杯になった。
やがて、のぐちさんという方が
「乗峯栄一非公式ファンのページ」というHPを主宰しているのを知り
縁もゆかりもない、おっさんおばちゃんお姉ちゃんお兄ちゃんが
わらわらと乗峯先生の元へ集まった。

常々言うていることだが、ともすれば炎上ばかりが
伝えられるネット・コミュニケーションで
乱れることなく、楽しくおかしく時には真面目に
のぐちさんのサイトが成せてきたのは
のぐちさんの掲示板訪問客に対する
鷹揚さと、乗峯栄一氏の人格ほかならない
競馬というカテゴリーに拘らず、他のサイトなど見ても
これだけ親密な場所、私には無い。
たまたま先生を筆頭に、大酒呑みばっかりというのも
やりやすかったんだろうけど。

コラム打ち切りで動揺隠し切れない中で
それを告げたレース部長や、アポの電話入れてきた
オサムちゃんを気遣う言葉。
良い時は人間なんぼでも名言が出るが
困ったとき、辛いときに相手を労う文言がなせるかというと
中々出来ない。

ただ、皆に挨拶する時間が三月末くらいまであるなら
出来てたのだけど、という言葉に胸つまった。
先生どこまでも気遣いの人。

紳士的な対応の先生だから、私もスポニチに対しての異議はない。
ただ、長年付き合ってきた歯が抜けて収まりの悪いような
そんな違和感はスポニチ読んだら感じるやろなぁ。
似て非なるものというか。

乗峯栄一非公式ファンとしては、人と人をつないでくれた
先生に感謝しきりです、今後も変わらず宜しくお願いいたします。
今後更なる健筆と健啖を期待して、またパーッと呑みましょう!!

別れの美学

2011-01-20 12:26:15 | 旅行
藤圭子 - 新宿の女


私は学生時代聴いていた歌の影響で
去っていく、別れる時の潔さにこだわる若者やった。
五木寛之のエッセイに憧れ金沢へ行く時は
フォークルの「青年は荒野をめざす」を口ずさみながら。
完璧にスノビズムに酔いしれて
今の私ならこの歌を27年前の私に捧げるやろう。
「バカだな~バカだな~だまされちゃって~~」
以降、ド貧乏の学生時代に突入する。

学生時代、インドへ卒業旅行したとき
あちらでも日本人学生と沢山であって
寝食を共にした。
東京のT美大のにいちゃんは、現地で見つけた
地元民のフンドシにアートを見出し
大量に土産用で買っていた。
(ただ安かったからだけなんやけど)
沖縄のR大のにいちゃんは、女買いに行って
ポンビキのオバハンにヤラれそうになった。

かく言う私も、デリーの競馬場に競馬好きの学生と
行き、直前ストライキ競馬中止の暴動に巻き込まれて
石や牛糞を投げられたり、ストリップ小屋では
カブリツキにメガネを忘れ、以降は半ボケの眼で旅をした。

彼ら(私ら)に共通してたのは、ベタベタと
互いの連絡先など交換しなかった。
二度と会うことはないんでしょうけど
それでよかった。
一生の旅の通過点でのオモロイ人々として
心に残るでよろし。

「他人のまま」でも孤独ではなかったし
怖くもなかった。

昨今は携帯で簡単にアドレス交換出来るので
逆にそんな付き合い、孤独になるほうが難しいのかも
知れないが、さっと去る或いは別れる
楽しい日々を過ごして散会する。
引き際のよさは肝心かと思う。
今でも行きずりに会ったおねえちゃんには
それを望む(アホか)。

楽しい酒の引き際
政治家、権力者の引き際
女(男)との引き際
人生の去り際、引き際
なかなかCoolにいきませんよね。

失うもの(家族)の無かった頃には
全く去る、引くのが惜しくなかったことが
未練がましくなってしまったことに
歳をとったと実感する。
孤独に対して怖れを持ち出したのかもしれない。

しかし人間、何かに固執することがたとえ
醜態と言われようとも、守るためなら
這いずり回る、それも仕方ないことかと
思う、許せるようになった気がする。

あの頃みたいに、暇があって旅行をすることは無いが
心の奥底ではふつふつと、いつかは・・・と旅の夢見る。


逆面接

2011-01-18 13:51:31 | マスコミ
就職難と言いますが、中小或いはベンチャー企業等は
まだまだ人の欲しい会社も多いでしょう。

ところが、ブラック企業パワハラ企業という
厄介な会社もございます。
ネット求人案内でも、変に社員の笑顔を強調する会社
企業イメージのみ語る会社などなど
胡散臭い(失礼)会社も多いですが、
胡散臭いと思われて実はハートのある会社
アピールする場所を欲してる会社
出番が欲しくありませんか?

というわけで、人材を求めている全国の企業お店
大小問わずに社長、店長、人事担当者さん
あなたの会社を語ってください
いいことばかり言ってもらっても困ります
問題点と対策も盛り込んで
逆面接いたします。

人材も来て、会社のイメージアップも増大
(失敗したらイメージダウンですが)
出来ればアクの強い経営者なんか出たら
面白いですね、たまには何でこんなん出てくるねんという
ブラックおやじが出てきたらキャラ立ちますし。

出場したらネットで荒らされる?
そんな心配してる企業はハナから出てこない。
絶対人材が欲しくて、でも恵まれない
そんな全国のええ会社、自営業者、組織に出てもらいます。

会社履歴書→選考→採用→TVで逆面接
本気で質問して、本気で答えていただきます。
ガチです。
面接官には労働法に強い弁護士や大学教授
企業OBにやってもらいましょう
芸能人は入れません、まあ司会くらいでしょう。

一回で5社くらい一斉にやっても良いでしょう。
選ぶのは、就活中の視聴者、あなたです。
デジタルだから、クリックしたら
「他の同業種求人サイト」も見れるようにして。

新卒、中途、地方、農業工業商社マグロ漁師何でもOK
就活の人たちのこだわり(きれいな仕事、都市圏へのこだわり等等)
が、あなた(求人会社)の職場のアピール、魅力、
その職場、土地の良いところや人間力で消されれば
いいですね。

・・・私がTV製作者やったらそんな番組作ってみたい。
また、そんな番組など作らなくて良い社会になって欲しい。

弘兼憲史と島耕作の愚

2011-01-16 17:58:49 | スノッブ
「社長 島耕作」物凄い運によって社長まで上り詰める
弘兼憲史の代表作マンガである。

行きつけのカレー屋に揃ってるので、暇つぶしに読んだが
これのどこが団塊世代に受けているのかが解らん。
いや、出版元やマスコミが勝手に騒いでるだけかもしれないが。

「団塊の世代」は戦後S21~25年位のベビーブームに生まれ、
学生運動を経験してきた世代を言う。(ちょうど60年代安保
安田講堂、あるいは浅間山荘で運動は終結か)

私個人的に言うならば、その前の植木等あたりの昭和1ケタや
無責任世代以上に、無責任なのが団塊の世代と思う。
これは現政治家にも該当する年齢層である、管直人は
もろに昭和21年生まれやし。

弘兼憲史のどこが無責任、都合の良いストーリーかと言うと
作者自身大手家電会社に勤務していた、と言うことで
業界内のネタ、或いは時事を織り交ぜてもしているが
昨今の派遣切りをやっていることには、全く言及していない。
派遣切りをやってる一方で、社長島耕作はエエ女とセックスしまくりである。
下手すると殺されそうな話である、マンガだけどね。
マンガだけど作者は、都合のええ話で金儲けてるんだから
批判しても構わないと思う。
大勢に巻かれて長期連載を惰性で描いているのみだ。

そのくせ中国人労働者に対しては、最善を尽くすような
ストーリーにしている。別段ナショナリズムを振りかざすつもりもないが
日本人労働者のことも触れろよヒロカネ、まさか知らない訳でも
あるまい、そして嫁の柴門ふみもこれはこれで男女の恋愛とか
ばっかり描いて、作品は一時期トレンディドラマ(死語)化
されたりしたが、DINK(共働きの子供なし)を助長させて
少子化に貢献してくださいました。

団塊の世代に戻る、この世代の方々は
高度経済成長期に勤め出し、経済底冷えの昨今に定年を迎える。
団塊以前、団塊以後の社会や環境を考えてみる。
とにかく鉄道、輸送のスピードが上がった
電信・伝達技術も多様化した、衣食住は飽和状態に見た目はなった。
先人の出来ぬことを新たに作り出してきた。
しかし先人のやってきたことを、
後輩・次世代に引き継ぐことはしなかった。
ハードを獲得し、ソフトを喪失させた。

利便性を追求する余り、24時間買えるコンビニは便利だが
それによって仕事する人間は365日24時間、拘束され
元旦に家族揃って食卓で祝うこともない。
核家族化してきた団塊の世代、その子供が親になった今
人を大事にすることを、効率、利便性を求めて
家族、人付き合いを省略してきた団塊が本当に伝えられてるか怪しい。


故郷を捨て、中央に移ったのも団塊の業やないか
スピードはそんなに必要なのか、青森も鹿児島も
過疎化すると憂いてるが、もう遅い。

残された後輩若者には派遣切りや、就職難の冷や水を土産にくれて
有難うだ。

政治家は二世三世のボンボンばかりで打たれ弱いし
コロコロ首相が代わる国の言うこと、外国が信用する訳
ないやろう。普天間はもうどうでもいいねんね、首相代わったから。

高速代を土日だけ安くする感覚。
日本国民全てが土日休みな訳がないやろー
完全に休みなんは公務員と一部優良企業だけやろ
市役所も土日やれ!

子供手当ても、独身者や子供居ない家庭まで巻き込まずに
子供居る家の税金を利用して、還元したらええやん
何の為の国民総背番号制やねん、1件1件国勢調査もして把握してるやろ。
目先変えるだけで喜ぶとでも思ってるのか?
今の政治家は島耕作と代わらんなぁー、あそこまで貪欲に日常セックス
してるかどうかは知らんけど。

生まれた時代のせいにはしないが、戦争を知らずに天寿をまっとう
しそうなの運の良さも、団塊である。
今後日本が有事に絶対突入しない、という保障は何もないのだから。

・・・しかし、漫画の島耕作に腹立ってるのは私だけか?(笑)。




酒池日記

2011-01-14 18:57:17 | 
昨日、一昨日と飲みまくった。
一昨日は我が本拠地・四条大宮でタカノさんと。

その大宮の一角、新宿会館や寛遊園の風情と
十三は似ている
新宿ゴールデン街にも似ている
大森銀座にも似ている
金沢や広島にもある新天地にも似ている。

これら共通しているのは、見場とはおおよそ
程遠い飲み屋街のネーミング。
「新世界」「新天地」「ゴールデン」「銀座、新宿」
近所に住んでるくたびれたおっさんに、
期待と夢を与えてるつもりなのか
仰々しさと、似ても似つかぬ哀愁が酒飲みに滲みる土地名だ。
しかし、祇園みたいに高い賃料と旦那気取りのおっさんが飲むとこより
気張らなく飲めて、地域の密着性も強い。

四条大宮の「都」ママのところでさんざん歌った。
こういう酒は大好きだ、仕事の酒はホンマ
相手とのしょうもない会話でも、アゲアシ取るように
見聞きするヤツが居たりして、好きになれない。
そんな飲みたくないヤツと店とは、100万積まれても飲みに行かん。

要は「打算が全くない」フランクな仲間がいい
私ゃ酒好きではあるが、この能天気な空気が好きなのだ。

久々のカラオケやったので、今まで歌ったことのない
歌をやってみた。
ウイングス「あの娘におせっかい」
このMcCartneyの思想や政治色のない軽薄さが好き。
バンドオンザランも歌いたかったが、キー高すぎ。

おあとは70~80年代のフォークやら歌ったが
今のカラオケは、昔で言うシングル盤の
B面みたいな曲も網羅されていて凄いわ、
いいガス抜きなりました有難うタカノさん。

昨晩は乗峯栄一ファンサイト四人組で十三新年会。
十三これまた私の本拠地だ。
清濁併せ呑んだ、という表現よりも
濁濁呑む込むという言い方が正しいこの街もまた
市井のひとびとに優しい飲み屋が一杯
いつもの立ち飲み「イマナカ酒店」で集合。


前日の酒が昼過ぎまで残ってたものの、夕刻には
元戻る(笑)アル中一歩手前。
元戻るからよ~~飲む、うだうだとビール10杯くらいいってもたかも。

一昨日昨日ともネットで知り合った方々
普段メールや掲示板でコメント入れたりしてるので
何ら会っても違和感ないし。
ただ、いつもの酒がこの二日間はかなりメートル上がったわ
途中から失念(失禁はなかったので安心タイガース)酒池地獄(笑)。

新年の挨拶という言葉を隠れ蓑にして、オーバーペースを反省
できたらいいな、無理か(笑)。
こんな年明けですが、今年もよろしくお願い致します。

ハリボテの外面

2011-01-09 17:13:08 | 文化
バードカフェのおせち問題は、作った側は言い訳ならんけど
「おせちを買う」のが当たり前になってんねんなぁと
つくづく思った。

昔はどんだけ貧しくても、それはそれで各家庭ささやかに
重箱おせちは作ったものやけど、今は忙しいということも
あってか「おせちを売る」のがビジネスなってるもんね。
でもネットで食品を買うのは、気をつけたほうがいい
今回みたいに全っ然違う!というケースは他でもあります。

かく言う私もカニで昔、やられました(笑)
表向きは立派だが、解凍冷凍繰り返しのようで
中身スッカスカ。
怒りの電話&メールでキャンセル返金してもらいましたが
それ以来、知り合いのネット通販以外で食品は買いません。
正月料理も邪魔臭いけど、市場まで自分で足運んでいきます。
その代わり現物見て買うのでハズレなし、です。

ネットなら煩わしい店員の押しもなく
今すぐ現金用意しなくても買えるからラクですが
よくよく考えたら、飛び込み販売先の相手を疑いもせず
買うのと一緒やから恐ろしいことでもある。
いかにも新鮮!漁場から直送、大漁船の写真等など
これらあたりを揃えるだけで商売になりそうで。

「ネット人格」があるように「ネット店格」もある、きっと。
だから順番としては、その人と出会って話を聞いたら
たまたまネットで商売していた、ネットでブログやってた
そういう「人」から入るととっつきやすいのですが
先にネット、後に人と出会うとギャップにビックリする時もある。

攻撃的な文章なのに会えばメッチャ草食っぽい人
緻密な文章なのに会ってみたらイカツイおっさんやった。
男かと思って会ったら女やった。
そんな経験、結構あると思う。


会社のリクルートなんかでも、妙に社員が笑顔の会社とかが
ブラックっぽいし、やたら明るさとか将来性、やり甲斐を
強調する会社もなんだかな。
精神衛生が良ければ人間は誰もが明るくもなり、
楽しく仕事するっちゅーねん、やり甲斐は与えられるものではなく
自らポジティブな気持ちになって初めて感じる。

そういう意味では、本当に良い情報は実は
インターネットでは出てこないんじゃないかな、と最近思う。
私も本当に知られたくない店やサイトは
隠してるし(笑)。

ネットで商売の顔や外面はいくらでも良く
作れます、ただ今回のバードカフェに関しては
神奈川で頑張ってる焼き鳥屋(?)で無名の店ではなかったので
その分、信用を裏切った代償は大きいと思うが。


最後の宵々山コンサート

2011-01-07 20:34:18 | 京都
写真は前回(H21年)の宵々山コンサート
珍しく雨、なかったです。

京都は学生が多い街
その学生が作り、唄ってきたフォークは
やがて東京だけではなく、地方の学生も
唄い、作り、音楽でメシを喰いだしました。
先鞭をつけたのはフォーク・クルセダーズであり
高石ともやであり。

みんな京都から出て行ったけど、高石ともやは残っている。
「モノ作りの街」「職人の街」が彼はとても気に入ったと
以前、何かで語っていたが北海道生まれの彼にしてみれば
北海道には無いこの街の「古さ」が気に入ったのかも
知れません。

1973年に、その高石ともやと永六輔が中心となって
京都は円山公園の端にある野外音楽堂で始まった
宵々山コンサート、私が最初に見たのは1980年だが
その当時は学生らしき人々が、一週間位前から
音楽堂の近くにテントを張って、思い思いに
ギターを弾いたり、ラジオを聴いたりして
開演のその時を待っていた。
「待つ」のも楽しんでいたのである。
待ってる間に聞こえるリハの
今はなき坂庭しょうごさんのテナー・ボイスが懐かしき。


ゲスト陣の方々、もう居ない方が多いのも長きに渡って
開催してきた証拠。
渥美清、坂本九、赤塚不二夫、ミヤコ蝶々、淀川長治・・・
祭りとは、実りに感謝するものや疫病を追い払うもの
あるが、亡き人を思い偲ぶ性質の祭りもある。

この7月中旬の京都は、梅雨の終いで夕立が激しい上に
野外コンサートなので、ズブ濡れになることもしばしば。
また、昼3時あたりに開場するので炎天下この上ない
だけど観客もステージに立つ人もおかまいなし、
むしろ楽しんでいるようだ。

炎天下もやがて夕闇に、夕闇が漆黒の静寂に。
円山の森に宵々山コンサートが帰ってくる今夏
そして、最後。

今年の夏は学生の頃に戻って、いい思い出を作りましょう
待ち遠しい。

正月休み

2011-01-04 09:40:17 | 京都
雪は収まったが、凍結状態の広沢の池。
アイスバーンの為、愛宕山登山は中止!

1/2~3日と休みをとった。
昨年、連休したことが無かったので二年ぶりの連休だ。
何しよう?初日は家族が実家(といっても市内だが)
帰ってたので朝から愛宕山目指して走る、が
大晦日からの雪が凍結しており、ちょっと登るには
キャラバンシューズなど生易しい足元では不可と判断
今回は断念。

仕方がないので、二日の朝から開いている初風呂へ行く。


近所の「白山湯」は正月でなくても、毎週日曜日は朝風呂やってるが
初風呂に来るのは初めて。
愛宕さんの麓まで行って冷え切ってたので、熱い湯に入ると
解凍された感じ、いきなり温めたのでシモヤケみたいに
体がかゆくなった。

一時間ほど銭湯の世話になり、ウチ帰って年末買い込んだカニを捌き
カニ身、ミソを鍋用、丼用に分けるだけで部屋中カニ臭漂ったので
窓を開けファブリーズを撒いて消臭する。

カニ片付けてやっと落ち着き、雑煮を作って
熱燗傾けながら、年賀状を読んだり
書いたりしながら箱根駅伝を見る。

1人気楽な正月休みもまもなく終わり、昼過ぎには
家族が帰ってきて、いつものワー!ギャー!!だ・・・

翌日、初詣は伏見稲荷へ。
まだ暗いうちに行く。


ここは別段、有名やからとか参拝客が多いから行くのではなく
たまたま「行きやすい」から行ってるのである。
ウチからJRで180円20分、稲荷駅下りるとまん前なので。

今年も「大吉」やった、二年続けて大吉は記憶に無い。
「失くし物 戻る」「勝負事 勝つ」
・・・信ずるとしよう。


破魔矢を授かって、ウチへ帰り晩御飯の仕込み(おでん)
してから伏見の実家へ次男つれて挨拶に行く。
昼過ぎに帰る予定が寝てしまい、夕方になる
帰りしな、今度は次男が爆睡状態に突入
この男は重たいので、荷物抱えてると大変辛いし
子供はよっぽどのことが無い限り起きない。

わずか二日だけやけども、五日分くらいの仕事しました。
仕事始めになって、少しホッとしたりして(笑)
休みが多いのが体力を戻すというのは嘘
休みがない私にとっては、かえって労力が増す。

といって、家族と接する時間が無いのを反省もする
正月の時間でもありました。