四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

冬のおたのしみ

2012-11-29 11:30:26 | 

いつも一寸一杯で立ち寄る、壬生川花屋町にある「たこ松」さん
聖護院大根が手に入る時季だけオデンをする。
例年は11月第二週ぐらいからなのだが、今年は遅れて
今週から開幕した。

大根、厚揚げ、糸コン、玉子
いつも最初はこれを頼むと常連のおっちゃんは
「シロウトやな」とほくそ笑む。
ええねん、子供やさかいに!と言い返す。
そんな雑談しながら暖を取る
練炭で保温してるので、店に柔らかい練炭の匂いがする
昔、国鉄の駅とかにあった練炭ストーブを思い出す。
(尚、たこ松は築100年以上なのでスキマがそこここにあり
決して練炭中毒にはなりませんのよ)
ガイドブックにも、食べログにも載らない
島原の、近所のおっちゃんおばちゃんしか来ない
時間止まったような空間です。

島原蛸松
京都市下京区 壬生川花屋町上る東側 島原会館向かい
075-341-7050



今年最後の遠足

2012-11-26 13:30:44 | 人間
昨日は、恐らく今年最後の次男連れての遠足。
大津は石山寺へ向かった。
昔は京阪、京都三条から大津まで繋がってたが
地下鉄が山科まで開通してからは、一社線では行けません。
JR石山駅から京阪に乗り換え石山寺まで。

なぜ石山寺かと言うと、京都市内はどこも大混雑で
ここは紅葉時でも京都のような雑踏はありません。

もうどこにでも「ゆるキャラ」居ます、このお方は
「おおつ光ルくん」。源氏物語に由来する石山寺のキャラです。

境内はもう、紅葉の錦でございました
天気もよく、少し肌寒い中で益々紅が深くなってます。

やっぱり、ここまで来ると京都のように人だかりはありません
ゆっくり歩いて紅葉散策が出来ます
子供はどうして歩けないのか・・・

境内横の庭に落ちている紅葉を踏むと気持ちよい
土や枯葉は足に優しくもあり、去る秋を感じる。

土産は般若心経を買った、できれば暗記で唱えれたらいいな
心の平安はいつになることやら、であるが。
秋の1日を染み込ませて帰路、土産屋に立ち寄ると
何故かアンパンマンやミニカーがある。
それはこのような駄々コネを誘導するに他ならない
気のエエじいちゃん、ばあちゃんは恐らく負けるだろうが
私は負けない(笑)。
でも、私も小さい時はこんなんやったんですけどね・・・

たまには木屋町

2012-11-24 13:09:46 | 
いつも行く島原・たこ松(来週よりオデン開始)の常連さんは様々。
お坊さん、社長、仏具職人etc・・・なぜか若い娘さんも来る。
何故だ?平均年齢65歳のオッサンばっかりの店のどこがええのか(笑)
そんなお客さんの1人でもある染色家のTさん(やっぱり70歳代)
に誘われて木屋町へ行った。

私は向こうで飲むときは、ほとんど祇園やったので木屋町は
ホンマ久しぶり。

一軒目のバー・京楽さんは美人のお姉さんが切り盛りしてる店
芸大出身らしく、客もアート関係の人が多かった。
相方の子は俳優志望らしく、みんなから
「どんなAV作品に出てるの?」とお約束の質問を喰らっていた。

Tさんは映画・音楽・車に詳しく、着物だけではない
サブカルに貪欲な方である。
最近はビヨンセがお気に入りらしい(ドリームガールズは3回行ったらしい)
そもそも私と共通したのは、宮下順子の日活ロマンポルノ映画の話だった。
しゃべってコンシェルでスマホに向かって「団地妻!団地妻!」
と宮下順子作品をつぶやき検索するサマには
失笑を禁じえなかったが。わははは。
面白い方ではある。

アホな話をしてると、奥のお兄さんがピアノに向かって弾きだした
「ピアノ生演奏の方?」「ううん、お客さんで来ていてここのピアノが
気に入って、来たら弾いて帰るの」
茶色の小瓶以外失念したが、こういうBGMはツマミが要らなくなるね。


京楽さんを後にして2軒目(Tさんてば元気)八文字屋へ。
ここのマスター、甲斐扶佐義さんは写真家であり
「ほんやら洞」のオーナーでもある。
暗い店内に雑然と積み上げられてる書物にLPレコード
かかってる曲はショーケン、ええなあ。
20代の頃は金沢でも京都でも貪欲にバーを探し、飲み歩いたもんですが
最近とんと忘れていた怪しの世界だ(笑)

「Tさん、ええ趣味したはりますね~~」
「いや、僕は店どうでもええねん、女の子が可愛いから」
なんや、看板娘のサキちゃん目当てかい(笑)
サキちゃんはボーイッシュで、確かに可愛いなしかし。

帰ったら2時やった・・・まあたまにはいいか。
いくつになっても好奇心旺盛なTさんでした!

泣く子と地頭

2012-11-22 13:22:05 | 人間


さかもと未明が飛行機内で泣く子供にブチ切れて、航空会社に
クレームをつけた件で炎上しとるらしい。
さかもと未明自体がその程度の人間なんだろと思うので
同情もしないが、そのケースバイケースで気も悪くする
こともあるだろう。

お母さんが周りに「スイマセン、スイマセン」という風ならば
「飛行機乗らなあかんで大変やね」といった空気にもなろうが
さも当たり前で、子供泣いても知らん顔みたいな態度だと
「ちっとは周りに気遣え!」ということになる。


これは子供を持つ親としたら、飛行機に乗らざるをえん状況でなければ
極力飛行機を使わないに、こしたことはないのである。
沖縄の親戚に行くとかなら、それしか手段がないので
飛行機に乗るが、大人でも狭い機内
赤ん坊子供はしんどいやろうし。

移動手段は自家用車でなければ、なかなかうまくいかない。
乗る時間間際まで子供がモタモタして、親が激怒してるのも
よく見るが、計算どおりにコト進まぬのが子供との旅。
それも織り込み済みで、インド時間間隔でないと
移動は出来ない。
1本遅れてもかまへんよ、ぼちぼち行けばいい。

公共の交通機関で子供と一緒の時は、私は低姿勢になる
なぜなら子供は料金取られてないし、満員になってくると
ヒザの上に乗せるか、立たせる
しんどがったら途中下車をする。
そんなん見てて「ボク、ここ座り」と譲ってくれるのが
何故か大概じーちゃん、ばーちゃんだ
あんたらが座っとき!(笑)


親を見ててかなわんなぁ、という光景はイヤと言うほど見る。
座席で外の風景見てるのに、靴を脱がせないのはしょっちゅう
中には親子二人やのに、隣の席にリュックをポーンと置いて
二人分を占領してたりもする。

道を歩いてても乳母車、並んで歩道に広がってる親など
見ると「子供連れだから、社会的弱者だから許せるのよ」
みたいに訴えてるようで不快になる。

シルバーシートの絵を見ると高齢者、妊婦、障がい者そして
子連れを優先するように書かれてるが、子を持つ親が
勘違いしたらあかんのは「子供と一緒やから多少のことは
目をつぶってよ」風な行動態度は子供にも良くない。

要は、子連れ甘えるな!気を遣え、愚図りそうやったら
一旦駅を降りてでも気分転換させろ(飛行機じゃムリ)
許容な大人ばかりやと思うほうが大間違いである。
中には体調悪くて車内の少しの時間でも寝てたい人も
居るかもしれない。
子供抱えてるこちらのハンディキャップだけを堂々と主張して
公共のひとびとに何ら気遣い無いのであれば、バスも電車も
乗れないが、JRやバスなんかでも親子連れについての
マナー注意喚起は弱いように思う。

それは、親と居ると子供の安全を守ってるし叱りもするであろう
という公共機関側の願望に他ならない。
他人を叱れないどころか、自分の子供すら叱らない親、多すぎ。

嵐山大渋滞

2012-11-19 11:52:34 | 人間

紅葉のピークは来週ぐらいでしょうが、昨日も
結構色づいてました。

四条大宮から嵐電で20分ちょい、嵐山へ。
いつも次男と二人だが、昨日は兄ちゃんも来てくれた
アニキはブツブツ文句を言いながらも、よく弟を見てくれて
くれました。

周囲を歩いている観光客は、中国人が多かった。
日中の摩擦の影響で中国からの観光客減、と聞いてたが
さすが天下の観光地ですな。

楽しみにしていたボートは前日の雨で、水かさが上って中止やった
がっくし。
仕方がないので、岩田山へサルを見に行くが、お父ちゃんはまだ
骨折明けで山は登れんので、兄弟二人に行ってもらう。
山から下りるとアニキは「勝手に先、さき行きやがって!」
とご立腹、いつも一緒に居てるお父ちゃんの大変さ判ったか(笑)?

渡月橋はまるで、原宿の参道を歩いてるかのような大渋滞。
皆が止まって写真を撮るからで、ここで「早よ行け!」などと
言うのは野暮で、ゆっくり歩いて嵐電嵐山駅まで歩く。
アニキは疲れた様子で「もう二度とコイツとは歩かん!!」
などと言ってたが、なかなか世話してたやん
頼りにしてるよ、兄ちゃん!



青春18きっぷの旅 

2012-11-15 12:07:13 | 旅行
旅 ーワンカップ大関ー ザ・ナターシャー・セブン


これを買う時フルネームで「青春18きっぷください」
と50前のおっさんが言うのは、エロDVDでも買うときに
わざわざタイトル「未亡人下宿 松茸狩り」と言うぐらい恥かしい。
エロDVDはタイトル言わんでも、そっと出せばええだけだが
切符はそういう訳にはいかない。
したがって(何がしたがってか判らんが)省略して
「18きっぷください」と窓口で言う。

春になったら、長男と一日で行けるとこまで行こうと約束した。
私はこれを使って2日で平泉(岩手県)まで行ったことがある
1日で最長は東は東京、西は下関まで行った
関西から東北は鈍行でも2日で行けるのだ。

最近は時間(休み)が無いので、こんな鈍行の旅のほうが
贅沢だ、寝るもよし本読むのもよし缶ビールこれまたヨシ!
車窓は京都を出て伊吹山、木曽川の鉄橋、浜名湖と
なかなか風光明媚だ。
富士山もゆっくり走ってるので、たっぷり見れる
疲れたら座席指定を取って熱海から東京まで快速に乗ってもいい。
関西でも指定で乗れる「びわこライナー」があったのに
いつの間にか消えた。

それまでには少し減量しなくては(笑)
エコノミー症候群が出てもおかしくない体重80kg台。


名マイラー

2012-11-09 14:43:38 | 競馬
平成になる前までは、距離体系や牡雌に応じた大レースなどなく
「八大レース、以上」だった。
いわゆる春秋の天皇賞、有馬記念、三歳牡馬三冠、雌馬二冠(桜花賞、オークス)
それ以外はG1とかG2の格付けもなく(宝塚記念でさえ軽視されていた)
ステップ扱いだったのだ、更に天皇賞は一回勝ったら次は出れなかったので
古馬は有馬記念しか大きいレースはなかったのだ。

そんな訳やから、どんなレース(1200でも3200でも)にも出て
メインレースの常連馬が居た。
昭和50年代ならさっと思い出して、バンブトンコート、ロングホーク
ヤマニンバリメラ、メジロファントム、キシュウローレルなどなど
今列記した馬あたりは現在で言うところのG1が取れてないか
勝って1つぐらいである。
ロングホークは雨の天皇賞、逃げるエリモジョージと鼻の差負けである。
タケクニさん悔しくて寝れなかったやろなぁ。

バンブトンコートは、1600mあたりのレースでは強く
2000を越えるとコテンパンにやられてる馬だった記憶があったので
調べてみた。
やっぱり阪神3歳Sとかマイラーズカップとかは勝ってて、2000越えは
さっぱりやったようだ。

あと、あまりにも有名すぎる名前だがトウショウボーイはマイルから
2000mの馬やった。
ライバルであるテンポイントに先行かれたレース(菊花賞、有馬)は
3200と2500、それでも前年の有馬ではテンポイントに勝ってるので
距離は持つと勘違いしがちやけど、何故か有馬はマイラー勝つのよね。
有名どころでは、ダイユウサク(笑)
メジャーなところではオグリキャップ。

距離体系が確立して、1600の馬が3200のレースにはなかなか出ない
時代ですがその分レベルが拮抗して、それはそれで面白いとは思う。
ナリタブライアンが1200の宮記念に出た時は・・・
あれはテキ(調教師)が変人やからしゃーないなぁといったところで
勝負になる、といったワクワク感はなかった。

でも今になって距離適性で明らかに消し!の馬を買っていたことを
思うと、どんな時代に生まれても私は馬券下手なんやということだけは
断言出来る!!
最初の頃サクラバクシンオー産駒でマイルは?と疑問視されていた
グランプリボス、今回は人気になるでしょうが応援します。
親父がノースフライトとつばぜり合いになった淀1600
息子が獲ったれ~

感謝

2012-11-04 12:31:19 | 人間
感謝/ザ・フォーク・クルセダーズ


昨日、高校時代の恩師で去年の秋に他界された竹村茂先生
偲ぶ会に参加させていただいた。
この歳なると一年が早い、亡くなられた一報を聞いた時は
かなりのショックを受けた。
ご同席された教え子の方、先生の同僚・先輩諸氏も同じ
思いだったろう。

先生の高校時代からの友人・笑福亭鶴瓶ちゃんも参加予定だったが
東北復興の落語会かなんかが入って、残念ながら献花のみで
ございました。

歓談の中、先生が学生時代から校長まで活動してきた
思い出をスライドで流していた。
一枚一枚、娘さんがコメントを付け加えていた。
10年ぐらい前だろうか、先生と会った時は現場ではなく
大阪府庁の職員やった。
その頃も先生は教育現場に戻るのがえ~よ~と
おっしゃっていた。
後で聞いたらちょっと落ち込んでいた時期らしい。

その頃もスライド写真であった、で、先生は当時のことを
手帳に「府庁にかつての教え子が遊びに来た 感謝」
と書き込んでいたらしい・・・

席、外して泣いてしまった。
こっちのほうがなんぼほど感謝か!
その後、先生は現場に戻り校長職に就いた。
娘さん曰く、校長なってからも生徒を羽交い絞めにしたりして
周りの先生から止めに入られたり、とこの人
ち~~~っとも丸くならんかったのだ(笑)。

先生とそっくりのお孫さんも来てました。
30数年振りくらいに当時の仲間とも会いました。
今日の日に感謝して、また会いましょう!
来れなかった方はまた次回に・・・