エボニー＆アイボリー

ビートルズから現役で引っ張ってきたポール・マッカートニー

かたやモータウンの顔役スティービー・ワンダー

このデュエットが実現する（した）話は30数年前、私が高校の時でした。
それは落ち目の歌手同士で過去の名声でやるそれとは違い
大ニュースでした。

まだ60～70年代のグループも元気で
ストーンズも『刺青の男』を出したり、
シカゴやスティーリー・ダン、ロクシーミュージックも新作出してました。

その中でポールとスティービーの『エボニー＆アイボリー』は強烈なインパクトでした。

今更人種云々とは言わないが、いつもブラック音楽を意識していた垣根と思われてたものが易々と越えたような感じ。

当時ブラック音楽とか、ブラックアイドソウルとか言われてた時代
白人が実はあこがれていたモータウン
それを見栄張らずに共演実現したポールは、えらいと言うより嬉しかった。

フットワークの軽さゆえ低い評価のマッカートニーですが、ロック、ポップスを簡単に教えてくれた最大の貢献者でしょう。

ともすればアナーキーになりがちなロック
（どうせお前にはわかりゃあしないよ）
みたいなスタンスを皆がわかるようにした第一人者です。

また見たいなあ…

ふさぎの虫

トスカ
ロシア語で愁う、ふさぎの虫といったとこか。

人には皆、ふさぎの虫が潜んでいて
咬まれたら鬱鬱となる。

しんどいな、つらいな、寝れんなあ…
それでも自分が大好きでいて欲しい。

いつか咬まれた後も癒えます。

そう言い続けてきた私が咬まれた（笑）
旅をしても帰らなければならない
祭にも終わりがある。
酒も醒める。

こんな時は…
寝るに限る。
不眠症の方は、都合よい空想してください。
宝くじ当たった！
馬券が当たった！
別れた人が戻った！

何でも良いから嬉しい空想してたら、勝手に寝てるのが私。
起きた時虚しい？
いやいや、睡眠薬使うよりは健康的です。

五月病（トスカ）に咬まれても、いつか癒えるさ。
これも日にち薬やね。

日記

死んだ親父が付けていた、昭和24～27年あたりの日記があった。

それは生前親父が見せていた部分で覚えていて、細かい概略は覚えてなかった。

親父を焼くとき、日記も添えた。

日記は自省もあるし、自省ならは恥ずかしいこともあるし。

今こうやってブログを書くことはどうなんやろう。

昔の人は孤独を楽しむ、といえば語弊があるが静かな時間を過ごしていた。

まさに蛍雪である。

死んでブログが残るほど残酷なことはない。

焼き捨てることが出来ないし。

落語

先日、行きつけの「たこ松」客のお坊さんが鬼籍に行った。

ウチら平安高校の近くで、当日甲子園へ応援行ってる連中に連絡が入って、そのままお通夜に向かった人がが多かったらしい。
「今、甲子園からバスやけど」
「かまへん、かまへん着の身着で焼香したって」

でも平安勝って脳天気なオヤジはバスでさんざんビール呑んで。

いざ焼香
「あれ？焼香右やったっけ？左やったっけ？」
案の定、灰に手を突っ込んでアッチッチでございます。

更に、亡きお顔を拝見して「もっとドーラン塗ってあげな！死んどるみたいやんけ～」

…こういうジジイが居るから湿っぽい席が救われるんです。

落語みたいで、笑いながら泣いたよ。

どうぞ、あの世でも楽しく…
合掌。

ドブ川

大阪～奈良に流れる大和川の水質が良くなった記事があった。

戦後から昭和40年代は産業の時代で
その反動で公害も凄かった。
水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそく、光化学スモッグ…

工業地帯の環境も悪しく、戦前は海水浴場やった大和川河口近くの浜寺もコンクリートに固められている。

九州の言葉に「肥後迷惑」というのがある。
何のことか？実は対岸の雲仙天草の火山で肥後熊本が被害に遭ったことを指す。

今、中国の大気汚染が日本に被るとしたら、この「肥後迷惑」に似てるが自然災害でも無いのでホントに迷惑。

日本の排ガス規制は昭和50年代に開始しているが、向こうで開始するにはまだまだ。

そう思うと中国でも公害訴訟はこれから多くなるかもしれない、40年前の日本と同じ轍を踏まぬと誰が言い切れるか。

中国が公害で苦労するならば、日本が失敗したことをアドバイスすることも必要になるかもしれない。
聞く耳あるかどうかは別として、失敗しながら日本も今があるのだから。

おにいちゃん

子供の頃
40年以上前やろうか？
私は四畳半と六畳、台所風呂なしの「文化住宅」に家族５人で住んでいた。

沖縄から出てきて、母親はドルと円がわからず苦労したらしい。
その「文化住宅」はやはり九州や地方から出てきた方が多いらしく、皆豊かでは無いが普通に米の貸し借りをやって仲良くしてたようだ。

ある日学校から帰って１人でボールを壁に当てて遊んでたら、作業着姿の人が来てボク、一緒にキャッチボールしようと相手をしてくれた。

その人も徳島から出てきて、大阪で就職したそうで近所のアパートで住んでいた。

その方は鍵っ子の私をたいそう相手にしてくれ、釣りをしたり銭湯行ったり、甲子園へ連れて行ってくれた。

やがて、その方は可愛いお嫁さんを貰って引っ越しして行った。

いつものように、そのお兄ちゃんのアパートへ遊びに行ったら知らない人が住んでいたのだ。

私は、遊んでくれる人を失ってワンワン泣いた。

何も無かったけど、他人を大事にしていた時代やったと思う。

はたして私は「お兄ちゃん」になれたんでしょうかねえ。

森田厩舎

本日の阪神競馬6、7、12レースに新規開業、栗東・森田直行厩舎の馬が走る。
縁をいただいて森田厩舎を応援している私としては、いかずばなるまい。

15年前に栗東トレセンで商売しだしてから、いろんな方と会ったり別れたり
私の人生に於いてもいろんなことがありました。
勝った負けたで馬券に血道を上げるのも大好きやけど
ここで馬が勝った負けたの話をしたことは無い。
人と人の間に馬が居ると、その時代その時代の物語がある。

強い馬はもちろん、ゲート出の悪い馬、すぐ噛みつく馬（笑）
それでも皆、愛情を持って馬と接する話はいつ聞いても飽くことが無い。

厩務員から調教師になられた森田さんも、いろんなことがありました。
二人で酒飲んで、笑い話も涙話もありました。
きっと思いは報われる

今日は、いいレース、無事に走ってくるレースを見に行きます。

阪神6R
レーヴドプランス　　幸騎手

阪神7R
デアリングプライド　浜中騎手
現在1番人気

阪神12R
ライブリシーラ　　　松田騎手

サクラサケ！