四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

野性であること

2011-07-29 18:50:11 | 
猫は身体を舐めて、皮膚病にならんようにしている
で、舐めて胃に毛玉が入ってくると草を喰って吐き出す。
おかげで猫を飼っていたころは、あちらこちらに吐しゃ物があって
辟易したが、これは猫の本能で健康状態を保つ行為なので
決して叱ってはいけない。

ヒトはと言うと、金銭を得るために「無理」をする。
笑いたくないときでも笑うときもあるだろう
あまりのやってられなさで痛飲するときもあるだろう。
その結果、体調を立て直す機会を逸しダウンしてしまう。
土日規則正しく休むより、休みたい時に休むのが正解
寝たいときに寝るのが正解。
「昼から会議ですが」
「私は4時まで寝てます」
こんなヤツはクビだろうが、生理的には
これほど健康的なことはない。

休みたい時に休めない人間は
野性の勘も見失ってるのか、抵抗力が低下している。
昔はエアコンもない、パワステでもない重いハンドルを握って
運転していたが、今どちらもなかったら運転手は3日で辞めるだろう
いや初日で辞めるか?

学生の頃、部活されてた方(40代後半)はご存知でしょうが
当時は「水、飲むな!!」であった。
グラウンド10周目過ぎたら喉の奥から血の匂いがしてきた(笑)。
顔面は乾いて汗が白くくっついて。
ジャージも半袖はケガするから長袖でランパスしてた。
終わった後はひっくり返した蛇口から、カルキ臭い水を腹一杯飲む
今の親なら大激怒なんやろうな~~、でもその頃はスポーツ医学なんて
確立されてなかったんやろうね。

だから今でもスポーツ選手(女子)に爽やかさなどは微塵も思わない
汗臭い部活やから、どうせわしらと同じ野性の匂いするんやろうと
思うと、どうも色気がおこらない。
※汗臭い状況でヘンなこと起こす気にもならないが
まれに好きなヤツも居ましたが、わはは。

あの頃の無駄な体力が羨ましく思う四十路の盛夏。

Long Hot July

2011-07-27 13:07:00 | 京都
長く熱かった七月も最終週
おさらい。

7月2日 最後の宵々山コンサート京都駅前からスタート
 10日 最後の最後  円山音楽堂にて

関西フォーク、と言うより京都をホームグラウンドとして
活躍していた高石ともやさんと、永六輔氏が
「若者の祇園祭」をと始めたのが昭和48年
中断も挟みましたが、30回目で締めくくり

39年間は凄い。
入社したてのサラリーマンが定年退職するまで
続いたのだから、中には自分の人生を
思い起こしてきた方も居るでしょう。
最後の今回は、20何年振りに見に来ましたという方も
周りに多かった。
全国から来られていて、私がお会いした方は
一週間京都泊まりこみで来られた香川県のIさん
東京のKさん、お疲れ様でした~
当時学生、今は孫も居るという方ともお話した。


個人的の話としては、労働裁判終了
逆転勝ちでしたが、周りの方々の応援が
身に沁みました。
数年振りで心に青空という心境。
その反動か、翌日からめまいを覚え
一週間ほどダウン。

休んでいる時に入ってくる情報は、どうしても
原発関連のことばかり。
牛ばっかり言ってるけど、豚は?鶏は?野菜は?
いたずらな風評被害は削除して、本当の現実が知りたい。
そして周囲の住民の方にはどういう報告が
なされてるのか、時間が経つと「まだ言ってる」
みたいな「人の噂も75日」は、今回ばかりは通用しない。
未経験のことばかりなので、確かな情報を今後も得ていきたい。

23日 乗峯栄一先生を囲んで、吉例となったビアホール夏の飲み会
先生いつも有難うございます、昨年ここで会って以来の
皆さんも居られました、一年一年生きていくのも大変やけど
明るく楽しくやりましょう~

さて来月は試験の月
建設的に前進するのだ。
皆さん良い月になりますように!


戦後

2011-07-23 17:29:03 | 
戦前は天皇を現人神と教えられ
将来を嘱望された若者が
軍靴と共にアジア中へ飛び立ち、消えていった。
末期、兵站(食糧)も充分確保出来ぬままインド(インパール)
まで兵力を動かしたのは暴挙としか言いようが無い。

戦後、アメリカによって民主主義教育がなされ
戦前の教えは全く却下された。
天皇を守ったとして忠君として崇められた楠木正成が
見向きもされなくなったように。

デモクラシーの中、戦前教育で厳しく子供に接してきた
大人を子供は信用しなくなり、大人の信用は失墜した。
やがて朝鮮動乱により景気は向上し
アメリカ文化のTVや番組が次々流されて
「奥様は魔女」に出てくる電化製品を欲するようになり
「白モノ家電」が必須となっていく。
そんなアメリカ文化に乗っかって原発も日本で、と
相成ったわけだ。

今、原発に関して言えば戦後のそういう状況にないか。
大人の言うことを信用出来ないのである
(当然、私も大人なので責任はある)
いつ収束を迎えるかも判らぬ状況で、子供たちに
どう責任ある言動行動を取れるのか。

永久安全なシステムなぞ、この世のもので無いのである。
いつかは滅びる中で、人為的に「滅び」を進めてよいものか。
文化を進めていくというベクトルの向きを変えてもいいではないか。
GNPが中国や韓国やインドより劣ってもいいではないか。

今は21世紀の産業革命が、実は問われているのではないか
他国では思いつかない発想を駆使して、日本流の
産業・政治改革が必要になってきたのでしょう。
もう政治家も「地盤看板カバン」に固執してたら
おいてけぼり食らうかもよ。
是非、次世代が安心して使える国土を残さねば。
お金残さなくても地球を残そう。
安全なら、何とかして喰って行けるで。


プロ野球前半戦総括じゃ(仙)

2011-07-20 17:48:31 | 野球
おう、ワシや(仙)じゃ。
仙台行った途端に大変なことになってしもたが
皆元気にやっとる、やっとるどころか
岩村は牛タンの喰いすぎで腰が回らんようになっとる。絞れ
山崎は相変わらずワシに反抗的やが、打ってる間は優しゅうするよ。
しかし、打てんようになったら・・・ワシはいつでもおくりびとなったるで。

・・・まあ、我がチームは置いといて前半戦総括や。恫喝違うで。

パ・リーグはしかしなぁ、三位争いが激烈というのは寂しい限りやが
順位どうこうより、選手を見に来てくれ。
ええ若手も多いで。楽天塩見、ロッテ伊志嶺、西武牧田・・・
若手を先物チェックするのが通の野球人や。

それとセと違ってエースと強打者がはっきりしとるわの。
昔から阪急・長池や山田、近鉄・土井や鈴木、ロッテ・有藤や村田
南海・野村や山内、西武・田淵東尾、日ハム・柏原・・
今はオリックスTおかだ金子、日ハム中田ダルビッシュ、西武中村、涌井
ソフトバンク松田、杉内 ロッテ唐川、井口 楽天マー君、山崎か?
昔も今も豪快さが売り物やしの~、見に行くならパやで
花火見れるで。おう山崎帰ってきたんやから頼むで。

セ・リーグは飛ばんボールの影響か知らんが打てんなあしかし。
西武の中村やオリックスのTおかだ見てみい、あんまり考えんような
打者はバカスカホームラン打っとる。
セ・リーグの打者は真面目というか考えすぎなんやなぁ
小笠原すら巨人に行ってから、セリーグのカラーになってしもたがな。

ワシが前居た阪神?これはあれよ、入れ替え時期に来とるな。
優勝した頃は(過去自慢)大きいの打てるのは3番4番だけで
あとはつなぎの打線やったが、去年打ちすぎた反動で
まだ一発打てると勘違いしてた前半戦やな、完封負け多すぎる。
しかし最近は少し修正してきたんと違うか?投手がバテる
夏場は打つで。って、こっちの投手もバテとるがな、わははは。

それより心配は巨人やの、大きいのがなかったら投手楽やもん。
広島に(失礼)3タテはショックやったやろう。
ナベツネさんもさぞおかんむりやろうが、政治みたいに
簡単にトップのクビを替えることだけは止めてほし~~の。
原監督になってから、自前の選手を伸ばしてきとるから
過渡期と思って辛抱しどきや。

ヤクルトはの、セ・リーグで唯一良い意味でパ・リーグに近い
チームや。投手が伸び伸び投げとる、打者もうるさいこと
言われとらんのやろ、外人さんがバカスカ打ちよるの~
こういうチームは乗ったら強い、乗らんかったらBクラス。
あのノムさんでも優勝と4位の往復ビンタやったしの。

まあ一休みでオールスター楽しんでくれ
仙台での試合見たってくれよ、ウチのマー君と
ハンカチ君との投げあい、まだ実力差はあるが
それもお祭りと思って楽しんでみてくれよ。

似非仙一でした。

裁判、逆転勝ち

2011-07-18 12:34:49 | 裁判
裁判準備からかれこれ4年
高裁の裁判官が相手側弁護士に和解(認める)を命じ
最後まで抵抗していた相手側が和解に応じました。

元々ゼニカネでなく、相手の非人情
不誠実、二枚舌に怒って始めた裁判
準備不足、資料不足、決め手不足
数々の失敗で第一審を落としながらも
最後まで諦めなかった弁護士先生や
周りの大応援団に後押しされて
結審までたどり着きました。

終わった途端、めまいでダウン
物凄い体力を要します、裁判は。
出来たら関わりたくないという争議ごと。
自分が直面してよくわかったことは
「裁判」を忌み嫌う国、社会であること
周囲が皆、私が裁判するのを止めたが
人間これだけは許せない!ということに
ハイそうですかとはいかない。

しかし図面通りにコトなど進まない
一緒に盛り上がってても、いざ裁判突入すると
連絡が取れなくなった同僚(笑)や
虚偽が横行しても証拠がないと
言ったもん勝ちであることや。

そりゃそうだろう、全部本当のこと言うと
負けやから「無理を通せば道理が引っ込む」
のも相手とすれば必死に作ってくる。
気の弱い人なら、いたく傷つく中傷も言われる
(こっちも言うけどね)
泥沼模様にもめげない根性も必要。

それら全てが勉強になりました。
今度は他の裁判、傍聴しようかな
自分のはしんどかったわぁ。

まずは、私側の応援団やった皆様へ
感謝、そして今後はこのような辛い思いを
職場で受けている方へアドバイスできるような
常に弱者の味方であるべくスタンスを
取り続けて行きたいと思う。


ネット人格

2011-07-15 18:26:36 | スノッブ

絵 解説
こんにちわん ありがとウサギ・・・の歌の動物の後
今日も晴れ、暑かった 立ち飲みで酒 ビール オデン
子供ら祇園祭に出てる間に お土産でスイカでも買って
こっそり帰ったら もう皆寝てて お母ちゃんが角出して怒ってた
おかあちゃん 今日も堪忍

絵文字が苦手だ。
おっさんで使う人が居るが、なんか身の丈に合わんおっさんが
使うと援交好きなんかなぁ、この人?みたいな疑念を抱く。
(意外としっくりしてるおっさんも居るんですよ、個人差ですが)

多分私は、書いていることと実際会って喋るのとで
変わりはないと思ってるが、凄いギャップの人と出くわす時もある。
知り合いは会うとすんごい大人しいのに、メールで返ってくる文章は
「貴様」「俺」「しばくぞ」実際はガリガリのMrオクレより
少し背があるような、そんなタイプなのだが。

掲示板など見ると、攻撃的な文章を書いている人が居るが
匿名性はあって無いモノだという認識に立てば
あまりムチャクチャ書かないほうがいい、というより
自分で虚しくならんのかなぁ。

そういう意味で言えばネット文化が円熟するには
まだ時間がかかるのかも知れない、要は使い手側のマナー。
挑発的な文章を書いても構わないが、そこには
理論武装が必要であるし、私には出来ないなぁ。
結局ネタに詰まれば、エログロ話に終わってしまう。

有名人を知っているというおっさんのHPを見たことがある
これがまた凄い、というよりよくも削除依頼来なかったなと
思うぐらい「有名人が友達」のオンパレードやった。
普通のおっさんである。真偽はともあれ
そういうことをひけらかすとかより、まずは「だからあんたは何?」という
問いかけに答えられるようには、しておきたい。
自分の立ち位置を持っていれば、書いている間に
矛盾はおきない。

それさえズレてなければ、初対面でも旧来の友人のように
楽しく過ごせる時間を共有できるのよね。
まあ、要は裏・表・嘘が無いのが一番
(ホラ・ハッタリ・下ネタは可愛げがあるのなら許す)
それはネットでも普段付き合いでも一緒。

第30回 最後の宵々山コンサート

2011-07-11 12:19:59 | 京都イベント


待ちの合間に円山公園 公園の緑と東山の借景が見事です。

いつものように朝9時半に出て、バスに乗って東山安井まで行き
ぶらぶら下河原通を歩き、円山野音へ。
いつもと違うのは、今日が最後ということだけ。

並んでいる方々も常連の方、いつも演奏をかなでる方
馴染んだ円山の森、蝉時雨も初めて来た1980年と何ら変わらず。


本日開演の笛太鼓が練り歩く、でも行き過ぎて「ここから先は
苦情が入るから」と後戻り。
リハーサルの音が外にも聴こえてBGMだ。
この待ち時間は宵々山の楽しみでもある。
そして、午後3時を待ちきれずにいよいよ開場。

灼熱。ペットボトルの水を頭にもかける。
昨晩遅く翌朝早い身体には応える。
三時半より永六輔さん登場
ことのほか元気に前説でホッとした、いよいよだ。

田中悠美子さん、国本武春さんの参加は本来の「芸能」を
大事にしてきた宵々山の主旨そのもの。
笠木透さんの骨太なフォークが、ナターシャーの原点でもあった
フィールドフォーク。

「生きているきみたちが 生きて走り回る土を
あなたに残しておいて やれるだろうか 父さんは」
今身に沁みる、残してやれると言い切れるお父さん
今の日本に何人いるだろうか。

中川五郎さん、なぎら健壱さん
最早、高石ともやさんにとって初期からの面々は
聞いてて安心感があります。

道上洋三さんの話で今日の阪神負けたん知ってガックリ。
それにもめげず「六甲おろし」を大合唱
この時だけは甲子園アルプススタンドと化した音楽堂。

きたやまおさむさん
ともやさんと話がかみ合わない、自分の詞を覚えてないと
言いながら、「ハエ ハエ ハエ」の間奏セリフがバッチリ
なのはなぜ(笑)。
「加藤和彦を怒らそう!」と大袈裟なエンディングにした
「あの素晴しい愛をもう一度」
間髪入れずMCもなく城田じゅんじ氏登場には
悲鳴か絶叫かという程に盛り上がる音楽堂。

ナターシャーについては、きっちりとした「終わり」
を見れなかった釈然としない思いを長年持っていただけに
これには 参った。
知らぬ間に漆黒の闇に変わろうとしていた円山の森に
響く「フォギー・マウンテン・ブレイク・ダウン」
今回一番の盛り上がりを見せる音楽堂。
今夜だけ。
だけど、まさか、ナターシャーが揃うとは・・・
じゅんじさん、悪戯っ子ぽく
ともやさんのギターペグをいじろうとするご愛嬌。
金海さんのマンドリンで始まる「私を待つ人がいる」
なけなしの小遣いで買った107ソングブックを思い出し懐かしい。

火入れ式をすると、今はなき皆さんを思い出す。
木田たかすけさん、坂庭しょうごさん、渥美清さん
ドン佐野さん、坂本九さん・・・

米朝師匠も締めに駆けつけてくれ、皆の健康を祈念してくれました
御年85歳、まだまだ頑張ってください。

「思い出はいつも きえていく ひとつひとつ
それでも虹を 追いかけよう もう そんなには
遠くはないさ」

これからは私の、あなたの宵々山を追いかけましょう
遠くはないさ・・・






乱行

2011-07-06 16:07:00 | 政治


宵々山の提灯。本文と全く関係ありません。

松本龍復興担当相、えらい上から目線の行動言動で
あっちゅう間に消えてしまいましたが、冷静に考えるとこれは
復興大臣をやりたくなくて(菅首相を降ろしたくて)故意の行動やったのでは?
と思うぐらいのハチャメチャぶりでした。

それで思い出したのは安部譲二の人生相談。
相談者「女とどうしても別れたい」
安部さん「一緒に寝てるベッドでウンコしてやれ!」
なるほど、松本さんは民主・自民・公明嫌いやと公言してたし
この九日間のご乱心を思うに、ウンコしたんだな。

そう思わないと納得できんのよ今回の件は。
松本龍は菅首相を落としきれぬ中、刺客として
やったことなんだな、東北の人々を敵に回して
自分が一身の非難を浴びてまで菅直人を追い込んだと
するならば、そうかとも思う。

実際地元ではそんなに評判の悪くない議員らしいし
最初のグラサンからして壊しに入閣してきたのではと
思ってならない。

でも今の日本は政治家、辞めたい人多いんじゃないかな。
明日が見えないだけに大変ではあるが、こらえ時ではある。
政治家をボロカス言うマスコミは多いが、こんな時こそ
頑張れ政治家と言いたい。


帰りたくない 行きたくない

2011-07-05 09:31:43 | 大阪

祇園祭に欠かせない宵々山コンサート
オープニングは京都駅前からスタートしました。

7月に入り、暑中お見舞い申し上げます。

大阪から京都(河原町行き)へ乗りたくない時季になってきた。

祇園祭の客で大混雑するのだ。

京都から大阪(梅田行き)へ乗りたくない時季になってきた。
淀川花火大会でごっつう混むのだ。

この2つとも年中行事なので、避けて通れない。

満員電車恐怖症の私はどうするか?
以前は新大阪のホテルに泊まったりしたが
もったいないので、今は新大阪から新幹線で京都まで帰る。

新大阪から『はるか』で帰った時期もあったが
以前、むせかえるようなキムチの匂いに囲まれてからは
あまり乗らなくなった。
関空帰りはアジアンテイストよね。

ともあれ、祇園・天神祭が終われば本格的な夏。

海に山に夏競馬にがんばりましょお!