師走大詰め

年の瀬、買出しは大阪・豊中の豊南市場

ここ、阪急庄内駅前にある豊南市場は中央市場から
直で卸してるから平均価格より２～３割安いらしい。
師走の活気もあります。

かつてダイエーが庄内に参入したときでも
「お互い儲けましょう」と反対がなかった商売人気質がある。
京都ではチェーン店や大店舗が入るとなると、昔は
反対運動が激しかった。
そういう点でも大阪は商いの町であり
京都はそうでないと言える。

京都の商売人は共同体によってお互いを守り
価格も守っていたために、庶民は割高な商品を
買わなければならなかった。
その傾向は今でも残っており、私は何かまとめて買うときは
大阪で買って送ったりもする。

さて今日の目当ては、カニである。
ズワイガニ（北海道産）８匹3.500円。
あとイクラやらタラコやら買うが
買って気分良くなるね、店頭販売は
「オマケ」にホタテ貰って嬉しー

せめて正月くらいはウチで、美味いもの食べて
百人一首でもして過ごしましょうか。
久々に凧（ゲイラカイトやで）上げもしますかぁ。

では皆さんも気分の良い初春をお迎えください
来年もよろしくお願いいたしますー

まだまだよのう

最近、マイブーム（？）で時代劇言葉に凝っている。
流石太秦映画村の近くに住んで居ただけのことはある←関係ない。

中元、歳暮をもらうときには必ず「お主もワルよのう」と言い
酒をつぐ時は「よいではないか、よいではないか」と勧め
おやつを差し入れして「太る～～」とか言うてる割には
喰ってる女の子に「口では嫌と言っておるが身体は正直よのう」
・・・完全にセクハラである。

ただこの言葉を現代語に直すと、ヒジョーに角がたつ。
「あんたもワルやなぁ」「ええやんけええやんけええのんか？」
鶴光やんか。チクビの色は？

ところが最近、私のマスターベーション的時代劇言葉に呼応する
動きが見られてきた、中元のときには怪訝な反応を見せた相手が
歳暮では「くれぐれもこの件についてはご内密に」ときた。
そうそう、そうでなければ。

理想とすれば

「さあさあ、いつものつまらぬモノでございますが」
「おうおう、甘いモノには目がのうてのう」
「甘いモノもよろしゅうございますが、その下の山吹色も
よろしゅうございましてよ」
「フォッフォッフォッ、越後屋わかっておるの～」
「へえもうそれはそれは・・・おーい、（パンパンと手を叩く）」

フスマ開く
「さあさ、大河内殿だよお咲」「・・・・・・」
「この子は何せ初めてなおぼこでございましてな・・・」
「フォッフォッフォッ、苦しゅうないぞ、近こう寄れ、ん？ん～？」
「嫌っ！！」（バシッ！！）
「お主、お咲と言うたの・・・気の強い女じゃ、ワシが優しゅうするも、
せぬもお主次第ぞ、お主の両親のこともな・・・」
「やめて！お父っつあん、おっ母さんには何もしないで！！」
「フォッフォッフォッ、わかっとるの」

お咲イヤイヤ近う寄る

「ささ、重いものをな、脱げ」「あ～～れ～～～」
くるくる回るお咲、独楽のようである。

フッフッフッ・・・・・・濡れてる！！
また次男、お父ちゃんの布団でシッコしとるがなこの子は！！
一度くらい小判入りの袖の下と、苦しゅうない娘が来んかいな！！

明るい競馬予想作家・乗峯栄一

有馬記念、競馬ということで関西スポニチ競馬欄で
２０年近くにわたりコラムを連載している、乗峯栄一氏は
競馬好きな作家が書いてるので、予想よりもコラムが面白いと
思われがちだが、凄い事件も起している。

Ｈ８年春のＧⅠである。
いつも氏は「複勝コロガシ」をＧⅠ最初の時はやるのですが
この時は尋常ではなく、桜花賞（当時、春のＧⅠはここから）
ファイトガリバー、皐月賞イシノサンデー、天皇賞（春）ホッカイルソー
ＮＨＫマイルＣタイキフォーチュン、高松宮フラワーパーク
オークスまたまた田原のファイトガリバーと、「複コロ」
６連勝を達成したのだ。

もう５～６連勝目になると、プレッシャーもあったと思う。
（前年も春先は４連勝くらいしてましたが）

これは大変なことだ。
我々市井の競馬ファンはボックス買いや、気が向いた馬券を買って
当たった外れたと一喜一憂するが、「この馬！！」と一頭予言して
６回連続来たのである、これは凄いことだった。
他の競馬記者にしても驚きやったと思う。

ダービー、イシノサンデーでこの件は終了するのであるが
「単勝と複勝の馬券買い間違え」事件が発生しても
60何万馬券買い間違えを隠すことなく、それまでネタにして
（多分、葛藤はあったと想像するが）
オチを暗くなく、明るくコラムに書く氏の人間性の良さを感じた。

もっとも、この年の乗峯予想は神がかり的なモノがあり
新設された秋第一回目の秋華賞も、二着エリモシックからの
馬連で簡単に万馬券も予言してしまうのでした。

その氏が予想する、今朝の関西スポニチでの◎は
ダノンシャンティ。
本日12/26は、トウカイテイオーが復活Ｖを遂げた日と
同じ日付、長期休養明け馬がここで復活なるか注目です。

またなんで、乗峯栄一複勝コロガシの話を持ち出すかというと
私自身がジャパンＣからＧⅠ４連勝で最後の有馬を迎えた
恐らく、競馬人生初の状況になってるからです。
もっとも、小口なんで大したものではないのですが
私はドリームジャーニー本命、ダノンも絡めます。

ＪＣ降着タナボタ３連単、ここから始まり

グランプリボス、今度は降着の危機を味わい、ここまで来た。

こういう時は黙って買えばいいのだろうが、言って外したほうが
せいせいすると思って、明るい予想で行くのだ。
午後３時25分、刮目。

有馬記念予想

何故かネギだけ持ちたがる葱坊主。

昨日は朝から風呂掃除、晩御飯の買出し
昼から次男とお出かけ、夕方から晩御飯のシチューを作り
近くのケンチキまでチキン取りに走り
みんなで食べて風呂入って。

一年に一回だけ家族で居るような気がする（笑）。
最近では私も一年に一回ぐらいしか、料理しないかも。

ウチは明日私が居ないので、クリスマスは23日にする。
天皇陛下には何の罪もありませんが、23日を休みにすると
年末忙しい会社には、非常に過密スケジュールとなる。
今日、24日は翌日土曜日なので五十日（ごとび）の前倒しで
大阪市内は大渋滞。
かといって月曜日に会社回ろうかと思ったら
相手先が大掃除や片付けで、相手にしてくれない。
というような今年の年末カレンダー。

大体の方は、今日で今年の仕事は終わりでしょうね～
夕方、帰り際にはお歳暮の分け合いでもするんでしょうか、会社は。

それより有馬、ローズキングダム回避でどないなるんでしょうか。
息子達のお年玉の有無は、有馬次第（笑）
で、その有馬記念。

ブログで予想はしない私なのですが、年一度くらいは。
ローズキングダム無念の回避で、ブエナビスタ１強ムードですが
この馬なんだかツキが落ちたときは、取りこぼしそうな気がする。
昨年でも秋華賞降着の後は、一着には縁がなかった。
強いのは強いが、二着以下の匂いがする。

三歳馬の下馬評が高いが、古馬とマトモに対決していない。
その中で中山のコース相性、騎手、枠を考えて
ヴィクトワールピサ。
同様に考えて古馬では（少し外枠だが）ドリームジャーニー
ピサから乗り替わりで、岩田とのコンビが面白そうなフォゲッタブル
外枠と海外帰りが嫌われたが、まだブエナとの勝負付けがすんでるとは
思えないレッドディザイアが、あまりの人気薄にビックリ。

上記の馬から練っていこうかなと思う。
因みに12/26の有馬は、トウカイテイオーの時と同じ日付
あの時と同じ復活Ｖなら、ダノンシャンティにも出番があるが
そこまで言い出したらキリがない。

絞ったり、サインを考えたり
レース前が一番楽しい。
来年の金杯は、どないだ（笑）。

すべてはお上の決めること

女を商売としていない国（ご法度含む）が、この世に
あるだろうか。
という位に古来から女性の売買はあったようで
ローマ帝国時代には、当然のように娼婦は居たようだ。

ここでは、男女の性差とかフェミニズムを論じているのではなく
歴史について検証してみる。そない大仰なんじゃないけど。

セックスについては、これは子孫繁栄の為の業だから
なんら問題はない。ただしそれを売り物にする或いは
別のパートナーとコトに至る、それは古来から蔑視ないし刑罰が
処せられたようだ、ちゃんと地獄もあるし。
鬼に局部を槍で突かれてるし。ひー痛そうー

今ではエイズやけど、昔は梅毒（仁を見てる人は吉原の遊女のシーンで
お知りかと）が厄介で、歴史の著名人でも梅毒に罹患していた
人は多い、坂本龍馬や加藤清正もそうやったと言われるが。
赤線の面影残したあたりは今でも
泌尿器科や婦人科が多い。

その男女が交差する京都の「五條楽園」（やっぱり泌尿器科が多い・笑）が
先々月に摘発され、一斉閉鎖したニュースがあった。
今まで黙認していたお上が何で今頃、である。
大阪で言えば飛田、松島、今里新地が閉店に追い込まれたのと
同じレベルである。

憶測の域であるが、その時期は山口組始め暴力団幹部を
捕まえる動きと重なるので、資金源を寸断する意味も
あったのではないかとする見方もあるが、それにしても
グレーゾーンの商いとはいえ、100年くらいやってきたことを
簡単にひねりつぶせるのがお上の仕業だ。

風俗とは違うが、これまたグレーゾーンだった武富士ならびに
貸金業者が軒並み倒れた。
これも凄い、法改正で「おまえら今まで取り過ぎやろ」
となって、今までの金を返せと全国から訴えられ、
取り返せたら嬉しくないですか、と板東英二にCMで連呼されては
たまったもんじゃない（何で金に意地汚なそうな板東英二なんやろう）
これも国が貸金業者を潰しにかかって、潰れた。
それだけのことだが、貸金はともかく風俗産業は
逞しいから、ハイそうですかとならずにまた
新手の方法をひねり出してくるやろう。

なんせ有史以来続いている商売なんやから。
グレーゾーンとはいえ。

ぷ

最近、身内とメールする時、最後に「ぷー」と打つ。
意味は無いが、シリアスな話でも砕けさせる効果はある。

例えば、「今晩何時に帰る？」「11時まで仕事　ぷー」
「長男、学校行った？」「行ったよ　ぷー」
多く文字打つことが無いとき、物足りないので「ぷー」
付けているが、この「ぷ」について不思議に思った。

そもそも「ぷ」はもとよりパ行から入る言葉は日本語では少ない
日本人の語感ＤＮＡにあんまり「ぷ」は刻まれていないのだ
「ぷ」を変換しても「プ」しか出てこないし。
ほとんどが外国語、Ｐがあるからね。
プロフェッシュナル、プロレタリアート、プロポーション
プライム、プラチナ、プリマドンナ、プライス、プリン・・・
外国語（英語）では無限なくらい続々出てくるのに
日本語にはない。

せいぜい屁の擬音語ぐらいだ。
頭で始まらないなら「寒風」「完封」「ひとっ風呂」
などなどあるが、それも沢山は思いつかない。
天ぷらも確かオランダ語が語源やし。
「風神」も「ふうじん」であって「ぷうじん」ではない
「風来坊」も「ふうらいぼう」ではあるが
最近「プータロー」と使う意味合いからすれば
「ぷうらいぼう」でも通用するな。

漢字の読みを美しく、と考えた奈良人、平安人は
「ぷ」ではあかんやろう～～と判断したのだろうか
それとも当時から放屁を「ぷー」と言うてたんやろか。

「ぷ」で始まる地名も日本には無い（と思う）。
しかし中国語なら「浦」を「ぷー」と発音する。
隣のハングルでも焼肉「プルコギ」言うし
言語が難解と言われる日本語の不思議である。

これ稟議書や始末書なんかで加えたら怒られるやろな～
「～～申請よろしくお願いいたします　ぷー」
「金輪際このようなことはいたしません　ぷ」
「貴殿を課長職に任命する　ぷぷぷ」
「ぷ」を三回使われたら課長任命されても
疑心暗鬼になるか任命指示した社長を刺したくなるだろう、きっと。

殺伐としたご時世だからこそ、「ぷ」を多用して腰抜けようではないか
というのは、ウチだけしか通用しないけどねっっ。

12月の紅葉

うちの近所の小川に散った紅葉が。

京都に住みだした20数年前は、紅葉の見ごろは
11/中旬～末やったのが今では、11/末～12月第二週くらいまで
ずれ込んだ。旅行客は見ごろを見越して早めの予約を取らないと
すぐに宿が一杯になるので、来て見たら全然色づいてなかった、
という話はよく聞きます。
これは桜の見ごろでも同じことが言えますが。

今日の関西は丸１日雨、紅葉もこれで落葉したでしょう。
子供の頃は落ち葉で焚き火をして、空き地に煙たなびいてましたが
最近は焚き火もうるさくなって、出来なくなった。
（出来る空き地、公園すらないが）

今年をあらわす漢字は「暑」
確かに暑かったが、それだけ強烈な話題が無かったということか。
人の噂は75日、特に後半はめまぐるしくマスコミのベクトルが動いた
（いちいち敏感に追っかけはしないが）
大阪地検の改ざん、二つ言葉覚えとけば大臣務まる柳田さん、
尖閣ビデオ流出の件それぞれの当事者達、海老蔵に感謝しろよ。

人や物事がめまぐるしく動いても、一年は平等に過ぎる
ヒトにもクマにもイノシシにも紅葉にも。
来年は、私も周りの皆さんも健康で過ごしましょう。
今年は、体力低下が如実に感じられる一年でした。

Coffee セブン

ウチの近所は中央市場だ。
昔は300軒（社）ほどあって、ごった返して
素人が入ろうののなら「ここは卸やさかいに、売れんで！」
と愛想悪く言われたものだが、今は合併や閉店により
90軒ほどになってしまった。おまけに店へ配達するようになった
ものだから、勤務時間は昔が朝4：00～昼1：00ぐらいやったのが
夕方5時6時になるという。
配達しないと言ったら「じゃあ、他所に頼むわ」となるので
止められないのだ、大体自分で見定めずに配達したものを
そのまま出す店もどうかなぁと思うが、現状そうらしい。

そんなわけで、市場も昔みたいに素人に対して高飛車な
ことを言わずに、最近は行けば売ってくれる。
インドマグロのサクなんぞ500～1000円も出せば
嫌というほど買える、これはつけダレに漬けて丼用
でかいイクラ筋子も500～700円なのでウチ帰ってバラして
醤油漬けに、と。

買い物済まして、気になっていた喫茶店へ。
「Coffee　セブン」京都市内は駐車場が少ないので、バイクで
動くのが一番フットワークが利く。


もう表に古い、デカいエアコンのコンプレッサーがあるだけで
わくわくするし、扉がもうエエ味出してます。

マスターに聞けば、昭和38年からと言うので
私より長くやってきてはるようだ。
京都ではイノダやら、からふね屋やらがあるが
珈琲一杯500円前後は高いのだ。
かといって、チェーン店より「隠れ家」的な店が欲しいし。
ここは一杯350円で朝はモーニングも付いたし
「当たり」でした。
多分ここで本読んだり、勉強したりする学生も
居たんやろうけど、今はマクドとかへ行ってしまってるな。

マスターにも長くやってほしいけど
この代で閉めるそうだ、珈琲美味いのになぁー
今はどの業界も大手チェーン店が跋扈して
こじんまりとやっていく店が無くなっていく。
私らどこで休憩して、新聞や雑誌見たらいいんやろうか・・・

宝クジでも当たったら、こんな店継ぎたいなぁ
実は喫茶店のマスター、夢だったりする。
早朝の路地に珈琲の香りさせるような
近所の年寄りと有馬何来るねんなぁなどと
話して。

慎一郎騎手＆ノアの2010年

それは先週の日曜、ＪＣブエナ降着を見届けた後から始まった。
翌週のＪＣダート、グロリアスノア号を小林慎一郎騎手が乗るか
まだ判らなかったので、周りの方に聞いたりしていた。
（本人や小林パパに聞くのは失礼と思い）
すると、太陽軒のお母さんから騎乗するという話を聞き
栗東へ横断幕を取りに行ったのが、実は前々回のブログ。

太陽軒のお母さんは、「慎ちゃんが重賞勝ったから横断幕こさえてあげる」
と、根岸Ｓの後に急遽作ってフェブラリーＳに間に合わせたのだ。
デザインが私なので申し訳ありませんが・・・

今年は、１月の根岸Ｓでのノア号優勝に始まり
ドバイへの遠征、よもやの安田記念出走と
慎一郎騎手にとっても、私ら周囲で応援する者にしても
初めての経験ばかりでした。

前回の武蔵野Ｓが慎一郎騎手を騎乗させてなかっただけに
今回乗るかどうかヤキモキしてましたが
決まったからには、頑張って張らないと、と
張り方や段取りも沢山の方に聞いて
（前回フェブラリーの時は東京のげんばさんにお願いしました）
当日になりました。



京都からでは間に合わない、と前日大阪泊まり
阪急の始発で仁川に着いたのは朝5：40
もう既に100組くらいが寝袋で根っころがっており
開門の時を待つ。
夜明け前の寒さはたまらん
せめて桜花賞くらいの時期ならまだしも～

やっとこさ開門後、横断幕受付に行くと
16番目であった、とにかく張れそうで
この時点で任務は遂行できた。
あとは騎手から見れる場所に張れるかどうかであったが
経験者のシアトル氏が応援で来てくれたので
ここはお任せする（笑）。


ケータイ画像でイマイチですが、判りますか？
左側ですね、その後方右手にシアトルさん（笑）が！


横から撮ったが、関西ＴＶは慎一郎と言わず
阪神のパドックでは横断幕映さなかったので、がっくし。

その後、急用もあり仁川を離れてＴＶで慎一郎騎手＆ノア号を
応援させていただきましたが、悔しいけれどいぶし銀の二着。
別に私が馬主でもなく厩舎関係者でもなくですが
今年はじめ、二月に根岸Ｓ祝勝会をしたこのコンビに
年の暮れ、もう一度締めくくり感動させてもらいました。
勝った馬を唯一追い込んだ足
ドバイ経験、重賞経験は伊達ではなかった。

矢作厩舎はまたしても悔しいＧ1、２着でしたが
また頑張りましょう。
今は、人馬共ケガなく無事に
2011年の捲土重来を期待しましょう・・・

さあ、横断幕栗東に返しに行こうか・・・

選ばれし者

祇園・南座のまねき
昨日からいよいよ師走だ、これ見ると実感。

田原成貴元騎手に実刑が下された。
現役時の華やかさを思うと、あまりに寂しい。
昔から奇行はマスコミを通じて知ってはいたが
こういう形というのは、ある種素人には分からない
レベルの人間が抱えるストレスなのか。

時期を同じくして、海老蔵がボコられた事件もまた
実質は海老蔵自体が招いた事故やろう。
梨園育ちでおんば日傘、上げ膳据え膳で育った
おぼっちゃまが夜な夜な、上から目線で飲み歩いていれば
いつかヤラれることぐらいは容易に想像がつく。

いずれの事件も普通から見ると破滅型で
「アホやなぁ」で終わる話である。
普通の生活してるとまず巻き込まれない話だが・・・

素人は世間体を気にし、クスリには手をつけない。
素人は自慢出来るものが少ないので、威張らない。

天才や稀有な逸材などと呼ばれる人は
なんでそんなところで、ということに嵌る。
それが芸の肥しとは使い古した言葉だが
春団次、枝雀、勘美、横山やすし
みな同系列だ。

その道の極みに居る人の心情は、よく判らないが
100の部分と０の部分
素人はどちらもそこそこ

そう考えると、立ち飲みで飲んで
ウチ帰って家族の相手してる凡庸な日々が
実は得難いものかもしれない。