道頓堀

おなじみの光景。このギラギラ感は日本と言うより「アジア」でんな。

昨晩、何年振りだろうか道頓堀界隈を歩いた。
御堂筋など車で通り過ぎることはあっても、「歩く」のは久々。
人が多い多い！京都が田舎に感じるわ。
それでも歩道をすり抜ける自転車が多いのには閉口。

大阪の子供にとったら、道頓堀は特別なお出かけ場所やった。
そごうや大丸に買いもん連れて行ってもらったり
ミヤコ楽器やヤマハにＬＰレコードや楽器を見に行ったり
映画を見たり、まれにデートしたり。
東京と違って大阪の実質繁華街は「キタ」と「ミナミ」しか
ありません、キタはサラリーマンか「ええし」が集まる銀座に近いイメージで
「ミナミ」は気取らん若いもんが集まる六本木と新宿を併せたイメージ、かなぁ。
ミナミのええとこは球場がすぐ側にあって
南海の試合を見終わったあと飲みにも出れるという
至極便利な繁華街やったのだ。
（広島市民球場も見た後、薬研堀や流川へ歩いていける球場でしたが
大阪球場も広島市民球場も今はありません、洒落のない時代やわ）

ハロウィンも重なって仮装したねえちゃんが歩いていた
この街には何か「何してもええよ」的な恥のかき捨てムードが漂う。
阪神優勝の飛び込み然り、ハロウィンねえちゃん然りだ。
隣を歩いているおねえちゃんに、大人しそうな兄ちゃんが
「飲みにいきませんか？」とナンパしていた。
ナンパって特定の場所でないと見んなぁ
これもトンボリならでは。


終電前までまったりさんの店で飲んだ。
こういう写真だが至ってまっとうな店である多分。
場所は千日前、味園ビルの中にある
ここの二階は有象無象の店があり、ここだけでハシゴするのも
面白いかもね。
ビリー・ジョエルのＤＶＤあったのでリクエスト
昨晩一緒に飲んでいた、中学時代からの連れであるＨ氏が
最初に乗った車、スターレットのカセットでいつも聞いていた
ビリー、アル中なる前の貴重な映像を拝見。
ストレンジャー～グラス・ハウスの当時の勢いは凄かったな。

京都からは遠いけど、たまに行くとやっぱり
ミナミはええわ、気ぃ遣わんのが一番やね。

洛外休息日

一昨日の嵐山、紅葉まであとひと月はかかるでしょうか。

長男が退院して、ここんとこ彼につきっきりやったので
日曜日は次男のおとも。
大宮交通公園へゴーカートしにいこうかなと思ったのだが
前日の雨で順延になった時代祭の影響で市内交通規制＆渋滞。
よって予定を嵐山に変更。

京福電車を大宮～嵐山までゆっくり行って30分
車窓の眺めだけでも飽くことなく眺め続ける子供
こんな近所のお出かけが通用するのも、この歳ぐらいまで。
やがてＵＳＪやＴＤＬなどのテーマパークを要求しだす。

さて嵐山に着くと、渡月橋を渡ってすぐにある渡舟場に行き
ボートを借りる。一時間1400円は結構するが
子供大喜びするなら安いもん。

で、今回は救命胴衣を着用。
春には必要なかったが、天竜川の事故でうるさくなったんやろう。
ここのボートは意外に空いていて（特に午前中）
デートにお奨めですよ、そこのおにいちゃん。
川の奥（上流）まで行けば二人だけの世界になります、イヒヒ。
但しボート漕ぐの下手やったら彼女に頼んな～～と幻滅される危険あり。
（事実この日も下流に落ちかけて、船頭に助けられるカップルがいた！）

鴨ものんびり泳いどります、その向こうは亀岡から保津川下りしてきた御一行。
ボートでビール、次男はみたらし団子で休憩します。

嵐山から帰って昼過ぎから久々に淀へ
オルフェーヴル三冠見学（笑）
この馬、皆言ってたがこれまでに無い三冠馬やった。
馬券人気はあるし、強いのだが何だか
メイショウサムソンが勝ってしまった
ネオユニヴァースが勝ってしまった
そんなイメージで、あれよあれよという間に
強くなったというイメージだ。
これまでの三冠馬はデビュー時から評判になっていたか
（案外、シンザンはそうでもなかったらしいが）
騎手や馬にオールドファンの思い入れが強い馬
（Mrシービー＆吉永或いはナリタブライアン＆南井騎手など）
だっただけに池添騎手にとっても、生涯忘れえぬ一頭になったことでしょう。
今後、古馬対決が楽しみですね。


秋の日長、久々にぼーーーっとした休日でした。

嘘と建前でしのいどけ

清水建設 企業CM 忌野清志郎 1990


額に汗して働く人は「働いてる」のが目に見えて羨ましいです。

前回、Ｋ氏と「アマチュア野球の指導者ガッポガッポ」
話をしたが、私も高校野球の監督がグラウンド右翼側に
大豪邸を建てた現場を知ってるので、よくわかる。
アマの指導者が何故などと聞く奴ぁ野暮なんだろう。

祇園じゃ、唯一元気なのはボーズ
秋の紅葉で有名な某寺のボーズは、時代錯誤の金ネックレスで
何度も見かける。
「お布施はお気持ちで」などと言ってるが、それホンマやったら
千円札１枚にしとこか？バクシーシ（喜捨）受けたまえ。
古都税（寺社の拝観料にかかる税）素直に賛成しろ。

世の中、そうだろうなぁと思っても言わぬが花なんて沢山ある。
裁判でも証拠がはっきりしない分については、被告側は嘘つきまくる。
勿論「虚偽は申しません」と宣誓しても、だ。
偽証罪自体がよっぽど悪質でない限り、懲役くらうような
重い罪ではないので、罪の意識ないんやろね。
裁判官はどれだけ嘘でも、立て板に水を流したようなストーリーを
作れた方の言い分を採用するが、時には上手く言いすぎて
「策士　策に溺れる」場合もある。
自分を好印象づけようとして、いらんこと言うのね。
こんな場所で虚偽を繰り返す連中を見ると、怒りより
自分が今まで言ってきたり行動してきたことを
否定して、自分の誇りを失ってるようで可哀想やなーと思った。

今、ホットスポット（放射能濃度が高い地域）が騒がれてるが
世田谷だの千葉だの言うてても、もう既に関東全部かも知れない
そう発表すると、大パニックを起こすのが明白やから
小出しにしているのか。

政治家とマスコミは（全てではないが）嘘と建前で喰ってるようなものだろう。
奇麗事を言っても書いても、その結果が伴わない。
マニュフェストは実行しない、原発は答えが出ない。
政治記者は政治家を攻撃する文章を垂れ流すが
それを見て同感する気も起こらない。
権威に対して批判しとけば大衆受けするんや、という
ステロタイプな図式から脱却しない新聞屋の記事を
月4000円払って読む気がしなくなったので、解約した。

人は、はあ嘘をつく唯一の動物やねぇ
私だってハラが痛いと嘘言って学校、部活、バイト、仕事
休んだことあるから偉そうに言えたもんじゃないが
全体的に見ると、その権力や椅子に固執したり利害関係に絡まる立場の者ほど
巻き込まれがちやな、なあ越後屋。

そんなことを、子供に聞かれたらどう答えたらええんやろう。
「人は追い込まれたらな、嘘とか姑息な建前を出しよんねん」
なんて言うて、人を信用せん子に育てたくないし。
究極の嘘つかない本音の人、それは孤独を愛して人間に近づかない人かも知れんね。

中央一極化の分散

スポーツ欄を見てたら、同志社ラグビー部が天理大にボロ負けしていた。
少し前ならあり得ないことだが、最近の成績を見てると予想しえたこと
岡部長という絶対がいなくなってからは
目を覆うばかりの成績に甘んじている。


元々大学スポーツには、カリスマ指導者が天皇の如き君臨していて
明治はラグビーなら北島、野球なら島岡監督がオーラを放っていた。
日大アメフトは篠竹、早稲田陸上は中村（瀬古の師匠）と
名物というか、雲上人のような迫力は軟弱保護者など
用無しやったと推測される。

御大・島岡監督は負けた夜、星野仙一とパンツ一丁で
雨降るグラウンドで土下座し続けた、とか
中村監督なんか、駅伝の最中倒れた選手に向かって
「都の西北」を歌って無理矢理走らせたらしい。
多少ひろげた話としても、精神修業も重きを置いていたのは
明治、大正時代の指導者らしい。
関西の大学スポーツにも当然、有名な指導者はいたのだろうが
いかんせんマスコミやＴＶ（NHK）などは六大学を放送はするが
関関戦や同立戦なんて、たまにKBS京都が放送するぐらいで
どうしても関東中心になってしまうのである。

それと、もうこりゃしゃーないわという位どのスポーツも六大学及び
首都圏の大学に選手が流出してしまう。
箱根駅伝は首都圏の人が見たら面白いだろうけれど、関西の学校が
無関係なので、正月酒を飲みながらの流しで見てしまう
（個人的には神奈川大に知り合いが居たので応援はするが）
早稲田なんかは「私学の雄」を自認してるだけあって
どのスポーツでも画面に出てくるのが腹立つ
（といっても早稲田が嫌いな訳ではないが）
早稲田ＯＢはええなあ、年がら年中応援できる試合どっかでやってて。
駅伝、野球、ラグビー、レガッタetc、たまにアメフト
吉永小百合も応援しよるし、試合勝っても負けても
応援の帰りは新宿で飲んどるんやろなぁチクショー。

あ、話がそれた。
そうそう中央一極集中だ、これは昔からあったが
主な原因として、関西のカリスマ指導者が物故者になったこと
鍛えて強くなる以上のもの、つまり高校時の実績が求められること
関西以外の大学がプロパガンダとしてスポーツ強化してきたこと
種目によっては多国籍軍みたいな大学もあるし。
これらが最近は特に顕著で、地方の生徒は
あかぬけん関西へ行くなら東京（首都圏）や
目一杯部活の出来る東北や九州の大学へ行くのが
当然といった具合で、大学ラグビーや野球の東西格差は
もう埋めようが無いぐらいの開きがある。

こっちは見る側だから、無責任な意見ではあるが
（特にラグビー）正月明けの国立競技場まで
関西どのチームも残ってないのは面白くない。
優勝しろとは言わんが、せめてベスト４まで残れんのか。
いつも早稲田、明治、関東学院、帝京、法政、慶応あたりで占められ
同志社、京産、大体大あたりの関西勢は歯が立たない。
大八木や平尾の頃は強かったんやけどなぁというと
年寄りの昔話になるし。

もう近代スポーツで成長次第、根性論だけでは
システマティック＆素質ある選手で固めたチームに
勝ちにくくなっている。
でもせめて、年越してても勝ち残ってて欲しいよなぁ。

二人三脚

昨晩は十三夜をちょいと過ぎましたが、ええお月さんでした。
病棟の長男、夜の外を見てみたいというので車椅子を押して
無断（笑）外出。
ほんまは段差とかが響いて、よろしくないんやけども
ちょっとだけ外の空気を吸いに行く。

大体、病院は菌だらけと思っていいだろう。
空調はいつもぬる～～いから、繁殖するには好環境やし
ましてや患者さんはキャリアの人も居るだろう。
院内感染はコワ～イのだ。

外気を吸ったおにいちゃん「ほんま、外の空気はええわ
涼しいし、エアコン効いているみたいや」
「月が綺麗なあ、まだ帰らんともっと見せて」
と大喜び。どや、監禁状態は何気ないことでも新鮮やろ（笑）
普段何にもなければ、ウチでゲームかTVしか見ないであろう子供が
環境変われば、自然やモノの一つ一つに感動を覚える感受性を覚えるなら
ええ経験じゃないだろうか。
ムショ入った男がシロ飯に感動するようなもんか（違うか？）。

まだまだ入院生活は続く、リハビリも辛いだろうが
まあ、あんたが良くなるまでは車椅子押すぐらいはお安い御用でさ。
当分、二人三脚で慌てず行きましょ。

またまた京都と大阪

最近、京都へ早く帰るのでよく京都市内を車、バイクで
走るのだが今まで住んでいて気づかなかった大阪との違いが
目に付いた。

京都の自転車の前カゴには盗難防止の網が無い。

大阪では結構目に付くのだが皆無に近い。
そもそも京都は、他所から人の出入りが少ないせいか
近所で見知らぬ人という方が目立つせいか
ひったくりを目撃したことがない。
大阪では目の前で少年ジャンプをパクって
店主が追いかけていったとか、そんなシーンを
幾度か目撃しているが。

京都の車は停車中、ライトを消さない。

大阪やと夜間、信号で止まると消してる車多いが
対向車に対してのマナーやと思うが、どうか。

京都市内は夜中、寂しい

ほとんど閉まっていて、開いてるのはコンビニとラーメン屋と
四条大宮の王将くらい。
駐車場があるＲ1あたりのほうがにぎやかに感じる。
商店街も大店舗が進出してきて、反対運動おこすぐらいなら
遅くまで営業するとか、日曜営業するとか
少し変えてみたらいいのに。

京都の人間は居住地を聞きたがる

子供の入院で隣のベッドの人にいきなり聞かれて
びっくりした。「はあ、京都市内です」
としか答えんかったが。
コレ独特で、京都の人間は居住地で値踏みをする
傾向が他地域と比べて顕著で、不快ではある。
上記で言ってるように余所者の出入りが少ない分
ムラ的感覚が残っているようである。

京都のバスは荒い

これは有名な話。
お年寄りにアナウンスで運転手が
「発車します、座ってください、座ってください・・・座れ！」
を聞いたことがあったり、無人（回送車）バスにあおられたり。

京都は駄菓子屋でも自社製品の飴とか売ってたりする

これはビックリした、それも一軒二軒ではない。
菓子文化が市井の駄菓子屋にも反映してるんかな、と思った。
大阪で幼少時、何が入ってるかわからん生暖かいクリームとか
糸の付いた飴ちゃんとか、針刺したらゴム破裂するヨーカンとか
そんなんがばっかりが駄菓子屋と思っていた。

大阪では「長屋」「文化住宅」なのに京都では「町家」と呼ばれる。

聞こえは良いが、長屋やと思うけどなぁ。
風呂ないし。

京都のオバハンでヒョウ柄好きを余り見ない。

何これと思うぐらい、何で大阪のオバハンはヒョウ柄好きなんか・・・

安く買ったを自慢する大阪人、どこで買ったかを自慢する京都人。

ハナテンで、更に値引きして中古車買ったのを自慢する大阪人
高島屋や大丸の包装紙で「ええ買いモンしはって」と褒める京都人
質より実、実より質。

すぐ近所やけども大阪と京都、結構県（府）民性の相違を感じるね。