四条大宮ジャーナル

この度の東北太平洋沖地震にて被災された方々へ
お見舞い申し上げます

長谷地蔵

2009-11-30 09:29:01 | 京都
京都市内から一時間半で、かやぶきの家が並ぶ。美山町
紅葉とかやぶきのコントラストが鮮やかだったが曇りだったのが残念。


昨日は舞鶴にある長谷地蔵へお参りに行く。

京都市内から二時間、舞鶴の離れ、携帯の電波も入らない
かなりの人里離れた場所に車を置いて
さらに徒歩で2km近くを歩く。

行く道中、石にヨダレカケをしたお地蔵さんと幾度も遭遇
カンの強い人曰く、磁場が強いと言うらしい。

この地蔵さん、明確な由来はなく、いつ誰が建立したかも曖昧。
しかし、この山奥にあって参拝が絶えないというほどに
知る人ぞ知るお地蔵さんなのだ。

今年は子供が入院したり、お父ちゃんも新型インフルエンザで
倒れたりしたので、とにかく家族無病息災を祈念する。
お金を入れ、絵馬200円を買って書く。
買うといっても無人なので、お金を箱に入れる。
ご本尊自体は二重の囲いの中で、真っ暗でよく判らなかった。

幸い雨の予報がいい方に外れてくれて、濡れずにすんだ。
帰りは舞鶴で魚を買って、美山へ回った。
この美山町、かやぶきの家々が今もあり
紅葉が燃える山を借景にした風情は、日帰りで来れるとこかと
疑うくらい。かやぶきや藁葺き屋根は、富山の五箇山くらいしか
知らなかったので、身近な観光も捨てがたいなと思う。

最後に美山の野菜をしこたま買って帰宅、日帰り旅行もまた楽し
魚と野菜を美味しく食べて健康で過ごしましょう、
また行こうっと。




れんほう・・・

2009-11-25 19:48:42 | 政治
以前、フェミニズムの話で書いたが
議論が白熱した時、権力保持者あるいは優位な立場の女は必ず勝ちにくる。

男の議論は議論しながらお互いの妥協点を見いだす。

今回のれんほう(携帯では漢字出て来ない)は時間が無いのと、カメラ回ってるパフォーマンスもあるので、見る限り
典型的な『勝ちに来る女』だ。


それなら民主党はキャラを一枚二枚加えなくてはいけない。

例えば『太陽にほえろ』で熱くなるロッキーに『まあまあ』と諫めるヤマさんキャラだ、マスコミもそういう全てを見せずに、れんほうだけが叫んでるシーンを流すのは卑怯だ。


今見てると仕訳を牛じて言いたい放題で、ブレーキが居ない。

仮に言っていることが正論であろうとも『何言うとんねんグラビア上がりが』
という反発なんやろなぁ、誰も言わないやろうが。

また、れんほう自体もそれを意識するから『一生懸命政治頑張ってるのよ!お役人なめないで!』
という空気を感じる。


民主党が第一党で、れんほうも言いたい放題が続くでしょう。

ただし議論が度を超えてしまいに諫められた時、彼女は手段に出るでしょう。


女の涙で。

(Old)Boy Meets Girl 

2009-11-23 11:51:17 | 京都
スターダスト・レビュー - Thank You


昨晩は宇治・マイクさんのお店でシアトルご夫妻の結婚お祝い。
かわいそうに、いい夫婦の日の静けさをぶっ壊すような五月蝿さで。

縁とは奇なもので、のぐちさんとも話してたのだが
ネットを通じてこれだけ人の繋がりが広がるのは
功罪の「功」だ、昔では到底会うきっかけも出逢いも無かっただろう。

さて、会ですが言いだしっぺの私が大遅刻
来たらすんごい肉の嵐、マイクさんとこの肉は模様がキレイで
口の中で溶ける溶ける、ホルモンもプリプリして。
大概の飲み会は食べ物余るんやけど、皆残さず食っていたもんね~
・・・多分、大サービスやったでしょう、マイクさん多謝です。
宇治へお越しの際には、グルメリア但馬を宜しく!肉が違う!!

新郎新婦を肴にして、皆めいめい楽しく喋ってるの見るだけで
ほっとしました。ノーザン中尾さんが「自己紹介は?」と
聞かれましたが、なし崩し状態を見るにつけ「まっいいか」
になってしまった。皆さん挨拶もままならず、すいませんでした。

乗峯先生・芦谷さん、万難を排してご参加、有難うございました。

浅野さんの漫談は、もちょっと時間があったらOn Stage聞きたかったです。

ゴリちゃんちゃんと帰れたか~~

きんくすさん来春こそは走りましょう

のぐちさん今回はアウェーではなくホーム(京都)やったんで
ラクやったですね~~、京都組を増やしましょう(笑)。

中尾さんは、また十三の立ち飲みで忘年会しましょう!
裁判コンビと、おちょくられようとも・・・

森田さん、これに懲りずにまた遊びに来てください。

シアトルさんのご友人の皆様と十分にお話できませんでしたが
また競馬場や打ち上げでお会いしましょう、お風呂入ってや。

最後に皆でお2人のkissを催促したが、欲しがる新郎を嫌がる新婦が
殴打してめでたくお開き。わははは。

シアトルさんゆうちゃんお幸せに、参加された皆様も
残り少なくなった本年のG1戦線に幸ありますようにね!

男同士

2009-11-20 18:51:56 | 京都
今回はホモの話ではない。

金沢の大学時代、寺の裏にあるばぁちゃんの二階に下宿していた。
二部屋あり、8畳8千円が1歳年上のNさんの部屋
6畳の部屋6千円が私の部屋。

Nさんは法学部、私は経済学部やったので
典型的な文系の話をよくした。
私が生半可な経済原論をまくしたてると
よくバカにされた、物知りで酒飲みながら色々と
教えていただいた。

一度、凝ったヤツを作ってやる!と
知人からズンドウ大鍋を借りてきて
シチューを作ったら酷評されたのがきっかけで
この手の煮物は今では得意になってしまった。

下宿には風呂がなく、2人でとぼとぼと風呂屋まで
二回、坂を上り下りして雨の日も雪の日も通った。

全くもって女運のない日々で、たまに合コン
(その頃、そんな呼び名やったか覚えてないが)
やっても、待ち合わせの店に相手側の女の子が
ひとりで来て、「スイマセン、今日みんなの都合が
つかなくって」と悲しいしらせ。

金なく女なくの悶々とした日々ではあったが
縁もゆかりもない金沢で面白おかしく過ごせたのは
ほかならぬNさんはじめとした男連中である。
同級生も先輩も後輩も。

いつか子供が大学でも行く時、家から離れるなら
言ってあげたい、「沢山の人から影響を受けなさい」
と。全国から色んな感受性を持った人間が集まって
話や勉強する機会は人生の中でなかなかないのだ。
「影響受けたらあかん」のではなく受けたらいい
その中で自分流にアレンジすればいいのだ、思想も
人に対するあたりかたも。

Nさんとはインドや沖縄も一緒に行き、お互い
金沢と京都へ行き来もしたが
それはお互い普通であった。
家庭を持ち出してからは、なかなか会う機会
といっても会っても飲む時間くらいしかないが
何年か振りに会っても、昔と変わらない。

殺伐とした日々を過ごしてると、彼をよく思い出す。
ゼニカネ抜きの友人は、それこそ金を積んでもめぐり合えないが
とても有難いことです、多分彼とはジジイなったら
ふらりとまたインドかビルマあたり行ってることでしょう。


裁判・第2回

2009-11-18 16:29:50 | 京都
今日、労働裁判第2回目終了。

相手側は弁護士2名被告人欠席。

第3回目の日程を決めたことと
陳述内容の事細かな提出を求められた。
でもどれだけ相手が否定したとしても、こちらは真実のみなので
言われてたじろぐことは全く何もない。


どっからでも来い!

仲間に感謝

2009-11-16 09:13:49 | 京都
前職を相手どった残業代・休日出勤手当請求&パワハラ裁判
第二回公判が今週、京都地裁にて行われる。

普通、人に裁判するというと否定的な反応を示される。
「やめとけば」「損するで」等等。

だから「証人になって証言台に立ってくれ」
なんて頼みごとをすると、大概「関わりたくない」
と断られるらしい、それも仕方ないこと。

色々あるものね、原告証言者へ被告側からの圧力がかかったりもする。

ところが、私の裁判の場合は声かけた人全員OKである。
被告側の証人よりも多くなってしまった・・・
被告が多くの人から忌み嫌われているために
こんな現象が起こった。

被告は事実を無根とするためには、答弁に嘘をつかなければならない。
それをはがしていく作業に証人は絶対的な存在になる。

仕事をしてなかった、会社を恐喝した、取引先から嫌われていた
ハイハイそうですかそうですか、じゃあその証拠出しなさいってこと。
こっちは仕事内容を克明に覚えているし、メモ取ってるし
同僚の証言も取れるし、社長自らパワハラ起こした
内容日付、診断書も握ってるし。

被告側からは裁判前に、人づてに私へ「裁判取り下げないと
逆に訴えるぞ」という内容の電話をいただいた。
直接の連絡をよこさずに、裁判が恐いのか言うにこと欠いて
この内容の電話。
精一杯の抵抗、妨害なんだろう。


結構裁判は楽しいですよ、訴える側ならば。

森繁久彌と満州

2009-11-12 18:30:04 | 京都
森繁久彌は私の高校の校歌を作った方だ。

活躍した作品について等は割愛するが、今回
追悼の記事を読んでいて、自ら志願して満州へ行った
ことが書いてあった。

あの頃の満州には軍関係者以外にも、満鉄の職員
或いは狭い日本を離れて土地を開拓する、といった
開拓事業団(占領横領した土地だが、知らない一般人が多かった)
たちが住んでいた。

手元にある満州映画協会(満映)理事長・甘粕正彦の資料によると
その当時、NHKのアナウンサーとして満州へ渡っている
森繁は甘粕と会って話もしているのである。

この甘粕正彦については、色々意見が分かれるところだが
(陸軍元憲兵、東条英機らと交遊有)
満州を舞台とした「兵隊やくざ」シリーズは満映のノウハウが
生かされているし(成田三樹夫の陰湿な憲兵役は最高だ)、
満映は戦後の中国映画の骨子を作ったとも言われている。

森繁久彌の話に戻るが、今回に関しては大往生のせいか
悲しみ一色、という感じでもなく、津川雅彦曰くは
「助平」やったらしい、朝日新聞のコラムまでも
「助平」と書いている。よっぽどやなー
芸人も政治家もイロで失脚するような時代ではなかった。
「英雄色を好む」が堂々まかり通る時代やったんやろう。


そういう話をすれば、昭和全史を知ってる人がいなくなるのは
歳とはいえ、感慨深いものがある。
隣組や満州からインターネットの時代までの振幅は凄い。


今後50年先にこれ以上の変化があるなら
例えば、新大阪ー東京が30分で移動していたり
水で走る車が出来ていたりなのだろうが
何れも今あるハードにプラスαしたシロモノで
ゆるやかな変化であろう。
ウインドウズ40くらいになってるのか?

不謹慎を覚悟で言えば、良い時代を過ごしたのではないか
生き延びた人たちにはそう思う。
「社長シリーズ」や「サラリーマンは気楽な稼業」の
方々が鬼籍になると、そう感じる。
私のなき父親も満州へ渡ったからなお思う。

まだ何が飛び出してくるか解からない
オリジナルが溢れていた時代だった、
Buildの状態が続いた。

今はScrapを考える時代になった。
リストラもある意味Scrapなのかも知れない。


Scrap&Buildは歴史の繰り返し。
過去は「景気が悪くなってきたので戦争するか」
という発想で有事に至ることもあったが
今はそうはいかない。

そういう部分では民主党が政権を取ったのは
遅まきながら昭和の終焉かもしれない。
民主党の中身実力云々よりも「変わりたい」という
切望がそうなった結果ですが・・・

吉田茂はなに思う


舟のいれもん

2009-11-09 19:57:34 | 十三
木で出来た舟の入れもん。
最近では少なくなりました、昔は刺身なんかも
木の舟で、新聞紙かなんかに包んでました。
味噌も木の舟、朱色の樽に詰まってる味噌を
しゃもじですくって量り売りしていた。

衛生面でうるさく言われて過剰包装になってるけど
木の舟は普通ごみでも出せるし、合理的なんだが。
多分ごみ省略していくと、過剰包装で大きくなった
化学会社が困るやろうなぁ、昔には戻れない理由でもある。

国内も海外も、どこ行っても商店街を歩くのが好き。
インド・オールドデリーのチャンドニー・チョーク
(通称・泥棒市場)では、薄い焼き物の器にチャイをくれた。
飲んだ後は道端に捨てる、次使えんように割って捨てる。

カレーはバナナの大きな葉っぱにライスと出てくる
これも路上に捨てる。

中国ではバター香ばしいパンケーキを、新聞紙にくるんでくれる。
やはり道端にはごみが顕著。
この海外でも「ごみ臭」は例えば、夏の早朝暑い歌舞伎町や道頓堀を
思い出していただければ解かると思う。
むっとした空気、この空気は東南アジアの商店街と類似する。

日本は潔癖過ぎるし、中国インドは頓着ないし。
ただ、捨てても消滅する自然ごみが多いのが他国だが。



十三のばあちゃんがやってるたこ焼きは、5個100円。
友人の差し入れで50個くらい買うと10個おまけしてくれるが
三人しかいない事務所ではオマケも大迷惑なようだ(笑)。

スーパー、コンビニ隆盛の時代で小売、商店は
やりにくい現実やけど、残して欲しいものです、木の舟。

休日

2009-11-07 03:08:24 | 京都
本日(11/7)インフルエンザ騒動以来の休みを取る。

2週間に1日の休みだ。

早朝に中央市場で朝飯食って、ドリップコーヒー飲んで
図書館で本読んで
銭湯の一番風呂入って
マッサージ機で念入りに揉んでもらって
そんなんしてる間にPATで買ってた馬券が当たり
そのまま祇園へ!


しかし現実は
昼まで1歳次男の子守、
昼から市内を営業、その合間に散髪

ただ共通なのは、夜な夜な祇園行くことだけー


もっと休みを休みらしく楽しむには
あと10年は必要かもしれないが、
10年後、はたしてー私は生きてるのが自信ないなぁ。

霜月

2009-11-03 10:20:27 | 十三
十三の事務所ベランダから見た秋空
前を走るのは阪急、こないだまで冷房やったので
外出ると「寒い」というより「冷房が効いている」
という体感です、これで紅葉はグッと色づく。


今年もあと60日ちょっと。
気が早いが、月の後半になると前倒しで
忘年会が入ってくる、
もっとも毎晩忘年会みたいで境目よく判ってませんが。

近頃はすんごいヨッパライを電車で見ることが少なくなった。
香里園に住んでいた頃、丁度この時季やったか
満員近い急行に乗っていて、京阪中書島を過ぎたあたりやったろうか
フラフラに酔っ払った学生風おにぃちゃんが私の3席隣に座った。
もう首はかっくんかっくんで顔は真っ青(飲むと赤くなるが
それを超越してたようだ)。

やばいなぁ~にぃちゃん・・・と思ってたのも束の間
「ウゲ・・・ぐぁららら~~んごぼっっ!!!」
やっちまった・・・・しかもにぃちゃん、食いすぎー

満員の乗客は両隣の車両に退避したのは言うまでも無く
ガラガラの車両ににぃちゃん一人貸切状態。
あのあとどうなったんやろう・・・

またあるときは、酔っ払うと痴女になる同僚が居た。
身体にタッチぐらいは構わないが、股間を触るのは止めてくれ。
ええやん、と思われる方も居るかもしれないが
して欲しくないヤツからされると、セクハラなのである。
サラリーマン川柳にもある「セクハラに ならない人と なる人と」
なのである、和久井映見や小雪なら全然OKだが
アジャコングや片桐はいりなら嫌がらせである。

極端な例をあげたが、ここで微妙なのは、
こっちも酔っ払ってたらまぁいいか
というあたりの人ならどうなのか、という場合。
南海キャンディーズのしずちゃんなら、どうなのか?
ハリセンボンのはるかなら、どうなのか?
などとアホな事を考える。



さぁ忘年会シーズン、どんなドラマが待ってるか(まってない まってない)。