10日午後、飯田橋にある「区政会館」で、特別区長会へ来年度の国民健康保険料の引き上げをやめ、
区民が安心して医療を受けられるようにすることを求める申し入れに参加してきました。
雇用破壊や年金引き下げなどにより、国民健康保険の加入者の大半を占める高齢者や自営業者、非正規雇用労働者、失業者などの暮らしと生活は危機に直面しています。
その時に、特別区の国民健康保険料は毎年引き上げられ、昨年度は賦課方式の変更にともなう値上げで、低所得世帯や多人数世帯が大幅な負担増となりました
そのうえ今年度では、国が年少扶養控除を廃止したため、子育て世帯での激変緩和のための経過措置が適用されなくなり、
いっそう大きな負担がのしかかっています。
日本共産党の調査では、納付通知が届いた6月中旬から4万9千件以上の苦情や問い合わせが自治体に殺到しています
滞納世帯が4世帯に1世帯になり、必要な医療も受けられない深刻な事態もおこっています。これ以上の負担増は絶対に認められません
賦課方式変更に伴う経過措置が今年度でなくなると…
年金収入200万円の夫婦2人世帯の場合、年間約7万4千円の保険料が、10万4千円に跳ね上がります。
これ以上の引き上げは行わず、負担軽減をもとめ申し入れを行いました。
区長会事務局長へ要望書を代表して提出する、熊田港区議、加瀬中野区議、河野豊島区議、八巻北区議、徳留党都副委員長、大山都議。
足立区からは、鈴木けんいち区議と私が代表して参加しました。
鈴木けんいち区議は足立区民の実態を紹介しながら、「最低限、経過措置は続けるように」と訴えます。
私も、足立区議団が実施した区民アンケートに寄せられた声を紹介し、区長会がちゃんと区民の声や実態を聞き、申し入れ項目の実施を訴えました。
国民保険、国民年金の市はたらいが苦しく、収入が低くなり家賃の支払いすらやっとで貯金切り崩し、やりくりしたが精神的にも金銭的にも、もう限界。引越し、離婚と答えを出すことになりました。(45歳・女性・専業主婦)
保険料(国民健康保険)も含め、とにかく納めなくてはならないお金が増えています。収入は年金のみですので、他にかかる費用が重く感じます。(65歳・女性・無職)
国民健康保険の値上げはかなりきついです。月々5万7千円。主人の給料が上がっても結局、税金、国保の値上げで手取りは全く増えず、何のために働いているのか分からなくなります。(40歳・女性・パート)
など、切実な声が次々に寄せられています。これらの声に区長会は誠実にこたえるべきです。
区政会館の前で、左から米倉春奈・豊島都議予定候補、私、山本純平・衆院東京4区予定候補と。
負担軽減のために、東京都や国が財政支出をさせるため、力をあわせて頑張りたいと思います
今日は、午前中に「まちかど演説」を西の原えみ子区議予定候補と行いました。
夕方は、西新井駅西口で駅頭宣伝。
肌寒くなってきましたが、地元の後援会員の皆さんが宣伝に駆けつけていただき、1時間で100枚以上のチラシを受け取ってもらえました
「共産党ですか?」と言ってビラを受け取っていただいたり、握手を求めてきてくれるなど、大きな反響ありました
領土問題から沖縄オスプレイ、原発、消費税と色々語りました。
国民の願いや期待にこたえる立場や政策をもたない、民主党・自民党・公明党そして「維新の会」。
日本共産党だけが、国民多数の願いに応えることができる政党だということを、広く大きく訴えていきます