そぶえ元希 通信 

 日本共産党 足立地区副委員長・准中央委員 ★ 日々の活動や思いをつづります

千住9条の会「奴らを通すな!ノーパサラン」に参加してきました!

2018年05月23日 | 活動報告

22日夜、東京芸術センターの「天空劇場」で開催された千住9条の会が主催する「奴らを通すな!ノーパサラン」に参加してきました。全体で280人が参加され、大盛況でした。

この集会、協賛団体には区内の各種団体が名前を連ねました。

政党では私たち日本共産党足立地区委員会とともに、立憲民主党東京第13総支部が名前を連ね、

立憲民主党からは立憲民主党の第13支部の総支部長の北條智彦さん、足立区議会で「立憲・民主の会」幹事長のおぐら修平区議が参加していました。日本共産党からは私、そぶえ元希と、党区議団からぬかが和子区議、はたの昭彦区議、浅子けい子区議、西の原えみ子区議が参加し、連帯のメッセージを送りました。

 

安倍9条改憲を許さない「3000万署名」を広げて安倍内閣総辞職を求めていくとともに、

市民と野党の共闘で新しい政治を切り開く取り組みが、足立区からも大きく広がっていることが実感できる集会となったと思います。

メインゲストの小森陽一さん(九条の会事務局長・東京大学大学院教授)が講演します。

小森さんは、自民党がどのように改憲を策動してきたのか歴史を振り返りながらわかりやすく報告します。

私は長年、青年学生運動にかかわり、その時代から、小森さんのお話は幾度と聞いてきましたが、いつ聞いても「さすが」の一言の、抜群の中身です。

「自衛隊の3文字は安保法制(戦争法)の11の法律を背負っており、アメリカと一緒になって全世界で軍事行動ができるもの。その自衛隊を憲法に書き込むと9条1項・2項は無効化されてしまうことなんです」と、自民党改憲案の問題点と危険性を鋭く指摘します。そして、どうやって九条改憲をさせない世論と運動を広げるかについて熱く訴えます。

「なぜ『3000万署名』なのか」についても、安保法制(戦争法)反対のたたかい、2016年参院選での野党共闘、昨年の総選挙など、一連の動きを改めて思い返しながら、「改憲発議しようとする勢力が2度と国会に戻ってくることができない数が3千万。本当に政治を変えることができる数なんです」と指摘しました。

党足立地区委員会では、各支部が党として集めた署名数は2万人分を突破しましたが、改めて全国3000万の峰を目指して、気持ち新たに取り組む決意がわいてきました。

続いて行われたゲストスピーカーの方々の発言も、青年や沖縄、労働や教育など現場の声に根差して憲法を守る取り組みの大事さがひしひしと伝わってくるもので、とても勇気と元気を分けてもらい、今後の取り組みに生かすべき点を多く学ばされました。

馬場ゆきのさん(未来のための公共)

 

元山仁士郎さん(元SEALDs琉球)

 

白神優理子さん(弁護士)

 

楠秀樹さん(千住9条の会世話人・大学講師)

 

隠ぺい・改ざん・ねつ造・セクハラ疑惑・外交破たん。

内政でも外交でも追い詰められている安倍政権ですが、だからこそ9条改憲にしがみつき、働き方改悪など悪法強行に執念を燃やしています。政治を担う資格は全くない安倍政権を総辞職に追い込み、市民と野党の共闘をさらに大きく発展させ、野党連合政府を実現するために全力をあげていきたいと思います。

そのためにも、党の自力をつけるため、残す5月も奮闘したいと思います!


「都営住宅の空き家調査」が記事に!足立区でも144団地2万9983戸のうち2142戸が空いています。

2018年05月12日 | 活動報告

「生活と健康を守る新聞」(4月22日付)の一面に都営住宅の空き家の実態調査の記事が掲載されています。

足立区でも、党区議団・事務所には、多くの方から「都営住宅に入居したいが、何度申し込んでも入れない」という声が寄せられ続けています。応募倍率は数十倍以上…という『狭き門』の都営住宅入居です。

しかし、都営住宅の中には一定数の空き家が存在します。

 

東京都は、“建て替え時の転居用に”、“災害時の被災者のために”などの理由で、空き家を確保しているようなのですが、

「空き家がいっぱいあるのに、なんで入れないのか?」「多いのではないか?」という疑問の声もあがっていました。

東京都は空き家のを公表しないため、生活と健康を守る会が全都的に空き家調査を行い、その実態が明らかになりつつあります。

足立区でも、足立の生活と健康を守る会、日本共産党足立区議団が共同して区内の144の都営住宅で空き家調査を行いました。

その結果、144団地2万9983戸のうち、2142戸が空いているという調査結果となりました。

空き家率7.1%です。空き家戸数の分類には、募集用や事業用(建て替え時転居のための)、その他があるようですが、

それぞれどれぐらいの個数を確保しているかが明らかになれば、過度に個数を確保していないかどうかが明らかになります。

 

足立生活と健康を守る会は、日本共産党の斉藤まりこ都議・白石たみお都議と懇談で意見交換を行い、

今後の東京都の都市整備局との交渉を調整しているようです。

 

誰もが安心して暮らせる住環境整備へ、都営住宅の新規増設も一緒に求めていきたいと思います。