そぶえ元希 通信 

 日本共産党 足立地区副委員長・准中央委員 ★ 日々の活動や思いをつづります

西新井駅西口で駅頭宣伝♪ 全都活動者会議、足立区の会議で経験交流し、8月活動に頑張るぞ!

2012年08月20日 | 核兵器廃絶

今朝は、ぬかが和子区議と一緒に、西新井駅西口で駅頭宣伝に取り組みました

お盆休みも明けて、通勤を開始する多くの方々に、ご挨拶しながらチラシを配布します

私は消費税増税、原発再稼動問題、そして竹島・尖閣などの領土問題で日本共産党の対案、解決の道を示しながら、訴えました

ビラの受け取りもよく、激励の声をかけてくださる方もいました

 

今日は午前中、党本部で「全都活動者会議」のため、代々木へ。

若林都委員長報告に続く討論で、足立区の経験を西の原えみ子区議予定候補が発言し、ドラマ溢れる「大運動」の経験に大きな拍手が起こりました。

写真は、演壇で発言する西の原えみ子区議予定候補。

足立区に戻ってからも、会議で今の情勢や到達を確認しつつ、経験も交流し、方針を明確にしました

解散・総選挙含みの情勢の中で、来るべき総選挙で何としても勝利できるように、頑張る決意を新たにしました

 


きょう長崎被爆67年。足立区で「原爆・平和・戦争を考える展示会」

2012年08月09日 | 核兵器廃絶

長崎は9日、被爆から67年を迎えます。

長崎市内では、追悼行事などが行なわれ、原爆が投下された午前11時2分に黙とうが行われ、核兵器廃絶への思いを新たにしました。

平和公園で行なわれる平和式典には、海外から42カ国の代表が出席したそうです。

 

昨日、足立区役所アトリウムで開催されている「原爆・平和・戦争を考える展示会」(主催:足立区原爆被害者の会、8月7日~10日)に参加してきました。

今年で10回目の「展示会」。広島・長崎の原爆投下から67年、そして昨年3月の東日本大震災・福島原発事故を経て、

「核兵器と人類、そして原発と人類はもう共存できない」という被爆者のみなさんの思いが胸に響き、その思いを受け継いでいかなければならないと強く感じました。

パネル「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」では、被爆直後の写真や当時を描いた絵の悲痛な叫びが伝わってきます。

原爆被害者の会の方から、当時の体験などを聞かせていただきながら、展示パネルを学びました。

会場には、原爆の実物大模型も展示されています。

「ヒロシマ新聞」(http://www.hiroshima-shinbun.com/top.html)の紙面も展示されていました。

私は初めて見ましたが、この新聞は中国新聞労働組合が、核兵器廃絶を願い現在の視点で取材、編集したものだそうです。

 

当時、兵士だった90歳の被爆者の方から写真を見せていただきました。

右下の写真に若い2人の兵士が写っていますが、1人は被爆後の救助活動の中で、原爆症を発症し急死したそうです。

ご自身も、髪が抜け、歯が抜け、生死をさまよった様子をお話していただけました。

今年の広島での平和祈念式典で、小学校6年生の2人が、こども代表として「平和への誓い」を誓いました。

以下の部分が心に響きました。

『つらい出来事を、同じように体験することはできないけれど、

わたしたちは、想像することによって、共感することができます。

悲しい過去を変えることはできないけれど、

わたしたちは、未来をつくるための夢と希望をもつことができます。』

決して忘れてはいけない原爆による被害の実態。三度おこしてはならない、この世の地獄。

そのために、被爆体験を継承し、核兵器廃絶へ全力で頑張っていきたいと思います。


2012年原水爆禁止世界大会(広島)報告 【その1】

2012年08月04日 | 核兵器廃絶

8月4日~6日の3日間、広島市で行われた原水爆禁止世界大会

足立原水協は29名の代表団をつくり、私もその一員として参加してきました。東京全体では720人の代表団です。

そのレポートをお伝えします。

 

8月4日の1日目、東京駅、午前8時13分発の団体貸切の新幹線で広島駅に向います 車内でお弁当を食べ、お昼に到着します。

新婦人足立支部から代表参加したYさん。ブーケ班が作成したきれいな折りバラの帽子をかぶって目立ちます。

私も、折りバラをかけさせてもらいました

そして、開会会場の広島県立総合体育館・グリーンアリーナに向います。早めに到着したので、足立代表団は舞台最前列にみんなで座ります。

オープニングプログラムは「うたごえ」の皆さんと「みんなで歌おう!」

青い空は」(作詞/小森香子 作曲/大西進)、「折り鶴」(作詞・作曲/梅原司平)、「心つなごう」(作詞・作曲/山上茂典)を合唱。

開会宣言は全労連議長の大黒作治さん。その後、来賓あいさつです。

広島市長の松井一實さんが駆けつけ、挨拶します。

日本被団協代表委員の坪井直さんは被爆体験を語ります。

「20歳で被爆し、それから今年で67年たった。あの時、原爆で吹き飛ばされ、全身火だらけ。仮治療室で終戦を迎えた。畳の上を這うことができるまで1年かかった。」

「仮治療所での軍隊による救助活動は、『トラックに乗れるのは若い男性だけ』。戦争に役立つ人のみ助けるのだった。幼い女の子が助けを求め、トラックに乗ろうとすると、軍隊は怒鳴って追い返した。幼い女の子は火の海の広島を歩いていった…。女の子を助けることができなかった。これが戦争なんだ

「私は87歳。心臓病も、慢性不良貧血病もあり、ガンも2つやっている。だが、核兵器廃絶、恒久平和のために、毎日事務所に出て現役で頑張っています」

とのお話しに胸を打たれました。

 

その後、政府代表・国際機関代表の方から発言が続きます。

駐日キューバ大使のホセ・アグスティン・フェルナンデス・デ・コシオ・ロドリゲスさん。

他に、マズラン・ムハンマドさん(駐ジュネーブ国連マレーシア代表部常駐代表、軍縮大使)、ビョーン・ミットゥンさん(駐日ノルウェー行使参事官)が自国の情勢と核兵器廃絶への連帯のメッセージを会場に伝えました。

 

そして国内外の草の根の活動交流です。次々登壇し、取り組みの経験を発言します。

北海道七飯町では、町長も協力し、「核兵器全面禁止のアピール署名」(http://www.antiatom.org/)を人口の過半数集めていることが報告されました。

 

山口県からは、岩国基地へのオスプレイ配備反対の取り組み、

 

大阪の新婦人豊中支部の若い女性は、

福島原発事故に直面して、今までなぜ行動してこなかったのか悩んだ。

繰り返さないために、いま出来ることは声を上げ、団結すること」と力強く訴えました。

 

海外から参加したNGO・個人代表も、イギリス核軍縮キャンペーン(CND)、ドイツ反核法律家協会、フランス平和運動、非核フィリピン連合など発言。

韓国・済州島カンジョン村で基地建設反対運動をしている女性(左)の涙の訴えが心に響きました。

 米軍の海軍基地建設反対のため、髪の毛をそって役所前で1千回のお辞儀をする抗議行動をしたそうです。

無知な農民であっても、村民のためでなく、アメリカのための基地だということはわかる」との叫びに会場から大きな拍手が沸き起こりました。

 

核兵器の恐ろしさ、そして世界各地で広がる核兵器全面禁止・平和を求める大きな流れを感じる開会総会には6800人が参加しました

 

その後、足立代表団は、夜の交流会で感想を出し合い交流。自己紹介も含め、楽しく交流できました。

本場、広島風お好み焼も、おいしく食べることができました

 

ちなみに、「核兵器全面禁止アピール署名」は東京全体で20万1千人分の署名を突破。

足立区は8月4日時点で1万2356人です。その皆さんの思いを広島に、世界に届けてきました