少し前の話になりますが、3月2日付の「しんぶん赤旗」の党活動のページに足立地区党の経験が掲載されました。
昨年の11月に民青同盟に加盟してくれた大学1年生の民青同盟員が日本共産党に入党していただき、とても感激しました。
私もこの間、「学習セミナー」に参加して一緒に科学的社会主義の理論や日本共産党綱領の学習を行ってきました
そもそも、私たちと結びつくきっかけとなったのが、ある大学教授に呼びかけられた戦争法反対デモでした。
1人で参加していたこの学生さんに声をかけたことから、11月に行われた東大駒場祭での志位和夫委員長講演会に参加し、民青同盟に加盟。それから継続して学習会を続けてきました。
世界一高い日本の大学の学費や貧困と格差の問題など日本社会の異常とともに、どうしたら社会を変えていけるのかについて学んできました。
「野党共闘が実現し、『国民が主人公』の政治を実現するためにも、国民運動を大きく広げるとともに科学的社会主義の立場で日本社会を分析し、変革の道筋を示した党綱領を持つ日本共産党を大きくしてほしい。そのためにも、あなたに力を貸してほしい」との訴えに、快く入党を決意してくれました。
2月は足立地区全体でも10代、20代の青年が党に加わり、新しい活力を得ています。
引き続き3月も多くの方を党に迎えながら、参院選勝利に力をつくしていきたいと思います。
ところで、1~2月にかけて足立区内にある大学でも民青同盟のみなさんといっしょに受験生激励の宣伝行動を行いました
「大学で専門学問を学びたい」、「社会の役に立ちたい」など、受験生の大学に対する熱い思いとともに、高学費やブラック企業や就職難など、社会に対する切実な不安も大きく、政治の役割を実感する対話がありました。
神奈川県から看護系の学部を受験した高校3年生の女子高生は、大学の期待度は「0%」といいます。
理由を聞くと、「家にお金がなく、学費を払うことができないので、たとえ合格しても看護専門学校に進学することが決まっている」といいます。
3人姉妹の長女で、「妹たちが進学できるように、自分は大学には進学しないことを決めている」とのこと…
「受験料がもったいなかったから」との受験した理由にショックを受けました。
もちろん、看護専門学校でも専門的な学びもできますし、看護師として将来を担う大事な勉強ができます。
しかし、学費がかかるから、という理由で、大学に進学する道を自ら断たなければならない無念さを感じざるを得ませんでした。
このような学生・高校生の実態に心を寄せることなく、若者の夢を奪うかのように国立大学の予算を毎年1%カットを方針化する安倍政権に心からの怒りを感じます。
返済不要の奨学金制度の創設や大学の学費値下げを実現させて、
お金の心配なく、誰もが学べる社会を目指していきたい。
そのためにも、参院選での野党勝利と日本共産党の躍進のために手立てをうっていきたいと思います。