娘が誕生してはや1年が経ちました。
振り返れば、長かったような、短かったような…いま振り返ると、怒涛の子育ての毎日だったと思います。
日に日に成長している娘もそうですが、親にとっても、山あり谷ありでした。
特に保育園に通うようになってからは保育園の先生方や同じクラスの保護者の方々などとも交流が始まり新しい関係が生まれました。
妻も私も一歩一歩、親として成長しているのだと思います。
職場や地域、そして親戚の方々の大きなサポートもあり、娘の成長とともに家族としても成長しているのだと実感します。
いま、国内でも海外でも、突然の災害に命を奪われたり、なぜこのように命を軽く扱うことができるのか…と、心を痛める事件・事故が後を絶ちません。
小さな命の成長を間近で見守りながら、人の命や尊厳を大切にする社会の実現へ力をつくす決意です。
さて、妻の職場復帰後、月の半分近くを熱を出していた娘(親も何度もダウン・・・)ですが、ここ1ヶ月は少し慣れて体力が付いてきたのか、病気で休むことはほとんどなく元気です。
食欲旺盛。とにかくよく食べるのが元気の源でしょうか。
ガシガシかじれるトウモロコシが大好物です。
離乳食だけでは足りず、ぺろりと平らげた後には、「次は、トウモロコシ!」、「次はミルク!」と要求するように、どんどん机をたたいたり、大泣きしたり。
先にミルクが欲しい時には、お口にもっていった離乳食のスプーンを、思いっきりはたいてきます
食べ物への執着心は相当なものです。
1歳を前にして、つかまり立ちができるようになり、いまはつかまり歩きが楽しくて仕方がないようです。
家の中では椅子などを押して歩く練習に夢中です。
お盆休みに、名古屋の両親と妹の子ども達と行った旅館では、
従兄弟のおねえちゃん・おにいちゃんに見守られながら、得意げにいすを押して、テクテクずんずん、歩行練習。
あっちに行ったり、こっちに行ったりで、満面の笑顔です。
育児書には、「人間としての偉大な一歩を踏み出すときが近づいています。最初の一歩は、いつ踏み出されるか予想できません」
と書かれています。
●最初の一歩は突然やってくる
●ひとりひとりに用意された偶然のシナリオ
●「ひとり歩き」は相当な緊張感を伴う
足は体重を支えるだけの強さを持ち、伝い歩きで足を交互に出す経験も積み、バランスを崩しても無意識に両腕が前に伸び頭や顔を守ることができるようになっている。
だけど、つかまってなら立てても、歩けても、「ひとり歩き」はしません。
移動する際には、丁寧にいったん尻もちをついてから、ハイハイで移動。
育児書には、大人がバンジージャンプやスカイダイビングに初めて挑戦する時の気持ちに近いのではと書かれています。
大人になった今では想像もつかない挑戦が、1歳前後の「ひとり歩き」なのでしょう。
これから成長するにつれて、人生の中でいろんな挑戦に直面するでしょう。
その最初の一歩。娘の「ひとり歩き」のその時を、楽しみにしながら見守っていきたいと思います。