8月15日の今日、72回目の終戦記念日を迎えました。
日本共産党足立地区委員会は地区宣伝カーを運行し、地元の区議会議員のみなさんとともに、
北千住駅西口、綾瀬駅東口、竹ノ塚駅東口、西新井駅西口の4ヵ所で毎年恒例の街頭演説を行いました。
【写真は西新井駅西口でぬかが和子区議、あさひ将地区青年対策室長とともに】
戦前の軍国主義がおしすすめた侵略戦争と、日本による植民地支配の犠牲となった、国内外の人々に深い哀悼の意を表しました。
そして、アジアで2千万人以上、日本人で310万人以上の犠牲の上に、二度と戦争はしないと誓った憲法9条の改憲をゆるさず、
紛争は話し合いで解決する平和な日本を築くために全力をあげる決意を訴えました。
【写真は竹ノ塚駅東口で、針谷みきお区議、山中ちえ子区議とともに】
時折強く降る小雨の天気でしたが、
どの駅頭にも40人前後の方々が聞きに集まっていただきました。
駅を利用する方やバス停で待っている方々も、大勢、訴えに耳を傾けていただきました。
心から感謝申し上げます。
8月、様々なメディアで戦争について考えさせられる特集が行われています。
14日付の「しんぶん赤旗」にも新潟市在住の92歳の斎藤牛男さんの戦争体験が掲載されました。
「戦地は人間と人間の殺し合い。それ以外なにもない」と語ります。
今に生きる私たちは、戦争体験者のこの言葉を胸に刻み、二度と戦争による惨禍を繰り返さないために、知恵と力を尽くすことが求められているのではないでしょうか。
しかし、自民党と公明党の政権がやっていることは、この痛苦な思いを踏みにじるかのように、
日本を再び海外で「戦争する国」にしようとするものです。
2014年の集団的自衛権行使容認の閣議決定、2015年の安保法制=戦争法の強行。
そしていま、いよいよ憲法9条が”邪魔だ”と、安倍首相は憲法改憲に執念を燃やし、準備を着々とすすめています。
今、この国の政治はとても危ういのではないでしょうか。
南スーダンにPKO派遣した自衛隊は、宿営地近くで激しい戦闘が起きていながら、記録されていた「日報」を隠ぺいし、
「安全だ」と言い張って危険な任務を続けさせました。
森友学園や加計学園の疑惑についても、「記録は破棄した」「記憶にない」を連発し、疑惑に向き合おうとしません。
言論の自由や内心の自由を侵すおそれのある共謀罪法も、嘘とごまかしで強行しました。
国民の声には耳を傾けず、どんなに反対や批判の声があろうとも、「数の力」で押し通す。
いま安倍政治そのもののが問われています。
こんな無茶苦茶な政治は、もう転換するしかありません。
市民と野党の共闘を大きく発展させ、来たる解散・総選挙では野党統一候補を実現させて、
この足立区からも安倍政権を打倒する結果を出すために、力を尽くしていきたいと思います
綾瀬駅東口での演説後に花束をいただきました ありがとうございます。