7月21日の参議院選挙で日本共産党は改選3議席を大きく上回る8議席を獲得しました。
今日昼に作成した、明日の「しんぶん赤旗」日刊紙に折り込む足立区の結果を紹介したビラです。
東京選挙区は、30歳の新人・吉良よし子さんが12年ぶりに日本共産党の議席を獲得。
大阪(定数4)と京都(定数2)でも15年ぶりに議席を獲得しました。
比例代表は全国515万票(得票率9.7%)で5議席の目標を達成しました。これで非改選の3議席とあわせ11議席となり、
議案提出権と党首討論に参加する権利を獲得する大躍進を勝ち取ることができました。
日夜を分かたず、奮闘していただいた党員・後援会員・支持者のみなさんには、心から感謝を申し上げたいと思います。
東京では、都議選につづき、都民のみなさんから「安倍政権の暴走ストップ」の願いを託され、比例代表で約77万票を獲得しました。
共産票は、みんな・公明・民主などを上回り、自民党に次ぐ第2党に前進しました。
日本共産党は安倍政権が、国民の声を無視してすすめようとする消費税増税や憲法改悪、原発再稼動などの暴走と正面から対決するとともに、国民の声にたった抜本改革の提案を示し、その実現のために全力をあげていきたいと思います。
さて、とにかく、あっと言う間であったのか、長い長い時間であったのか…。
投票日から今日にかけては、怒涛の時間の流れ。やっと今になって落ち着き、勝利の実感もじわりじわりとこみ上げてきます。
投票日の朝から投票箱のふたが閉まるまで、棄権防止活動に全力で取り組みつつ、
ふたが閉まってから結果の集計などに奔走している中で、開票速報で情報が続々と入ってきます。結果にやきもきしながら、翌朝の宣伝で各区議や大島よしえ都議のみなさん達が配布するビラの作成の準備にかかります。
ここがなかなか難しいところで、得票数の情報も、確定する議席の数も分かりません。構想を練りつつ、結果の進展を見守ります…
ビラ作成は翌日に回そうか…という議論もありましたが、
東京、大阪で当選確実が出され、そしてついに定数2の京都でも当選確実の報道!事務所が沸きます
「これは、翌日のチラシ出さねば」と、腹を固めました。
ただ、翌日の「しんぶん赤旗」日刊紙のポスト卸しに間に合わせなければならないため、最終的には7議席の段階で作成しました。
(下のビラは8議席が確定した後の、昼宣伝バージョンの第三弾ビラ)
第一弾ビラを作成したところで、午前0時半を過ぎたあたりで、足立区の東京選挙区の開票状況が入ってきます。
得票結果を入れた第二弾ビラの作成にすぐにとりかかります。
諸事情で一部、第一弾ビラをつかっていただく地域もありましたが、無事、駅頭宣伝用に間に合わせることができました。
ビラの印刷とポスト卸しの作業を整えたら午前2時。でもまだ、比例の5議席目は決まりません
テレビを見守っていると、何と比例5議席目の当確が出るではありませんか
比例5議席の目標達成!3つの選挙区での勝利。議案提案権と党首討論に参加する権利を獲得できる、躍進の勝利でした。
「よし、寝るか」と思いきや、この時間帯も実は、必死に頑張ってくださっている方がいるんです。
比例代表の開票立会い人を引き受けていただいた方からの最終報告は午前3時半近く。
投票箱のふたが閉まったあとから、票が確定するまでの、まさしく最後までの奮闘していただいたHさん。本当にありがとうございました。
あっという間に一夜明け、お礼電話のスポットや結果チラシの作成などで、今日もあわただしく一日が過ぎ去ります。
しかし、都議会議員選挙での議席倍増につづく、参院選での躍進。
政党間の力関係の激変や各支部で生み出された様々なドラマがありました。
強く大きな党をつくる活動をすすめながら、その1つ1つをよく教訓化して、
日本の政治の行き詰まりを転換する、新しい時代をつくる活動に取り組んでいきたいと思います。