2024年度3月~5月 予定表
ビデオ・学習会の3月予定表
足立区舎人1丁目(舎人ライナー駅付近)に総戸数45戸、うちワンルームマンション39戸が建設されようとしています。この建築物は足立区集合住宅条例で定められている規制をぎりぎり確保して計画されていますが、わずか500㎡程度の狭い土地に境界50cmしか話さず高層建築物が建つため、一日、4時間も日照が奪われるため、地域住民が建設に反対しています。
昨年9月3日、一般財団法人足立区政研究所を設立しました。区政研究所は、非営利活動を含む事業として、足立区政について政策提言を行い、その創造的発展に寄与することを目的として(1) 足立区政及び地方自治に関わる調査・研究・政策提言(2) 資料収集・学習事業 (3) 講演・シンポジウム・研究集会 (4) 区民の自主活動に関する助言又は援助の活動 (5)その他、法人の目的を達成するために必要な事業を行う一般財団法人です。地域住民運動の支援や助言も行います。理事長は濱野惠男さんで、私針谷みきおは所長をつとめます。
区政研究所には集まり処「はんの木」もオープン。誰でも簡単につかえるスマホ教室、レンタルスペースを提供します。足立区政研究所2階
・料理教室・オカリナ教室、パソコン教室など行われています。会場は56㎡で約35名で最大50名程度入れます。
・時間帯は①午前9時~12時 ②13時~17時 ③18時~21時
1区画 1000円
活動計画は以下の通りです。
12月8日、北千住駅前のシアター1010のギャラリーで、前針谷みきお区議の労をねぎらう会が開催されました。
針谷みきお区議は区議9期36年、吉田万三区政の幹事長として、革新区政を支えてきました。5月26日に行われた区議選では後継者の横田ゆうさんが見事、当選され議席をバトンタッチしました。
この会には吉田万三元区長、斉藤まりこ都議、大島よしえ前都議、ぬかが和子区議団長をはじめ全議員が参加して、盛大に行われました。
最後に横田ゆう区議から花束が渡されにごやかで、楽しい会となりました。
なお、前針谷みきお区議の36年間の活動をまとめたリーフレット(16ページ)と200名以上の方から寄せられたメッセージ集が配布されました。
リーフレットのほしい方は 針谷みきお前区議に連絡して下さい。 ☎070ー5458ー6220
5月6日、北千住駅西口で開催された日本共産党街頭演説で横田ゆうさんの演説を視聴して下さい。
動画を見るには、画像もしくは下記のアドレスをクリックして下さい。
「令和」の典拠ー「万葉集」大伴旅人のメッセージ 「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」
エッと思われる人がいるかもしれません。実はこう言ってる人がいます。短歌研究5月号 「新元号の深意」の特別寄稿、東京大学教授の品田悦一さんです。
品田教授は次のように述べています。
新しい年号が「令和」と決まりました。典拠の文脈を精読すると「権力者の横暴を許せないし、忘れることもできない」と言うおそらく政府関係者には思いもよらなかったメッセージが読み取れてきます。さて、令和の典拠として安倍総理が挙げているのは「万葉集」巻五「梅花歌三十二首」の序でありました。
これは天平二年(西暦730年)1月13日、太宰府の長官だった大伴旅人が宴会を主催し集まった役人たちがその時読んだ短歌をまとめたものです。―中略―これは権力を掌握した藤原一族に向けられていると品田教授は言います。
大伴旅人は「今の私にとって後世の人々に訴えたい、どうか、私の無念をこの歌群の行間から読み取ってほしい。長屋王を亡き者にしてまでやりたい放題を重ねる彼らの所業が私にはどうしても許せない。権力を笠に着た者どものあの横暴は許せないどころか、片時も忘れることができない。」
これが令和の代の人々に向けて発せられた大伴旅人のメッセージなのです。テキスト全体の底に権力者への憎悪と敵がい心が込められています。
品田教授はさらに「安倍総理ら政府関係者は次の三点を認識すべきでしょう。一つは新しい年号「令和」とともに権力者の横暴を許さないし、忘れないと言うメッセージの飛び交う時代が幕を開け、自分たちが日々このメッセージを突きつけられるはめになったこと。二つ目はこの運動は万葉集がこの世に存在する限り決して収まらないこと。もう一つはよりによってこんなテキストを新年号の典拠に選んでしまった自分たちはなんと迂闊であったと言うことです。」と指摘しています。
「令和」の時代の幕開けはマスコミによる祝賀ムードとは裏腹に皮肉にも、安倍政権の横暴への国民の批判が広がり、安倍内閣サヨナラを待ち望む、運動を期待しているととれるのは私だけではないと思います。
区議会議員 針谷みきお