前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

赤城山再発見!

2009-08-01 23:35:43 | Weblog

 本日朝10時より、赤城山夏祭りに出席しました。

 山特有の変わりやすいお天気の中でオープニングセレモニーが行われました。気温は18度。ほぼ北海道と同じくらいの気温だそうです。

  折角の機会ですので、お世話になっている塩原純子さんが経営する大沼湖畔のお店でコーヒーを頂きました。空気が美味しいせいか、大変美味しく感じました。

 塩原純子さんは、誰よりも赤城山をこよなく愛し、まさに赤城山・富士見のまち興しに全身全霊を傾けている方。この春、かつてのエネルギー資料館が赤城山観光センターとしてリニューアルオープンしましたが、それに尽力したお一人でもあります。かつて志賀直哉が赤城山に滞在し、それを題材に執筆された2編のうちの1つ「焚火」の石碑が大沼湖畔に立っていますが、その御礼として赤城山分校の子ども達が志賀直哉に御礼の手紙を送ったところ、志賀直哉から文学全集が寄贈されたことを突き止め、村中を探して周り、オープンの4日前になって奇跡的に発見されたエピソードも伺いました。

 その後、帰りがけに観光センターを訪問。

 入口には、芥川龍之介が残した「だから僕は赤城が一等好きだつて言ふんだ。」といった言葉が掲げられておりました。

 赤城山を幸田露伴、与謝野晶子、高村光太郎、芥川龍之介、志賀直哉等多くの文人が訪れ、それぞれにまつわる大変興味深いエピソードも沢山残されていますが、誠に残念ながらここでは紹介しきれませんので、ぜひ、1度赤城山観光センターに足を運んで頂きたいと思います。私はそこで販売されていた赤城山文学紀行(県立土屋文明記念文学館編)と同文学館でかつて企画展「今日も赤城山が見える―風の山文学紀行―」が行われた際に編集された小冊子を購入してきました。

 ご承知のとおり、前橋市は今年5月5日に富士見村と合併し、赤城山も前橋市となりました。この知名度の高い、貴重な観光資源を活かし、新・前橋市としての観光振興と活性化に取り組んで行きたいと思います。