前橋市議会議員中島もとひろの“私たちの子どもや孫の世代のために!”

前橋市議会議員中島もとひろのブログです。日々の活動や愛する故郷“前橋”への熱い思いを、このブログを通じてお伝えします!

全国若手市議会議員の会総会・研修会第1日目

2009-08-10 23:19:22 | Weblog

 本日、名古屋で開催されている全国若手市議会議員の会の総会と研修会に参加しました。

 全国若手市議会議員の会は、1994年(平成6年)7月に発足し、原則として35歳までに初当選した45歳までの市議会議員で構成された超党派の団体です。共通の目標である民主主義と地方自治の発展のため連携することを目的に、会員は全国に300名を超えます。私は、平成13年2月の初当選後に入会し、今年で9年目となりますが、3年ぶりの参加で、2年前の統一地方選挙もあり、顔ぶれも大夫様変わりしておりました。ちなみに、今ではメンバーから国会議員や都道府県議会議員も誕生しておりますが、今年31歳で千葉市長に初当選した熊谷氏もメンバーの1人です。

 総会後の研修会では、政府の道州制ビジョン懇談会座長であり、PHP総合研究所代表取締役社長でもある江口克彦氏より、日本の新しい「国のかたち」地域主権型道州制をテーマにご講演を頂きました。江口氏は、我が国における道州制についての第1人者のお一人であり、ご本人曰く、言い始めて40年とのことでありました。この度の総選挙に際し、各政党のマニフェストで道州制について触れられております。一般的には、そうは言ってもいつ道州制が導入されるか分からないといった見方が態勢です。しかし、極めて政治問題であり、一気に進む可能性も否定できません。私としては、国と地方の役割分担をはっきりさせるためにも、「国、都道府県、市町村」といった3層制の構造を「国と地方」といった2層制にし、道州制の導入を1つの契機にして、なかなか進まない国と地方の役割分担、国や都道府県から市町村への権限・財源の移譲等、行財政改革を断行すべきと考えております。大変タイムリーなテーマであり、有意義な研修会となりました。