有馬もとの補助犬訓練士ダイアリー

聴導犬・介助犬国際認定インストラクター(日本聴導犬協会)有馬もとのプライベートブログです。

1057 ユーザーの地元での補助犬認定試験を! 補助犬ユーザーの負担を少しでも減らすために

2013-01-13 17:04:33 | 補助犬&聴導犬&介助犬

 みなさまからの応援で、12月11日12日の両日、日本初の 沖縄現地での聴導犬認定試験を実施することができました。

 おかげさまで、聴導犬候補犬のけいちゃんとユーザーさん、認定委員全員「合格!」できました。

 ユーザーさんの負担を軽減できるように、沖縄県身体障害者更生相談所様のお力添えで、沖縄での認定試験のために、言語聴覚士。社会福祉士。障害者相談員の3名の方のご協力をいただけました。そのほかの、耳鼻科医師、補助犬訓練士。『全日本聴導犬ユーザーの会』の会長には、飛行機で沖縄へ同行いただきました。試験内容は以下のとおりです。

 今後も、ユーザーさんの地元で認定試験ができるように、各地の福祉施設の協力を得ていきたいと考えております。  

 

聴導犬およびユーザーに関する試験内容について

 

 沖縄のモノレール、東陽バスの協力で、認定試験前の乗車訓練や乗車試験も受けることができました。感謝申し上げます。

日程

時間

担当委員と試験内容

試験内容

備考

平成24年  12月●日

午前10時~

補助犬訓練士により自宅での音の訓練結果

聴導訓練

30分間

買い物と外での音の訓練結果       

パブリック・アクセス・テストおよび聴導訓練

30分間

バス乗車(自宅→那覇バスターミナル) 

 

 

パブリックアクセス・テスト

   

30分間

モノレール乗車(旭橋→那覇空港)    

15分間

空港内での昼食             

45分間

モノレール乗車(空港→旭橋)    

15分間

午後16時終了

モールでの買い物            

30分間

12月●日 午後13時より

担当の認定委員(補助犬訓練士、障害者指定耳鼻咽喉科医、言語聴覚士、社会福祉士、障害者相談員、聴導犬ユーザー)による

 

個々の認定委員の専門的な視点からの面接。ユーザーのQOLおよび自立支援に聴導犬が役立っているか否かのポイントで質問

 

 

認定試験面接

   

各認定委員10分程度の質問時間

面接の場所で、音に対する反応を見る

聴導試験動作

ドアノック、タイマーなど

 

 

   

※獣医学的チェックは、赤坂動物病院にて10月に終了済み



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