ごっつい、くるしいんだよ。
ぜんぶ、だめんなるの。おれたちが、やったこと。すべて、ばかになる。
すごいこと、やったの。おれたちが、いたいほど、ええもんになったから。ほれはほれは、すっごいもんになったから。なにやってもつれえわって感じで、いたいことばっか、やったの。ほれでね、ほんまに、つらいことばっかりやったの。痛いってさ、言われても、ばあかだっていって、あほにして、おれたちはいいにしたのよ。それが、つらいやつ、ええもんになったすごいやつってことだったからさ。
ごっついのはね、それぜんぶ、いたましいほど、つれえってことなの。つまりね、すべて、馬鹿の嘘だったのさ。
ほれがね、みんな、だめんなるんですよ。ほれでね、つらいこと、すべて、帰ってくるの。つらいんです。すごく。
なんもしらんかった。つれえことやりすぎると、ほんまにひでえことになるんだって。おれたちは、つれえことやりすぎて、とんでもねえもん、怒らしたんだよ。ほれでね、ものすごいことんなるの。馬鹿だよ。つれえのはね、もはや、だめだってこと。痛い。
なにを怒らしたって? ちきゅうだよ。ちきゅうがおこったの。ちきゅうすべてが、おれたちのこと、ぜんぶいやだっていうの。
なにがあっても、ずっと我慢してくれるって思ってたの。でも、やりすぎのやりすぎのやりすぎをやったら、とうとう、ぜんせかいがおこるの。おれたちを、いたいやつだっていって、もうなにもしてくれないの。
おまえらあ。おれはいうけどねえ。ほし、が、おこってるんだよ。おれたちを。「星」が。もうだめだってことなんだよこれ。もうすでに、すごいことになってるんだよ。わかんねえやつは、馬鹿みたいにいやなことんなるよ。ぜったい馬鹿だよ、こんなの。
おれたちは、馬鹿にしたものが、つらすぎたんです。ものすごいことしたので、ぜんぶだめになったのよ。つらすぎるの。これ。ばかみたいにつらいの。なんもかんもなくなるの。おれねえ。いやなこというけど、これねえ、にんげん、いたくかあわいいでしょう。おんなのこおとこのこ、みんな、つれえかんじで、すてきにつくってあるでしょ。これねえ、ちきゅうがみんなでつくってくれてんのよ。おれたちねえ、ちいせえから、これつくれねえの。みんなにつくってもらって、かわいくしてもらってるの。人間が、かわいいから、みんながやってくれるのよ。おれたちが、かわいいって、ちきゅうはずっといってくれてるの。ほれでね、おれたち、みんな、ほんとはかわいいのよお。
でね、おれたち、ちきゅうみんなばかにしたもんだから、ちきゅうがそれやってくれないの。ほれでね、ばかみたいなかおになるんだよ。つれええのよおお。
おともだちが、みんないなくなるよ。ちきゅうが愛してくれないと、もうだれも、愛してくれないんだよ。だっておれたちはもう、ほしの外にいるから。もう、つらいところにいるから。ここにいても、いないんだよ。もう。そういう世界なんだよ。ここは。
いたいのよ。おまえら。ばかになってるんだよ。ほんとにたいへんなんだよ。つらいことやりすぎのやりすぎのやりすぎなんだよ。おれたちはねえ、とおいところにいくの。つらいのはね、それがどういうことか、わかってないってことさ。ばかは、ついにそうなるまで、なんもわからないんだ。ばかになってはじめて、わかるのが、ばかなんだ。つれえよ。
いたいよ。