日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2021完結編 - 帰着

2021-04-26 20:48:43 | 東北
在宅勤務の導入により、朝帰りが心理的には若干楽になりました。始発列車で北東北から戻る場合は特にです。重荷を担いで職場に直行するしかなかった従来と違い、自宅に戻って始業できるのは助かります。長い一日がようやく終わりました。
青森から一旦帰京したものの、社会情勢の混迷もあり、いつ再開するかは流動的になってきました。繰り返し主張してきた通り、無理無体な「要請」に応じるつもりはありません。とはいえ、そうならざるを得ないよう、お上が卑劣な手段を講じている中で、全くの無関係というわけにもいかない現実があります。
昨日も言及した通り、北海道まで行く可能性は低くなりました。花見についてはやりきったと実感しているのに加え、連休中の天気予報が全く振るわないからです。休みを三日加えれば、最大で11日間休める状況ではあったものの、今のところそこまでするつもりはありません。ただし、あちらに置いた車を回送する必要がある以上、連休中ひたすら閉じ籠もっているわけにもいきません。かような観点からすると、昭和の日はひとまず捨て、中一日で訪れる五連休に再開するのが最も現実的でしょう。とるつもりだった休みを見送るのであれば、限られた形とはいえ「要請」に沿っているともいえます。これが自分にできる最大限の譲歩です。
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東北縦断花見の旅 2021完結編 - はやぶさ4号

2021-04-26 06:52:10 | 東北
風呂から上がって新青森駅に移動。出発から1435km走ったところで弘前編は完結となりました。
駐車場に入ったのは発車の25分前、荷物をまとめて駅へ向かったのが20分前です。切符を買って改札をくぐり、ホームに上がった時点でも10分以上が残りました。慌てがちな自分にしては上出来といえる結果です。しかし、一風呂浴びて温まった後、重荷を担いでしばらく歩くと、どうしても汗ばんでしまいます。時間の許す限り車外で涼み、発車後に冷たいお茶をすすったところでようやく汗が引いてきました。あとは列車に身を任せます。

★新青森618/はやぶさ4(4B)/923東京
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東北縦断花見の旅 2021完結編 - あさひ温泉

2021-04-26 05:41:46 | 温泉
早朝ともなるとさすがに空いています。一時間は下らないと見ていたところを小一時間で走りきり、発車時刻までほぼ一時間が残りました。そうなると寄り道をしてしまうのが自分の癖です。乗車の前に一風呂浴びることにしました。あさひ温泉に立ち寄ります。
津軽の温泉の多くは早朝からの営業です。ただし、乗車の前ということになると六時からでは間に合いません。五時から入れ、なおかつ青森市内というのが必須の条件です。豈図らんや、最も近いこの温泉が五時から営業だったため、あわよくば寄ろうと思っていたのでした。浴場の中央に長方形の巨大な浴槽が据え付けられ、掛け流された源泉が床を伝うのは、二日目に訪ねたつがる温泉と同様ながら、やや白濁しているのがこちらの温泉の特徴です。
今回の道中だけでも、県下で五軒の温泉を訪ね歩いてきましたが、お湯、雰囲気はそれぞれ全く違いました。銭湯通いを始めたことで、お湯を旨とする温泉よりも、生活臭のある銭湯にますます傾倒してきたところではあるものの、両取りできればそれに越したことはありません。青森の温泉のよさを改めて実感した今回の道中でした。

★あさひ温泉
青森市富田3-16-50
017-766-9700
500AM-2200PM
入浴料450円
泉質 ナトリウム塩化物泉(低張性中性高温泉)
泉温 43.5度
pH 7.44
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東北縦断花見の旅 2021完結編 - スマイルホテル弘前

2021-04-26 04:18:17 | 東北
腐っても鯛の諺があります。物騒なご時世に異例の早咲きが重なっても、弘前はそれ相応の賑わいでした。とはいえ、日曜の晩はさすがに空いていました。定宿の一つとしているスマイルホテルも空いていたため、即決という結果です。
宿が最も混んでいたのは土曜に重なる三泊目で、その他についてはスマイルホテルも空いていました。ただし、御多分に洩れず値上げされ、室料だけで九千円の設定でした。万単位の値をつける宿も多い中、九千円なら常識的な範囲とはいえ、自分が宿に払える料金ではありません。東横インの世話になったのもそのためです。一連の騒動によって宿泊業が大打撃を受ける中、泊まるならなじみのところを優先したくなってくるのは人情ながら、その料金でもいずれは埋まる状況なら、あえてこちらが手を出すまでもなかろうと考えました。
そのようなわけで、今回は素通りとなるはずだったにもかかわらず、帰り損ない一晩延泊したことにより、せめてもの罪滅ぼしができました。出発が早すぎて、当館自慢の朝食をいただけないのが心残りではありますが、些少ながらも宿泊費を落としていけることを幸いに思います。
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東北縦断花見の旅 2021完結編 - 五日目

2021-04-26 04:11:14 | 東北
おはようございます。「はすや」を出るとまたもや路面が濡れていました。通り雨が降ったとばかり思ったところ、宿に戻って驚きました。荷物を下ろそうとしたとき、雪が車体に積もっていたのです。弘前の市街でこれなら、岩木山の方では路面に積雪してもおかしくありません。例年より早い時期に訪ねたことを再認識する出来事でした。
弘前での延泊は朝帰りという代償を伴いました。列車が出る新青森まで走るのが本日最初の一仕事です。別れの挨拶などと称して方々へ寄る時間は残念ながらありません。挨拶は昨夜のうちに済ませたため、まずは粛々と走ります。
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