日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

本日の晩酌 - 魚真

2021-04-03 18:28:40 | 晩酌
数日来、早くも初夏かと思わせるような気候が続きました。表を少し歩いただけでも汗ばむどころか汗をかき、窓を開けて扇風機を回す場面が増えました。この陽気でソメイヨシノは瞬く間に散っていき、八重桜が早くも見頃を迎えました。その八重桜でささやかな花見ができたことについてはよかったものの、人出の多さは相変わらずです。皇居外苑を訪ねるも、人の多さに辟易し、一駒カメラに収めただけで退散しました。先週末に比べても、全国的な花見の名所に比べても、どうということのない人出ではあったのです。しかし去年に比べると、ざっと三倍、四倍ほどはいるでしょう。大量の勤労者が一斉に働いて休む、貧しい生活様式を象徴するかのような光景に、何より辟易させられたというのが実情です。とはいえ、日照り続きの飲食店には恵みの雨が続いたということでもあります。魚真に一報入れたところ、今週も配達はお断りとの返答が。そこで二週続けて出向いたところ、粋な計らいがありました。刺し盛りが、直径40cmはあろうかという巨大な容器で出てきたのです。赤身、白身、光り物、甲殻類と貝類を織り交ぜた豪華九点盛りでした。毛蟹も久々の復活となります。
奮発したのは翌週以降を見据えてのことでもあります。花見の旅が始まれば、大型連休、場合によっては来月の下旬まで、旅先との間を毎週末行き来することとなるでしょう。自分にとっては、我が家での晩餐も今夜でひとまず打ち止めになる可能性が大です。暖かくなればなるほど、生ものの持ち帰りは厳しくならざるを得ません。配達と持ち帰りがその頃まで帰る頃まで続いているかも分かりません。次がいつになるかも分からないなら、やれるだけやっておこうという寸法です。

刺身盛り
毛がに
なまこ酢
あん肝ぽん酢
ほたるいか酢味噌和え
わかさぎ唐揚
メバルと筍の煮物
鉄火巻
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