日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

東北縦断花見の旅 2021 - 帰着

2021-04-13 20:34:42 | 東北
東京駅から電車を二本乗り継いで帰ると、始業の10分前でした。在宅で業務を片付け、早朝に始まる長い一日がようやく終わります。
旅先に車を置いて帰るのは去年の11月以来です。しかし、半年足らずの間が空くだけでも勘は鈍ります。荷物がとにかく重すぎて難儀させられました。要因として最も大きかったのは酒瓶を三本抱えたことですが、車内に残してよいものまで持ち帰ってしまったのも一因です。いまだに流動的な情勢ながら、北東北まで駒を進めることができれば、さらなる続きも考えています。この教訓が早速活かされることを期待したいものです。
磐越西線を上っていき、川桁駅に着く直前、観音寺川の桜並木が見えました。金曜に再び休みをもらい、中三日で復帰するのが今のところの予定です。その頃には見頃が近付いているでしょう。米沢へ行く前提で考えると、猪苗代の方まで行けるかどうかは微妙ながら、天候によっては十分検討に値します。再開後の活動も楽しみです。
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東北縦断花見の旅 2021 - やまびこ50号

2021-04-13 09:02:04 | 東北
郡山駅の構内に進入すると、ED75を先頭にした工臨が下り方へ出発するところに遭遇。今や貴重な光景を見届けてから新幹線に乗り継ぎました。
会津若松、米沢のいずれを起点にする場合でも、帰りの列車はがら空きでした。指定席の発売状況から分かる限りの範囲とはいえ、自由席も推して知るべしだろうと高を括っていました。そして実態は想像していた以上でした。同じ車両の先客はわずかに一人だったからです。この状況が数年単位で長期化したとき、我が国の鉄道網はどうなってしまうのかが気になるところではありますが、ひとまずは心置きなく帰ります。

★郡山857/やまびこ50(50B)/1024東京
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東北縦断花見の旅 2021 - 揃い踏み

2021-04-13 07:39:11 | 東北
読みはおおむね的中し、朝食が済むと七時を回りました。わずかとはいえ余裕が出ると、その分で欲張ろうとしてしまいます。別れの挨拶がてら鶴ヶ城まで一っ走りし、それから駅へ向かいました。しかし、気まぐれが裏目に出ることはなく、発車の20分前には会津若松駅に到着。出発から504km走ったところでひとまず終了です。
新幹線が空いているのは、前日照会したことにより分かっていました。しかし、会津若松から郡山へ向かう列車は、朝の混み合う時間にそのまま重なります。短編成に詰め込めるだけ詰め込むという、地方において常態化した悪弊により、下手をすれば大都市圏より混み合うことにもなりかねません。そうなることも警戒しつつ余裕をもって動いた結果、進行方向に向かって左側のボックス席に収まることができました。
左側を選んだのは、磐梯山の眺めを期待してのことです。しかし、出発早々現れたのは飯豊山でした。左に飯豊山、右に磐梯山が揃い踏みする中を北上し、しかる後に右へ旋回しつつ高度を上げるのが磐越西線の線型です。曇り空の下とはいえども、有終の美を飾るにはふさわしいものがありました。

★会津若松735/1226M/848郡山
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東北縦断花見の旅 2021 - 三連泊

2021-04-13 07:02:00 | 東北
連泊したことは何度かあるものの、三連泊は久々です。昨晩も中町フジグランドホテルの世話になりました。
朝食が有料化されたことにより、連泊のときは趣向を変えるという選択肢が生まれました。しかし、頼みの綱だった五時開店のラーメン屋が、今日はあいにく定休でした。三泊目を朝食付きで手配したのはもちろんです。
郡山に立ち食いそばがあるものの、乗継の間合いからして寄ることはできませんでした。さりとて車内での飲み食いは好みません。そのような状況において、出発前に温かい朝食をいただけることがしみじみとありがたく感じられました。三日にわたって世話になったことに感謝します。
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東北縦断花見の旅 2021 - 四日目

2021-04-13 05:54:11 | 東北
おはようございます。予報通り、外は冴えない曇り空です。昨夜の時点で桜は少し散っていました。昼から無情の雨が降り、あの桜をますます散らすでしょう。花盛りに合わせて乗り込み、快晴下で三日にわたり花見をした後、下り坂になるのと同時に一旦帰るという流れは、ある意味理想的でした。
朝帰りの強行軍を選択したのは、もう一晩散財していきたかったという事情によるところが第一です。それだけでなく、翌朝の算段をつけやすかったこともあります。六時に風呂が開き次第入り、上がり次第荷物を車に積み込んで、六時半に始まる朝食をいただいてから出発すれば、頃合いの時刻に駅へ到着します。七時半の列車に乗ると、郡山では過不足のない間合いで新幹線に接続し、始業を一時間延ばすだけで間に合うという寸法です。ただし、計算上は成り立っても、実行すると厳しかったということは往々にしてあるものです。列車に乗るまで気を抜けません。
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