日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

四谷赤坂麹町 - まるしげ夢葉家

2020-09-07 20:48:00 | 居酒屋
目まぐるしく移り変わる一両日の天候から思い浮かぶのは、倶知安でキャンプを張った五年前です。雨が上がって日が射したと思ったのも束の間、突如として土砂降りが叩きつけるという状況は、あのときを再現しているかのようでした。いつ降り出すか分からない状況で、外に出たくはなかったものの、そのようなときに限って職場に出向かざるを得ないのが何とも皮肉です。せめてもの救いは終業までに止んだことでしょうか。一杯やってから帰ります。「まるしげ」が約一月ぶりの登場です。
赤坂屈指の人気店だけに、平時なら首尾よく入店できるかどうかが関心事となるところです。それが無闇な「自粛」によって一変し、先客がわずかに一人という場面にも遭遇しました。前回は健在ぶりを再確認したものの、土砂降りの月曜に呑み歩く物好きが、それほどいるとは思われません。またしても閑古鳥が鳴いていないかが気になるところではありました。それは幸い杞憂に終わり、店内は曲がりなりにも三割程度の入りといった見当です。しかも後からお客が入り、平時並みとはいわないまでもそれなりの賑わいになってきました。
後から入るということは、お上の「要請」にかかわらず、平常通りに開いているということでもあります。周辺でも同様の店が増えてきました。もう一喜一憂はしないというのが板前の弁です。賢明な判断と思います。騒動が燻り始めた当初から、無闇に騒ぎすぎだと主張してきました。どこに潜んでいるかも分からない代物に怯え、疑心暗鬼になった人々が一喜一憂を繰り返し、「憂」の方向へ振れるやいなや、飲食業へ矛先を向けてきたのが実態です。いわれのない責任の押しつけに対する逆襲が、ようやく始まったと見ることもできます。依然として万全と言い難い状態ではありますが、体力の続く限り支援していくつもりです。

まるしげ夢葉家
東京都港区赤坂2-14-8 山口ビル2F
03-3224-1810
平日 1700PM-100AM(LO)
金曜・祝前日1700PM-300AM(LO)
土日祝日定休

ブラウマイスター
八幡
お通し(しらす沖漬け)
刺盛六点
冷たいトマトのおでん風
甘唐辛子じゃこ炒め
くじらの竜田揚げ
チャーシュー、やや台湾風
ざくざくポテトサラダ
牛すじカレー
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