日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

イ木月干

2020-09-01 22:59:25 | 旅日記
蟷螂の斧と笑われても、とことん戦い抜くつもりではあるものの、このままでは体力が続きません。今日は休肝日にします。
筋違いな「自粛」によって打撃を受けた飲食店の支援にかこつけ、連日連夜散財を続けてきました。その影響は目方に表れ、最近では自己最高の水準に張り付いたまま下がりません。それだけで済んでくれればよかったものの、看過しがたい事情が表面化しました。肝機能障害と高脂血です。
空腹感が戻りにくいと、最近しきりに嘆いてきました。身体が酒を受け付けなくなるという、数年来散発してきた症状が慢性化したともいえます。その症状から薄々覚悟していたのは、肝機能が衰えている可能性です。つまり、ある程度まで予想通りの結果だったわけなのですが、高脂血が急激に悪化していたのは誤算でもありました。元々の弱点が顕著に悪化したばかりか、正常だった血圧までがわずかとはいえ基準値を超えており、自覚していた以上によろしくない状態にあるようです。
表面的に捉えれば、連日連夜の飲み食いが祟った形ではあります。とはいえ、旅先で毎週のように呑み歩いていた平時との比較でいうと、あれをも超える暴飲暴食をしたわけではありません。何が変わったかといえば、足止めによる運動量の激減です。ある意味では「自粛」を叫ぶ風潮が招いた被害ともいえます。それで自滅に追い込まれるのはいかにも不本意です。守るべき家族もなければ財産もない身の上とはいえ、少しでも長く旅を続けていく上で、健康体を維持することにはいくばくかの意義があります。さらなる長期戦も見据えた自衛策として、休肝日を増やすという苦肉の策に行き着いた次第です。実現の可能性は未知数ながら、当面は週一回以上を目標にします。
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