本日の晩酌 - ラ・タベルナ

休肝日を一日挟んで仮復旧です。ランタンの明かりを灯し、満月を仰ぎ見ながら晩酌します。
満月の晩といえば「月肴」です。曇の予報も踏まえた上で、今月は店で一杯やろうという算段でした。しかし、依然として具合がよろしくありません。朝昼とも軽くしたにもかかわらず、一向に空腹感が戻らないのです。朝はご飯一膳半に味噌汁と冷奴、昼は立ち食いそばというのが本日の献立でした。実をいうと、昼も空腹感がなく、一時は抜いてしまおうかとさえ思いました。これらの事実からしても、症状がますます悪化してきているのは明らかです。この状態では無理に飲み食いするしかなく、店に対しても申し訳ありません。店で呑むのはひとまず諦め、持ち帰りという代替案を検討しました。しかしその気力すら十分ではく、昨晩に続いての休肝を一時は決断。ところがその後、雲間から月が出てきたのを見て考え直し、今に至るという経過です。
結果として、月が出てくる可能性に賭け、四の五の言わず肴だけ押さえておけばよかったということになります。「迷ったら買え」の経験則を実証する結果です。しかし、あの時点ではそもそも迷いを感じませんでした。無理に呑むより、もう一晩休みたいという心情が上回ったのです。体力気力がそれほどまでに衰えていたということでもあります。
そのような事情もあり、本日の肴はあり合わせとなりますが、唯一外で買ったものが「ラ・タベルナ」の牛すじ煮込みです。一人でいただくには持て余すほどの分量が結果としては幸いし、一昨日買ったものがまだ残っていたのでした。飲み食いを当面絞らざるを得ない現状においては、翌日以降に持ち越せる肴を選び、少しずついただくという形が有効となりそうです。

★ラ・タベルナ
東京都千代田区六番町1-1
03-3262-8946
平日 1100AM-2230PM(LO)
日祝日 1100AM-2200PM(LO)
年末年始休業
牛すじの煮込みローマ風1200円