日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2020 - 全行程終了

2020-03-01 21:40:15 | 甲信越
全行程終了です。去年とほぼ同じ行程をなぞってきましたが、日没後は若干押し気味に進行しています。とはいえ15分から20分程度の違いに過ぎません。高速道に乗る区間を極力抑えても、破綻のない時間に帰宅できそうです。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 桜の湯

2020-03-01 21:32:46 | 温泉
カリーでかいた汗を銭湯で流すという、昨年と同じ手順を踏襲します。立ち寄るのは桜の湯です。
前回訪ねた松乃湯は、松本城から北へ向かう通り沿いにありましたが、こちらがあるのは東へ向かう通り沿い、それも女鳥羽川の橋の袂という分かりやすい場所です。三角形の屋根を持つコンクリートの平屋建ては、比較的近年に改築されたものでしょう。それだけに趣こそ乏しいものの、壁、天井、梁、柱のいずれにも白木の天然木を奢った造りは好ましいものがあります。松乃湯にしてもそうでしたが、改築するということは、末長く続けていくつもりということでもあります。当地における銭湯の健在ぶりは天晴れです。

★桜の湯
松本市女鳥羽1-4-14
0263-32-4256
1500PM-2200PM
金曜定休
入浴料400円
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - メーヤウ桐店

2020-03-01 20:46:45 | B級グルメ
昼夜ともにカリーという結果は去年の活動の再現です。しかし一つだけ違うことがあります。二軒目が桐店になったことです。
趣向を変えたかったわけではなく、止むに止まれぬ選択でした。早い話、信大前店が早仕舞いしていたのです。代わりの候補となり得るのは桐店ですが、今回に関する限りはさすがにどうかとも思いました。おそらくチキンは骨なしでしょう。あまつさえポークもなければ昼との落差が大きすぎます。そこでポークがあれば入り、そうでなければ見送るつもりで乗り込むと、品書きにポークの文字があったため、そのまま飛び込むという顛末です。
桐店のバイキングに往年ほどの価値がなくなったことは、自身のみならず仲間内の共通認識でもあります。致命的だったのは、主役を張るチキンの味があからさまに落ちてしまったことですが、値上げと増税が繰り返され、値段に見合うものではなくなってしまったのも一因です。久々に再訪したところ、昨秋の増税分に値上げも加わり、1375円になっていました。歳に応じて食が細り、今や二種類セットと大盛ライスで腹一杯です。あれが980円ということを考えると、もはやバイキングを積極的に選ぶ理由はなくなったと言わざるを得ません。
しかし、最後に何をいただきたいかを考えたとき、いの一番に浮かんだのはカリーでした。たとえそれが格落ちのバイキングであったとしてもです。仮にポークもなかったとして、代わりにどこを選んでいたかと考えても、ズバリこれだと思えるものが思い当たりませんでした。ポークがあってくれただけでもよかったと、素直に感謝したいものだと思います。

メーヤウ桐店
松本市桐1-2-35 コマツプラザ
0263-33-6504
1130AM-2030PM(LO)
水曜定休
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 夜景

2020-03-01 19:39:58 | 甲信越
来た道を引き返して城山公園に戻りました。松本市街と安曇野の夜景もさることながら、天頂に浮かんだおぼろげな三日月も印象的です。
去年は日没後に氷点下近くまで下がり、全身がこわばるような寒さでした。あのときに比べてしまえば今夜の寒さなどどういうことはありません。とはいえ車載の温度計は5度を切っています。日中も10度を超えることはありませんでした。暖冬といわれ続けた今季、信州も例外ではなかったようですが、腐っても鯛の諺を思い出させる寒さではあります。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 平安堂

2020-03-01 19:18:48 | 甲信越
小旅行にも仕舞いの時が近付いてきました。松本にもう一度寄って締めくくりますが、その前に寄りたかったのが豊科の平安堂です。去年はここで平成最後のツーリングマップルを買いました。今回は時刻表の改正号を押さえるのが目的です。どこでも買えるものとはいえ、旅先で使うものは旅先で買いたいという考えが年々強くなってきたとでも申しましょうか。再来週からはこの時刻表を携えての活動となります。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 大西渡辺わさび店

2020-03-01 17:58:30 | B級グルメ
わさび漬にも店ごとの違いがあります。安曇野を訪ねたときは、二軒をはしごしていくのが恒例です。続いては大西渡辺わさび店に立ち寄りました。
純然たる専門店の小笠原わさび店に対して、駅前に位置する当店は土産物屋を兼ねており、品数豊富なところに特徴があります。野沢菜漬とわさびの葉も手に入れて、帰ってからの晩酌がますます楽しみになってきました。

★大西渡辺わさび店
安曇野市穂高5950-1
0263-82-5132
わさび漬150g650円
わさびの葉1束100円
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 小笠原わさび店

2020-03-01 17:48:00 | B級グルメ
ひとしきり名残を惜しんでから切り上げ、穂高の市街に移動してきました。目当てはわさび漬ですが、この時期にはわさびの花という風物詩も加わります。帰り次第信州の地酒とともにいただくつもりです。

★小笠原わさび店
安曇野市穂高5976-3
0263-82-2414
900AM-1830PM
木曜定休
わさび漬200g860円
わさびの花1束250円
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 早春賦の碑

2020-03-01 17:31:55 | 甲信越
日が暮れるまでに訪ねたかったのが、穂高川の堤にある早春賦の碑です。去年ここを訪ねたときの出来事は実に印象的でした。春は名のみの薄ら寒い一日、ついにはみぞれ交じりの雨まで降り出すも、こちらへ着くや雲間から俄に西日が射し込んで、彼方に鎮座する有明山が浮かび上がったのです。往年の名曲に唄われた安曇野の早春もかくやと、しみじみ実感させる名場面でした。
虫のよい話が二度まで起こるものではありません。田沢駅を出た頃から雲が次第に厚くなり、こちらへ着く頃にはすっかり日が陰りました。このまま暮れていってもおかしくはない状況です。しかし再び逆転劇が待っていました。今日の主役は常念岳です。西の空を覆っていた雲が薄くなったのか、着いてからしばらくすると鈍い夕日が現れて、常念岳の左へ沈んでいきました。しかも、冬枯れの桜並木が影絵になり、堤の下に広がるわさび田の水面が西の空を映すというおまけつきでした。
仮に快晴だったとすれば、眩しいだけの眺めになっていたでしょう。これ以上雲が厚くなれば、曇り空のまま終わっていたところです。あのときと同様、偶然が積み重なって現れた、一期一会の眺めでした。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 田沢駅

2020-03-01 16:09:55 | 甲信越
松本の市街を出て国道19号線を下ると、豊科へ向かう県道との交差点に田沢駅があります。東日本管内の木造駅舎が片っ端から建て替えられていく中、篠ノ井線の駅舎の多くは改装を受けながらも残されました。当駅でも寄棟屋根に庇を回した下見板張の木造駅舎が健在です。裏手の山を背にして西日を浴びる佇まいが好ましく、前に立つソメイヨシノの老木もよい点景になっています。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 城山公園

2020-03-01 15:32:46 | 甲信越
常念岳の方角は逆光になってきましたが、まだ楽しめる場所があります。続いて立ち寄るのは城山公園です。
正面に鎮座する常念岳の方角だけが開けたアルプス公園に対して、こちらは松本盆地と安曇野を一望できる広い視界を特徴とします。この時間帯に訪ねると、南東にある松本市街に西日が当たるだけでなく、北西の白馬連山にも斜めに日が当たるという仕掛けです。
その白馬連山も、今までは遠巻きに眺めるしかありませんでした。しかし、新戦力のエクステンダーがまたしても威力を発揮し、最も目立つ鹿島槍ヶ岳を大写しにすることができました。実戦投入から一月ほど経ちますが、遠くの山を引きつけるのが最も多い使い方です。このような形で役立つとは思いませんでした。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - アルプス公園

2020-03-01 13:57:09 | 甲信越
予報はおおむね的中し、時間が経つほど晴れてきました。ならばここしかありません。続いて立ち寄ったのはアルプス公園です。
記録を調べてみたところ、この公園がblogに初めて登場するのは10年前、花見の旅の道中でした。しかし、それより記憶に残っているのは翌年に再訪したときのことです。震災直後の週末、好天に誘われて訪ねたところ、初見のときは見落としていた芝生の広場にたどりつきました。真正面に鎮座する常念岳を前に、忌まわしい出来事をしばし忘れて佇んだというのがそのときの顛末です。あの頃を思い出させる暗い世相が広がる中で、図らずも同じ光景が再現されたことになります。
旅から戻った直後の出来事も強烈でした。都内は死んだように静まり返っており、夜通し開いているはずの給油所も閉まっていました。震災の影響で燃料の供給が止まったと直後に知り、直視したくない現実にたちまち引き戻されたのでした。しかし、あれさえも今となっては懐かしい出来事の一つです。今回の騒動も、いずれはそうなってくれると期待したいものです。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - メーヤウ信大前店

2020-03-01 12:07:11 | B級グルメ
井戸をいくつか巡るうちに11時半が迫りました。「メーヤウ」が開くのを待って入るのが、松本を訪ねたときのお約束です。
昨日はどこへ行っても閑散としていて、流行病の影響をまざまざと見せつけられました。この店でも閑古鳥が鳴くようならいよいよ深刻です。しかし杞憂に終わりました。待ち客こそ出ないものの、カウンターもテーブルも常時八割方埋まるという状況は、この店で繰り返されてきた日常そのものです。当たり前のことが今はしみじみありがたく感じられます。
ちなみに、またもや奇遇がありました。先々月高松で出くわした活動仲間が、後から入ってきたのです。あのときと同じく一人旅の途中で、富山からの帰り道に立ち寄ったとのことでした。蟹が目当てだったということからして、こちらと同じく鉄分低めの活動だったのでしょうか。最後までよき旅を…

メーヤウ信大前店
松本市桐2-1-25
0263-35-6962
1130AM-2100PM
木曜定休
カリー二種類セット880円
ライスおかわり100円
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 中島酒店

2020-03-01 11:01:29 | 酒屋
池田屋のさらなる美点として、昼まで車を止めておけることが挙げられます。しかも自転車を無料で借りられるというおまけ付きです。今回も午前中は自転車で市内を走ることにしました。まずは駅前の中島酒店に立ち寄ります。

中島酒店
松本市中央1-3-7 セントラルビル1F
0263-32-1158
900AM-1900PM
第三木曜定休
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - ホテル池田屋

2020-03-01 09:17:21 | 甲信越
観光地としての土地柄、松本は宿泊事情が逼迫しがちな街の一つですが、こうも人出が少なくなると宿の確保は造作もありません。池田屋の和室が空いていたため即決となりました。
値段だけを考えれば最安値ではないものの、慣れたところに泊まれることの安心感は、わずかな料金差を補って余りあります。女鳥羽川の畔の閑静な立地と、家族経営によるほのぼのした雰囲気もこちらの好むところです。ましてや昨日は節々が痛んでいたこともあり、大浴場と和室の存在がなおさらありがたく感じられました。心置きなく休めたことに感謝します。
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春まだ浅い信濃路へ 2020 - 二日目

2020-03-01 08:26:01 | 甲信越
おはようございます。その後はまっすぐ宿に戻って休みました。一晩休んだことにより、節々の痛みと悪寒は収まりました。爽快な目覚めとまではいい難いものの、活動に差し支える状態でなくなったのは助かります。
それはよいのですが、新たな問題として天候があります。今のところ外は平凡な曇り空です。二日とも晴れると聞き、喜び勇んで出たはずが、昨日も結局昼過ぎからは曇りました。10時頃から晴れてくるというのが最新の予報です。的中してくれることを願います。
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