日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 22:34:39 | 甲信越
全行程終了です。湧き水を汲んでから帰路につきます。高速で直行するかというとさにあらず。塩尻までは一般道を走ります。塩尻までの県道が、山の中腹から松本と塩尻の市街を一望できる快走路で、所要時間も高速と比べて10分20分しか違わないというのが理由です。復路の距離は200km少々、先週の郡山とほぼ同距離です。決して早い時間ではないものの、いつもほどの焦りはありません。ある意味慢心といえなくもありませんが、果たして結果はどう出るのでしょうか…
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 21:56:25 | 甲信越
最後は城山公園から夜景を望みます。見上げた夜空の中心に半月が、その周りに無数の星が瞬いています。目の前に広がる安曇野の向こうには、月明かりに照らされて北アルプスの稜線がぼんやりと浮かび上がります。旅の終わりの印象的な光景です。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 20:31:01 | B級グルメ
三たびカリーをいただきます。三回目とあって、さすがに他の選択肢を考えてはみたものの、目ぼしいそば屋は夕方までには終わってしまい、この時間では入れるところもありません。ならば三度目の正直でバイキングにするかと思ってみても、風呂に入った直後にカリーをたらふく食して大汗をかくのもどうかということで、昨晩から 四食中三食が同じ店という、少々痛い選択となりました。結果として、昨日の晩は居酒屋に、今日のお昼はそば屋にそれぞれあてるべきだったということになりますが、それは終わったからこそいえることなので仕方がありません。
ただ一つだけ趣向を変えて、今回は未体験の4種セットを選択します。CoCo壱番屋の1300gカレーかと思うような大皿にライスで土手を作り、土手と土手の間に4種のカリーがかけられるというのがその正体で、バイキングなら二周分に相当といった分量です。バイキングを愛用していた頃を懐かしく思いつつ、久しくご無沙汰だったレッドカリーを味わいます。

メーヤウ 信大前店
松本市桐2-1-25
0263-35-6962
1130AM-1500PM/1700PM-2100PM(木曜休)
カリー四種類セット1000円
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 19:58:39 | 温泉
松本に戻りました。再び浅間温泉に立ち寄ります。二湯目は原点回帰の「港の湯」です。市松模様の小さいタイルが並ぶ小判型の深い浴槽に、一分と入っていられないような熱い源泉が注がれます。浅間温泉の立ち寄り湯なら、お湯と雰囲気どちらをとってもここが一番と実感した今回の旅でした。

港の湯
松本市浅間温泉1-21-10
630AM-2030PM
入浴料200円
泉質 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
泉温 49.7℃
pH 8.9
湧出量 815L/min
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 18:32:29 | 甲信越
安曇野の田舎道から暮れ行く山並みを眺めます。一面に田畑が広がり、彼方の北アルプスにはまだわずかに明かりが残って、その麓で家々が小さな明かりを灯しています。この後は松本に寄って帰るだけ、先を急ぐわけでもなければ時間が押しているわけでもありません。残照が月明かりに変わるまで、この場所で夕暮れのひとときを過ごすことにします。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 18:04:31 | 甲信越
北アルプスの向こうに日が落ちます。松本からは三角に見える常念岳の頂も、間近で見るといくつかの峰に分かれていることに気付きます。現在の気温は少し下がって9度、しかし数字以上に寒く感じます。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 17:26:11 | B級グルメ
日暮れ間際の安曇野に着きました。お約束のわさび漬を買い求めます。安曇野にわさびの店は数知れず、喜多方ラーメンのごとく毎回二軒をはしごしても、いまだにごく一部の店しか訪ねられません。店ごとの味わいの違いを楽しめるのも安曇野のわさびのよいところです。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 15:00:40 | 甲信越
安曇野へ向かうつもりが城山公園を訪ねます。昨春訪ねたときは夕暮れ時か午前中だったため、今回は違った景色が望めます。特に目を見張るのが、前回訪ねたときには逆光にかすんでいた松本市街の眺望で、東を向けば市街の向こうに美ヶ原の山々が、南を向けば塩尻に向かって連なる市街が一望でき、その彼方には南アルプスの山々までが見渡せる、実に見事な眺めです。もちろん西から北にかけては、斜光線を浴びた北アルプスが、乗鞍から白馬にかけて延々と連なります。あまりに眺めがよすぎて、またしても行き足は鈍ります。どうやら安曇野は夕暮れ時の短い滞在になりそうです。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 13:48:00 | 甲信越
アルプス公園から常念岳を望みます。花見にはまだ早いというのに、園内は大勢の行楽客で賑わい、芝生にシートを広げて午後の日差しを浴びたり、親子でキャッチボールに興じたりして、暖かな春の一日をそれぞれに過ごしています。現在の気温は10度、暑すぎず寒すぎず、雲一つなく晴れわたって風もなく、屋外で過ごすにはまたとない陽気です。今から北信へ向かうのは時間的にも中途半端なので、しばらくこの公園でのんびりしてから安曇野へ向かい、北アルプスに落ちる夕日を見届けて、最後はもう一度松本に寄ってから帰ることにします。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 13:09:26 | 酒屋
毎度おなじみ山崎精一商店で酒を買います。

★山崎精一商店
長野県松本市元町1-8-17
0263-32-0020
平日900AM-2000PM
日祝日1000AM-1800PM
火曜休
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 12:47:25 | 温泉
カリーでかいた汗を温泉で流します。今回訪ねたのは浅間温泉の「仙気の湯」で、温泉街の表通りに面した公民館の一階にある、絵に描いたような湯町の公衆浴場です。建物が比較的新しいと見え、番台、脱衣場、浴場の設えに関しては、もう一軒の「港の湯」に軍配が上がるものの、市松模様のタイルが張られた浴槽に注がれる無色透明の熱い源泉は秀逸で、同じ浅間温泉を名乗っていても、昨日のホットプラザとは全くの別物です。

仙気の湯
長野県松本市浅間温泉3-4-22
0263-46-5553
630AM-2000PM(第二・第四水曜定休)
入浴料250円
泉質 単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
泉温 49.7度
pH 8.9
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 11:28:23 | B級グルメ
お昼は再び「メーヤウ」でカリーをいただきます。こんなことなら昨晩は居酒屋に集中すればよかったのですが、その時点では翌日も確実に寄るとはいえない状況だったので仕方がありません。趣向を変えたいなら桐店のバイキングという選択肢があるものの、1260円に値上げされた今では値段に見合った値打ちがなく、また値上げ分を取り返すだけの食欲も今の自分にはなくなってしまいました。昨日と同じ信大前店で、いつもの2種類セットをいただきます。

メーヤウ 信大前店
松本市桐2-1-25
0263-35-6962
1130AM-1500PM/1700PM-2100PM(木曜休)
カリー二種類セット+半ライスおかわり850円
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 11:08:01 | 甲信越
自転車を返して町めぐりは一旦終了です。年に何度か訪ねても、そのほとんどがカリー、温泉、酒屋などごく限られた場所を回るだけで、時間をかけて松本の街を歩いたのはこれが実質初めてでした。やはり、地に足をつけて歩くとこれまでにはなかった発見があるものです。蔵が並んだ城下町、こんこんと湧き出る清水、どれも風情にあふれています。この後はお昼をはさんで安曇野へ向かいますが、状況の読めない北信は来週の北陸への往路に残して、今日は終日松本近辺に滞在するという選択もよさそうです。そうなったとすれば、松本の街にも再び舞い戻ることになるでしょう。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 10:19:16 | 甲信越
裏町の呑み屋街を訪ねます。その名の通り、町一番の呑み屋街から少し離れた一角にうらぶれた呑み屋街があり、パブやスナックが並んだ通りから、車も入れないような小路が延びています。このように書くとゴールデン街のようですが、松本のそれはかなり違っていて、石畳を敷いた小路に沿って小料理屋がいくつか建ち、その奥では湧き水がさらさら流れて、なんともいえない情緒に満ちています。いつかこの呑み屋街を暗い時に訪ねてみたいものです。
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春まだ浅い信濃路へ 2011二日目

2011-03-13 10:06:06 | 甲信越
「古くて個性的」という常套句以外に松本の町並みの特徴を挙げるとするなら、「蔵が多い」ということです。市街の至る所に無数の蔵が建つ様は喜多方に似ています。
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