四谷赤坂麹町 - 音威子府TOKYO

昼酒を好まないことについては常々申している通りです。しかし、今日は白昼堂々荒木町で一献傾けます。
あえて節を曲げたのは罪滅ぼしのためでもあります。今般の騒動のあおりを食い、活動仲間との花見が宴会に振り替えられ、それすら中止に追い込まれたことについては昨日述べました。その宴会の会場となっていたのがこの店なのです。自宅に近いこともあり、お昼を兼ねて訪ねたのでした。
屋号の通り音威子府の黒い蕎麦を売り物にした店です。自身蕎麦屋で呑むという習慣は持ちません。しかし、飲食店がどこもかしこも青息吐息の世知辛いご時世、少しでも金を落とすべく、酒と肴がつくという「極上音威子府」なるセットを注文。酒は國稀、肴にはまず蕎麦味噌と卯の花、次いでポテトサラダ、天麩羅の順に出てきました。これに主役の蕎麦と、〆の炊き込みご飯が加わる内容です。昼時という事情を割り引いても、かなりのお値打ち品といってよいでしょう。気鋭の店主と助手による軽妙な客あしらいも上々。お銚子を二本空け、土産に蕎麦をいただいて席を立ちました。

★音威子府TOKYO
東京都新宿区舟町3-6 今塚ビル1F
050-5456-3608
1100AM-1400PM/1700PM-2300PM
日祝日定休