正月の奈良を振り出しに、全国各地を飲み歩いてきましたが、これがおそらく年内最後の一軒となります。大トリを飾るのは「おのちゃん」です。
十年世話になった店長が「なみなみ」へ移り、創業者の跡取りとなる現店長に引き継がれてからというもの、酒が代わり映えしなくなったことについては既に述べました。代わり映えしないのは肴についても同様です。品書きとともに客層も変わり、今では店長と同年代の若い面々がほとんどです。中年の一人客にはいささか入りづらい店になったともいえます。
それでも比較的気兼ねがないのは、愛想のよい店長の人柄によるところが一つです。加えて今回気付いたのは、酒の品書きこそ代わり映えしないものの、それぞれに個性があるということでした。売れ線をあえて避け、一癖あるものを厳選しているのであれば、むしろ天晴れともいえます。そして何より、定禅寺通の欅並木を一望するカウンターは何物にも代えられません。最後をここで飾れたことを幸いに思います。
★居酒屋おのちゃん
仙台市青葉区国分町2-14-25 ホテル定禅寺2F
022-267-1909
1800PM-300AM
水鳥記・小左衛門
お通し(塩キャベツ)
明太チーズ玉子焼き
十年世話になった店長が「なみなみ」へ移り、創業者の跡取りとなる現店長に引き継がれてからというもの、酒が代わり映えしなくなったことについては既に述べました。代わり映えしないのは肴についても同様です。品書きとともに客層も変わり、今では店長と同年代の若い面々がほとんどです。中年の一人客にはいささか入りづらい店になったともいえます。
それでも比較的気兼ねがないのは、愛想のよい店長の人柄によるところが一つです。加えて今回気付いたのは、酒の品書きこそ代わり映えしないものの、それぞれに個性があるということでした。売れ線をあえて避け、一癖あるものを厳選しているのであれば、むしろ天晴れともいえます。そして何より、定禅寺通の欅並木を一望するカウンターは何物にも代えられません。最後をここで飾れたことを幸いに思います。
★居酒屋おのちゃん
仙台市青葉区国分町2-14-25 ホテル定禅寺2F
022-267-1909
1800PM-300AM
水鳥記・小左衛門
お通し(塩キャベツ)
明太チーズ玉子焼き