A black cat and I・・・☆

人生、前向きに…!乳房再建等5回目の手術を経験して、今は既往症や趣味や猫の事など、日々の出来事を適当に綴っていきま~す。

猫助け…♪

2007-05-29 | 
日曜日(5月27日)の夕方、猫仲間とウォーキングをしている最中にたまたま某お食事処の前で野良猫を見かけたので、携帯電話で写真を撮ろうと思って近づくと、少し様子が変だった。
よく見ると、首輪がたすき掛けになっている。

それが、どういった事情かわからないけど、首輪が邪魔になって外そうとして、手を首輪に掛けてしまったことで、たすき掛けになって外れなくなったんだと思う。
その首輪が野良猫の右脇に食い込んで、まわりの毛が抜けて赤身が出ていた。
なんて可哀想なんでしょう。

私達の側から走り去った時も、首輪が右脇にたすき掛けになっているものだから、身体が曲がった状態で走って行った。
猫のちっちゃい身体にかなりの負担になっていると思う。

私も猫仲間の友人もほったらかしにする事が出来なくって、何とか捕獲して、そのまま病院で首輪を外して、去勢か避妊をしてあげようということになった。

日曜日はそのまま何も出来なかったので、昨日、別の猫仲間に近所の様子を聞いてもらうことになった。
その猫は一週間くらい前から、お食事処の近辺をウロウロしていることがわかった。

で、今日、猫仲間の友人は、わざわざ猫を捕獲するために有給を取って、一緒に捕獲する事になった。

10時に猫仲間の自宅に行って、私は捕獲器を自分の自転車に積み込む。
猫仲間の友人は捕獲した後の事を考えて、自転車にゲージを積み込んだ。

いざ、現場に急行。
まずお食事処のご主人に捕獲器を置かしてもらうことをお願いした。
この辺りを中心に野良猫を探してみるんだけど、全く気配を感じない。
しばらく回りを歩いてみてもちっとも見つからない。

お昼前だったので、諦めて一旦現場を後にして、ランチをすることにした。
ちょっぴりお洒落なcafeがあったので、そこでランチを頂いた。
昼真っから、ビールも飲んじゃいました。

食後もう一度、現場に行ってみた。
やはり野良猫の気配はなし。

ビールも飲んでいるし、睡魔も襲ってきたので一旦帰宅することにした。
4時に待ち合わせて、再度現場に向かった。
が、野良猫の姿は一向に見つからない。
もう三度も現場を訪れているので、私達もかなり疲れが出ていた。
お食事処のご主人に聞いてみても、昨日の夕方から姿を見ていないと言うし…。

猫仲間の友人は折角有給を取っているし、今日捕獲できなかったら、今までの作業が全く無駄になってしまう。
もう一度それぞれの自宅で休憩した後、最後に夕方もう一度現場に行くことにした。


“これで見つからなかったら、今日の有給が無駄になるね!”って話しながら、猫仲間の友人が捕獲器に行ってみると、何と捕獲器の蓋がしまっている。
バスタオルをかけていたので、中の様子が見えなくって恐る恐るバスタオルを取ってみると、何と私達が探していた野良猫が引っかかっていた。

で、よく見ると、ちくわを挟んでいたフックに首輪のわっかが挟まって、首輪が抜けている。
何てラッキーなんでしょう。

殆ど諦めかけていた所に野良猫が捕獲できて、しかも首輪が外れていたので、
これは奇跡としかいいようがない。

野良猫ちゃんもラッキーだけど、苦しんでいた野良猫を助けた私達も頑張ったかいがあった。
お食事処のご主人も“あなた達のような奇特な人達はいないよ~!普通だったら知らん振りするからねぇ~。猫を助けたから、これからいいことがあるかもしれんね!”って褒めて下さった。

猫仲間の友人も“普段ここはウォーキングすることがないのに、私達の側に現れたって事が、運命だったのよ。私達もそんな猫をみたらほっとけないもんね。”そう、首輪が皮膚に食い込んでいる野良猫を助けるために、私達はお食事処の近辺をウォーキングしたのかもしれない…。

4度も現場を訪れて殆ど諦めかけている時に、野良猫を助けることが出来て本当に良かったです。
あの食い込んでいた首輪も取れて、野良猫ちゃんも自由に身体を動かすことが出来るようになったし、私達も一日野良猫ちゃんを探したかいがありました。

人間の勝手な行動が猫ちゃん達を“どんだけ~!”苦しめているかわからない人が多すぎます。
ペットは喋れないので、私達人間がペットの気持ちをわかってあげて接してあげないと不幸な猫ちゃん達は減りません。

今日の奇跡を祝って、猫仲間の友人と祝杯をあげたのは言うまでもナイ…
コメント (6)
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