夕方、家に戻ると、女房がほうきを持って騒いでいた。マイマイガの卵を二つ見つけたとのこと。これは一大事。おれも、家の壁などを入念にチェック。産卵中を含め、さらに三つマイマイガの卵塊を発見。う~ん、これからしばらくは大変だな。おそろしや、マイマイガ。
右の写真は、昨日八十二銀行本店で撮ったもの。ロータリーのシデの幹にマイマイガ(産卵中)がたくさん集まっていた。白い蛾がメスで、濃い茶色のがオス。
横のケヤキにはもっとたくさんのマイマイガがいたが、あまりの気持ちの悪さに怖じ気づいて退散。来年は、いったいどうなるんだろうか。
マイマイガは約10年周期で大発生するというが、ほんとかな。こんな大発生を見たのは、生まれて初めてのこと。丸裸のカラマツ林を見たのも、初めてこと。どうなっているんだろう。
これだけすさまじい数の卵なら、来年の大発生も間違いなし。でも、大発生は2年から3年で収束するらしい。どうしてなんだろう。寄生蜂などの天敵が急激に増えるのかな。とても不思議。
近くの河川敷のカシグルミは、マイマイガに食害されて丸裸になった。7月になってようやく若葉が出て来たと思ったら、今度はアメリカシロヒトリだ。弱り目に祟り目というやつだね。大丈夫かな。心配してしまう。
新潟県と岐阜県は被害をこの目で見たが、ほかの県はどうなんだろうね?やはり大騒ぎしているのかな。