冬雨を蝙蝠傘の重さうに 笑子
ふゆさめをかうもりがさのおもさうに

あかり坂に並行してある 「暗がり坂」にきました
あかり坂も暗がり坂も もし晴れていたら
着物姿のお嬢さんたちが熱心にお写真撮影されている場所なので
やっぱりここでも 雨が味方してくれたとでもいいましょうか
とっても静かにこの風景を味わうことができました

この風情ある階段をあがれば
久保市さん(久保市乙剣神社)の一の鳥居があります

そして久保市さんの通りの向かいにあるのが「泉鏡花記念館」
【泉 鏡花】とは
日本の小説家、明治後期から昭和初期にかけて活躍しました
小説のほか戯曲や俳句も手がけました
金沢市下新町生まれ、尾崎紅葉に師事した
鏡花の『榲桲(まるめろ)に目鼻のつく話』には
「暗闇(くらがり)坂を下りると・・・・・大川へ出るのであるが
人通りはめったにない。
…心得ないものが見れば、坂とは言わず穴のような崕(崖)である」とあります
今回初めて見学できました(#^^#)

鏡花の生涯や美意識に触れることのできる記念館
ミニシアターでの「鏡花の魅力を語る」坂東玉三郎さんバージョンがよかったわ~~

↓俳句にも読んだこうもり傘(*'ω'*)
これは「絵本化鳥」に登場するキャラクターみたい
なんともユニークなお方

以下はHPより
『絵本 化鳥』は、原作者・泉鏡花の生誕地である金沢市が1973年
鏡花生誕100年の年に制定した泉鏡花文学賞が2012年(平成24)に
第40回の節目を迎えるにあたり、その記念プロジェクトとして
企画・制作された とあります
これはいつか読んでみたいものと思いました
次回のお楽しみにしませう
では記念館をあとにして
もう1つ(1人?)のキャラクターに会いにいきませう♡