ハチドリ（私）のその後

毎朝、会社へ向かう前に、スタバに寄ってコーヒーを飲みます
（もちろん、マグで）。
家や社会という現実から逃避できる、唯一の時間。
私はこの３０分をとても大切にしています。

今朝も当然、行きました。
コーヒー頼みました。
飲みました。
そして、落涙した・・・

先日紹介した「ハチドリのひとしずく」
これを改めてきちんと読んだんです。

後悔しました。
一番最初に読んだとき、なんていい加減だったんだろうと。

地球温暖化、戦争、飢餓、貧困と、
私達の生きている世界には深刻な問題でいっぱいです。
私達は、それを自覚し、それをどうにかしようとできる、唯一の生き物。
それを「自分ひとりがやったって・・」と、あきらめてしまっては、
一体、誰が解決するの・・？

そして、決して忘れてならないのは、その原因を作っているのは、
我々人間なんだってこと。
その尻拭いをするのは、当然、私達なんじゃないの・・？

この本の中で、一番心に響いたのは、
自然農を実践されている川口由一さんのお言葉。

‘何かしないといけない’にかわる、
　　　　‘してはいけないことから離れる’

引き算の発想。

問題を解決するために無理に我慢したりするのではなく、
問題を招かなければいいんです。

本当に必要なものさえあれば、人は生きていけること、
そして、人は大自然に生かされていることをきちんと認識していけば、
生きられていること自体をありがたいと思い、
すべてのものに感謝するようになってくる。

そして、すべてのものと繋がっている事を感じるようになれば、
ハチドリのように、すこしずづの力で大きな力を生み出すように
なれるんじゃないかな。。。

少しずつ始めようかな・・と思っている人、
これはそんな人にはおススメの本です。

私も今以上にもっともっと、ハチドリになれるように
がんばらないとな。