「まみえ」は「まゆげ」の意。
例文
※豊臣秀吉と母親の会話
秀吉 「かあちゃん、なんで おれの みぎの まみえ んとこに
けがの あとが あるだい。」
母親 「そりゃーなー おめーが ちいさいときに
乳母車から おっちまって そのときんの
けが した あとさー。」
秀吉 「そーかい。
そんな こんが あっただね。」
母親 「おめーは むかしから ばかやってたっちゅう
しょうこだわ。」
例文の標準語(?)訳
秀吉 「お母さん、どうして私の右の眉に
傷痕があるのですか。」
母親 「それは、あなたが幼少の時に
乳母車から落ちてしまった事があって、その時の
けがをした傷痕ですよ。」
秀吉 「そうですか。
そのような事があったのですね。」
母親 「あなたは昔から馬鹿な事をしていたという
証拠ですよ。」
分かりませんでした。
使われている地区は限られているのだと思います。
昔は「まよね」とか「まみえ」と言っていたようですよ、だからこの言い方が残っているだけの事で方言では有りませんね。
でも流石に歴史のある街ですね、大阪辺りでは人種のるつぼになっていますから古い言葉では会話が成り立たずどんどん消えていきます。
それで夏目漱石の「それから」と言う小説に使われていたのですね。
「おてしょ」も宮中の女官言葉という事を以前聞きました。
松本に昔に伝わった言葉が今も残っているのは誇らしいのですが、残念ながら徐々に消えつつあります。
おてしょは殆どの若者が知りません。