松本の伝統行事 ぼんぼん

一昨日あたりから、松本市内で子供の伝統行事「ぼんぼん」と「青山様」が行われています。
「ぼんぼん」は女の子、「青山様」は男の子の担当です。
「ぼんぼん」は浴衣を着て手にほおずき提灯を提げた女の子が主役、以下の歌詞の歌を歌いながら町内を練り歩きます。





写真撮影するのは大変です。
今日の写真は後ろから写真を撮らせて下さいとお願いしてご了承をいただきました。
※「ほうずき提灯」は岐阜提灯の６寸程のものです。

８月８日（土）午後６時〜８時、青山様とぼんぼんが以下の順路で実施されるそうです。
中央公民館　→　公園通り　→　花時計公園　→　本町通り　→　中町通り　→　蔵シック館　→　四柱神社　→　繩手通り　→　本町通り　→　伊勢町通り　→　中央公民館




１番
ぼんぼんとても　今日明日ばかり　
あさってはお嫁のしおれ草
しおれた草をやぐらにのせて　
下から見ればぼたんの花
ぼたんの花は咲いても散るが
情けのお花は　今ばかり
情けのお花　ホイホイ

２番
あの山陰に　光るものはなんだ
月か星か蛍の虫か
月でもなあいが　星でもなあい
しゅうとのおばばの目が光る
しゅうとのおばば　ホイホイ

３番
七夕様よ　七夕様よ
七夕様は無理なことおっしゃる
柳に駒をつなげとおっしゃる
つながつながば　遠慮なし
つながば　つなげホイホイ

４番
大竹　小竹　道端の竹の子
より来る人の目にかあかる
より来る人の　ホイホイ

５番
天神様よ　天神様よ
この手を上げて下さるなら
白ちりめんを浅黄に染めて
裾には鯉の滝登り
裾には鯉の　ホイホイ

６番
八百屋の前で　ナスの皮拾って
お松さんもおいで　お竹さんもおいで
ままごとやるで　みんなおいで
ままごとやるで　ホイホイ

7番
神道は良いよ　神道はよいよ
水茶屋だらけ　提灯だらけ
数えておみれば　百八つ
数えてみれば　ホイホイ

松本城 2009/8/5

今日は昨日程の天気には恵まれませんでしたが、それでも薄雲がかかった青空が広がり夏らしい天気の１日でした。
天気に誘われてちょっと松本城へ散歩がてら行ってみました。





松本城公園内の散策路の工事がいよいよ太鼓門の手前まできました。


その太鼓門の特別公開が７月２５日（土）～８月２３日（日）まで行われています。


門台石垣の北側に太鼓門へ登る階段があります。


階段を登りきった所に太鼓門復元１０周年を記念し期間限定で「太鼓楼」が再現されています。


８月３１日までの期間限定ですが、和装で来場すると本丸庭園と市立博物館の入場料が無料となるサービスがあります。


本丸庭園内の売店前には月遅れの七夕の雰囲気を感じる竹が飾られ、自由に短冊に願い事を書いて飾れるようになっています。
また、売店の窓には紙雛形式の松本七夕人形が飾られています。


天候が落ち着いてきたためだと思いますが、昨年と同じに売店前に双眼鏡が置かれて、自由に使う事が出来るようになっていました。
双眼鏡のそばに置かれている説明板に誤りを発見してしまいました。
きっと明日には直っているでしょう。

タマアジサイ（玉紫陽花）

タマアジサイ（玉紫陽花）と言うと、装飾花両性花とも紫色から青色の物が殆どですが、我が家で咲いているタマアジサイはほんのりピンクがかった変異株です。
日本全国広しといえども我が家と東山のとある場所にしかない株です。
このタマアジサイを見つけたのは２００３年の夏、ほんのりとしたピンク色で咲いている花を見つけた時には、こんなにも綺麗な花があったのかと感激した事を覚えています。
（当時私はタマアジサイという花を全く知りませんでした。）
当然野に咲く花ですので採取は厳禁ですが、それから２年後のある日何時も通り観察に行ったところ下草刈りで刈り払われた萎びた枝を見つけました。
切られてしまった枝口を濡らしたティッシュで巻いて我が家へ３本の枝を持ちかえり、切り口に発根促進剤を付けて挿し木床に挿していましたら、３本の内の一本だけが根付いてくれて、今の株になっています。
株も大分大きくなりました。また、花の色も東山で咲いているものと同じ色にようやくなってきました。

我が家の松本弁 「めぇ」

「めぇ」は「枚」の意。



例文

子供　「とうちゃん　ズボンのポケットから　お金の音がしてるが
　　　　　なんめぇ　お金　もっているだい。」
父親　「そうさー　今あるのは　５００円玉　２めぇと
　　　　　１００円玉　5めぇ　だな。」
子供　「えれー　とうちゃん　もっているだねー。
　　　　　１００円玉　いちめぇ　おくりや。　いいずらい。」



例文の標準語（？）訳

子供　「お父さん　ズボンのポケットからお金の音がしていますが
　　　　　何枚のお金を持っているのですか。」
父親　「そうですねー　今は５００円玉２枚と
　　　　　１００円玉５枚ですよ。」
子供　「お父さんは沢山お金を持っていますね。
　　　　　１００円玉を一枚下さい。　いいでしょう。」