花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

ギボウシ(擬宝珠)

2011年09月06日 | 草花・植物

ユリ科ギボウシ属。交雑しやすく、園芸種を含め、たくさんの種類があり、日陰でも良く育ちます。

ギボウシ(擬宝珠)の名前の由来:蕾が橋の欄干の擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似ることによります。

擬宝珠擬宝珠とは、橋の欄干にある「ネギ坊主」の形の飾りものです。
仏教の世界の、願い事が何でもかなうといわれる「宝珠(ほうしゅ)」に似せて、橋の安全を願って造作されたものです。

また、この橋を邪悪な鬼が渡らないようにと、願いが込められています。

    

オオバギボウシ(大葉擬宝珠):葉が大きい。
コバギボウシ(小葉擬宝珠) :葉が小さい

ウルイ、カエロッパ:山菜名。大葉も、小葉も山菜ですが、味は小葉の方が良いとされています。
ヤマカンピョウ:茎を茹でて干したもの
若芽、伸びた茎、花をお浸し、和え物、煮物、酢の物、漬物などでいただきます。
若芽は毒草の「バイケイソウ」によく似ているので、注意が必要です。 

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