花の名前・木の名前・名前の由来

草花や木についている名前の由来。誰が付けたか分からないけど、知って納得のもの、「?」のもの、いろいろあって、面白い。

モンゴルへを核のゴミ所処理場にすることに反対します。

2011年09月03日 | 脱原発・原発廃止へ

 モンゴル  画像は外務省ODAより            台湾の原発から出る核ゴミ処理場を検索していて、「モンゴルへ核のゴミを運ぶ計画」が進行中であることを知りました。
私たちの知らない間に、「誰かにとって都合が良いように、ことが進められているんだなあ」と感じました。

電気は大量に使いたいだけ使って、出てきた放射性のゴミは、外国へ持っていく。
東京の電気を、東北地方で作らせる。なぜならそんな危ない施設は東京には置けない。貧しい自治体に交付金と引き換えに、原発を引き受けさせる。
出てきた廃棄物は、外国へ運び出す。国内では処分できな量のゴミが溜まり続けるからです。
原発の構図は、身勝手な仕組みで、成り立っています。

今、アジアで溜った廃棄物をモンゴルへ捨てようというこの計画が、アメリカとモンゴル政府の間で、国民には知らせないまま、協議されています。
アメリカは原発とともに、ウランもアジアに輸出しています。この協議が成立すれば、アジアの国は廃棄物を他国で処理でき、モンゴルは電力産業の発展につながるということです。http://www.newsweekjapan.jp/foreignpolicy/2011/04/post-245.php

 

 モンゴルの新聞紙上に意見広告を出す運動

http://web.me.com/mongol_partnership/みなさまへ/日本のみなさまへ.html

2011年5月9日付けの毎日新聞によると、日本とアメリカが共同で、モンゴルに核廃棄物処分場を建設することをすでに、2010年9月から交渉し、具体的な候補地も決まっていることを明らかにしました。
第一候補地は、首都ウランバートルから鉄道沿いに約200キロメートルの、ゴビスンベル県バヤンタル郡です。ここは旧ソ連軍の駐留する軍事基地でした。
1992年の民主化の時点で、ほとんど廃墟となっていましたが、すでに日本のODAによって再建されています。
モンゴル国営原子力会社の会長が、「技術力のある東芝」によって原発を建設し、その見返りに日本の核ゴミを引き受けるのだ、と述べています。

この計画は市民に知らせないままかなりの段階まで進んでいると見られます。
このような動きに大して、モンゴルの新聞に意見広告を出す為の、募金運動がなされています。
残念ながら1回目の募集は8月一杯で終了しています。

自分の国で出た放射性廃棄物は、全て自国で処分する。
このような国際法を作れば、多くの国が廃棄物のことを真剣に考え、結果として原発の建設を止めることにつながると思います。
モンゴルでの、反対運動が実を結ぶよう願います。

    原発廃炉に向けて