ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

もうすぐ、夏休み☆

2020年07月03日 | 8才半~9才
2020年、夏。
今年は、新型コロナウィルスにより、世界中が、変った。

7月上旬、フランスの学校では、学年末。
3月中旬に、学校が閉鎖し、娘は、3ヵ月後の6月上旬に、学校に復帰。

昨年の新学期9月から今年3月中旬までの、各児童・生徒の70%の成績評価が出ていたため、
なんとか、それを元に、来年度の進級・進路を決めていった教育現場。

ヨーロッパやアメリカ等では、6月末で、学年が終了するシステム。
しかも、フランスでは、自動的に進級する日本と違い、あくまでも、成績で決まる。

毎年、この時期、フランスでは、
バカロレアと言われる大学のセンター試験が行われるものの、すべて、中止。

中学校では、日本ほどのシビアな高校試験は、存在しないものの、学内で、テストが行われ、
それを元に、高校へと進む。

幸い、娘は、小学校の中間学年だったため、こういった「受験」には、全く無縁で済んだ。
助かった・・・。

学校の先生に代わり、3ヶ月もの、保護者による、家庭学習。
先生に代わって、親が国語や算数を教え、添削までして、もう、クタクタなのに、
再び、2ヶ月の夏休み。。。

なんだかなぁ~。。。

今年ほど、「学校」の存在の意味や大切さを、しみじみ感じた年は、ない。

いくら個人主義な、ここフランス社会であっても、「独り」では、生きていけない。

感染予防で、直接、身体を触れ合わせる事ができなくなった今でも、やっぱり、
人が集って、一緒に食事をしたり、遊んだり、「共に生きる」事は、必要不可欠。

学校で生活するのは、自立や、社交性、発見や、友好など、様々なことを、実体験で学ぶ場所でもあり、
インターネット上で、交流するのとは、全く、違う。

インターネットは不可欠なものとなった現代、
コンピューターの世界が、「非日常生活」であるはずなのに、
この度のコロナウィルスで、外出禁止となり、
益々、パソコンや携帯をいじっている時間が増え、
コンピューターの世界が、「日常生活」となった小・中学生が、激増した。

中学教師をしているママ友と、料理をしながら、「現代の子ども」について、あれこれ話をしては、
「コンピューターの世界」に、どっぷり浸かったまま、抜け出る事ができない子どもを、心配している。


南フランス、ラ・シオタの港風景。
6月上旬、カフェやレストランもオープンし、賑わいが戻った港沿い。


3ヶ月ぶりに、娘とカフェ・デート♪


家の庭に、夫が、キャンプ用のテントを設置して、どこにも行かなくても、キャンプ気分が楽しめるように工夫☆


朝ごはんを食べながら、大好きな「ハリーポッター」のゲームも、楽しめるよ♪