ももはな日記 ~南フランスでの子育て~

ボンジュール☆
ますますオテンバ娘に成長。
日本から遠く離れたここ南フランスで子育てをしています♪

安静を告げられる

2011年06月17日 | 妊娠後期(28~39週目)
先日、6月の定期健診のため、夫とラ・シオタ中央病院へ行きました。

この日は、午後5時からの予約だったので、夫は、仕事を終えた後、同行してくれました。
この日も、1時間ほど、待合室で待って、やっと担当医に名前が呼ばれました。

私たちが、この日最後の診察予約カップルでした。


さて、今回も、体重測定から始まり、子宮底長、血圧測定をしました。

血圧測定で、先生は、「うーん。低いですね。」と、曇りぎみ…。
私は、元々、低血圧なので、いつか言われるだろうなぁ…と思っていた事で、
この血圧に関しては、あまり驚きはしませんでした。


しかし、次に、先生が指で子宮口を検査した際、
指が赤ん坊の頭につかえたので、先生はびっくり!!
夫も、慌ててカルテを覗く先生の様子を見て、「やばい」と感じた様子。

胎児がさがって来ていたのです。


ここまで順調に来ていただけあって、32~33週目に入ったこの時期で、思わず、
私たちは「早産」の危険を感じました。

診察室が、緊迫した空気に変わり、先生は、自分の手の感覚だけでなく、
きちんとしっかり調べるため、隣の診察台に皆が移り、エコ機材で、再検査をしました。

子宮口の大きさは、正しく、開いていないのが確認できたので、
先生は、ホッとしていました。

しかしながら、
次の定期健診の予約が来月末となり、1ヶ月以上も間があくので、
こんな様子だと、その定期健診までに出産の可能性が出てきました。
夫は、いろいろと先生と綿密に話し合い、
「もし、陣痛が来た場合」「もし、破水が起きた場合」などの事を考えて、打ち合わせをしました。


私は、大きなお腹を支えるだけで、フゥフゥ言っている始末。
身体が疲れると、フランス語も左の耳から右の耳に筒抜け。

事態があまり飲み込めず、先生から「安静」を告げられて、とってもガッカリしました。

毎日歩いたり、激しく動いたり、車に乗って無駄にどこかに行ったりすることを、
極力避けて、お家でゆっくりしてください…と、告げられました。

そして、
先月受けた「糖尿病」検査数値が高く、「アイスクリームは食べないように」と
笑顔で言われました。苦笑

私は、アイスが好きなので、この指導は、更に追い討ちをかけるものでした。
辛い…。

この夏は、実家の母が送ってくれた麦茶で我慢。。。はぁ。。。


「早産」の危険を回避するため、安静を告げられたものの、お家ですることは、山積み。
入院準備の荷造り、赤ちゃん物品を揃える…等。
普段の家事に加えて、赤ん坊を迎える準備をしないと、先に進まず、しかしながら、
夫も疲労が溜まって、2人とも、ぐったり…。

ひとつひとつ片付けて、良い環境で、良い身体の状態で、出産に望みたかったのですが、
現実的には、なかなか思うようにいかないものだと感じる今日この頃です。



これは、ラ・シオタに来てから描いた油絵。
昨年はこんな大きなキャンパスに向かって、創作出来る時間がどこにあったんだろう…?と、思ったり。

昔から、こんな絵ばかり描いていましたが、今年の干支は「兎年」
私の赤ちゃんも、兎年生まれ。
無事に「正期産」で、出産したいと願ってます。