牛込日乘

日々の雜記と備忘録

束の間の休暇

2011-06-06 01:20:32 | Weblog

 震災以降心身ともに疲れがたまっていたようで、上司から五月三〇日の週は一週間休むように指示あり。メールチェックも厳禁!と言い渡されていたため、本当に仕事とは切り離されたまま過ごす。休暇中には山積している仕事にはあえて目を瞑って長期的展望につながるような精神生活をしようと努めたが、それなりに収穫もあったので、まあよしとしよう。


・文庫化された西部邁著『友情 ある半チョッパリとの四十五年』(ちくま文庫)読了。今年読んだ本の中では今のところベストワン。

・妻子とともに京都・奈良へ一泊旅行。堺在住の友人H氏とも久々に会い、昼間から奈良町の酒蔵で利き酒などして楽しむ。興福寺の国宝館で阿修羅像をはじめ天平から鎌倉時代にかけての仏教芸術に間近で接し、今更ながら衝撃を受ける。

・高校の同窓会の東京総会に十数年ぶりに顔を出す。大正生まれのじいさまから今年卒業したばかりのティーンエイジャーまで百人くらいが出席していた。中学も一緒だった同期生に二十年ぶりくらいで再会したところ、割合近所に住んでいることが判明。近いうちに飲もうと約す。


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