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mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

糸園和三郎展

2021-10-04 | 美術館
大分県立美術館で開催中の
糸園和三郎展へ行ってきました。

予備知識があったわけではなく、





<空と水と地と人と 1970年>

以前この絵を見たことがあったからです。

空と水と地と人が一体で、
一瞬浮遊したような不思議な錯覚を覚え、
後から人の姿のリアルさから、
ああ、ここが地で、海があって、空とつながっているんだと、納得させられた絵でした。


その時は、この絵を見て、
現代作家の描いたものだと思ったのですが、

それが、

糸園和三郎の生誕110年記念展と知って、
他の絵にも興味が湧きました。

絵は、、評論できませんが、
全体に暗いトーンで、シュールでした。

興味を持ったこの絵だけが、
もしかしたら画家の画業の中でも
異質だったのかと思えるほどです。








お天気が良くて、
これは連絡橋から撮ったものですが、
OPAMは隣のビルや向かいのビルのガラス面にもその姿を映します。

変ですが、
こんなことでも「美術館へ来たな」と思えるんですよね。















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WHO ARE WE

2021-09-14 | 美術館
OPAMで見た、
もう一つの展示は
「WHO ARE WE 観察と発見の生物学」





国立科学博物館収蔵庫コレクション 哺乳類

入り口で
「引き出しを開ける時に使ってください」と、
ビニール手袋を渡されました。

え、なんかワクワクするなー。




会場に入って、

大型哺乳類の剥製が並んでいるのを、
ドキドキしながら通り過ぎて、
振り返ってみたところです。




おー、リアル骨格です。

展示台の引き出しはこのようで、
開けると、標本があります。

興味のある引き出しを引き出します。






イッカクの歯 とあります。

イッカクの角じゃないんだ??

歯だったんだ!



引き出しを開けると未知に遭遇します。

おもしろいなー。

会場は子供連れの若い方が多かったけど、
納得、子供たち嬉しいだろうな。




ふーん、これがイルカの椎骨🐬🐬

もっと開けて見たらよかったと反省しきり、
まだ引き出しはいっぱいあったのに、、




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比君礼賛

2021-09-13 | 美術館
大分県立美術館で開催された
「OPAMのにんきもの」展へ行ってきました。

残念ながらこの日曜日で終わってしまいましたが、
私の行った土曜日は学芸員のギャラリートークがあり、作品の説明などしてくださいました。



OPAMのコレクションなので、
朝倉文夫、福田平八郎、宇治山哲平などお馴染みの顔ぶれでしたが、
教えていただいて初めて知ることもあり、
行ってよかったです。




これは、竹工芸で、
中臣一氏の「漣橋」(20.0×60.5×17.5)

別府市竹細工伝統産業会館蔵 作品です。

特別展示で「比君礼賛 おおいた竹ものがたり」
が同時開催されていて、
pick upアーチストとして中臣一氏の作品を見ることができ、ここだけは撮影も出来ました。




比君(しくん)礼賛といっても、なんのことやら意味もわからなかったのですが、

比君は竹の異称で、「なんぞ一日も此の君無かるべけんや」という中国の故事から、
竹が深く愛されたことに因る言葉だと知りました。

大分県は竹工芸で初めて人間国宝になった生野祥雲斎の出身地で、
OPAMの竹工芸作品は質・量ともに国内最大級のコレクションとして知られています。

そのため私たちも竹工芸を目にすることは多々あります。




これは中臣一氏の作品です。

少し意表をつかれましたか。

従来の竹工芸のイメージとは異なっているかと思います。

5ミリ程の竹が組み合わせられています。

「8祝ぐ.残影」という作品です。
(68.0×63.0×37.0)










既成概念からいくと、
変わった竹細工ということになるのでしょうか。

氏の作品は、海外で高い評価を受けているそうです。

私は竹の自然の色や肌や編み目が好きなので、
初めに見た「漣橋」の方が好みです。



🐅🐄🦌🐈🐇

このほかに「WHO ARE WE」
国立科学博物館収蔵庫コレクションも
別会場で見てきましたので、
それはまた明日にでもお伝えします。

こちらも面白かったです。

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北村直登展

2021-08-08 | 美術館
大分市美術館で開催中の
北村直登展へ行ってきました。

北村直登さんは、大分ではよく知られた若手作家です。

街を歩けば、どこかしこで彼の作品を目にします。


多作でも知られる作家ですが、
美術館のために描き下ろしたのか、
殆どが2021年作、
しかも作品がどれも大きいです!




現状維持2021牛

F100号






心に決めたの、1人でいる方が良い ワニ

F130号








この象はまた特に大きかったのですが、
友人のブログによると、
この大きさの物はキャンバスではなく、
転写壁紙だそうですが、迫力が有りました。





人と比べて見ていただけると大きさがわかりますでしょうか。






キタムラナオトにやられてるティラノザウルス



外の空気気持ちいー 馬


どれもF130号です。

F130号というと、サイズは1940×1620㎜です。



平穏な生き方はしてこなかった 街


ちょっと風景は珍しいかも、
タイトルの上の鳥は、いかにもこれまでよく見てきた北村直登さんの鳥だと思い撮りました。




夏休みの日曜日だからか、
子供連れの若い家族が多かったです。

北村さんも来られていて、
特設の会場で何やら楽しそうでした。





いつもは閉じられている会場の壁面が開いていて、明るい空間が生まれていました。





会場で目を凝らすと、(床近く、壁の隅に)
いますよ、小さな物たちが、



これはエミューかな、

これらが今まで馴染んできたキタムラワールドかなと思います。


今回の様に大きいと、
独特な色と、際立つ線に迫力があります。





会場の外には、企業とのコラボ作品も飾られていました。

こんなカラフルなキャピングカーなら、
キャンプもますます楽しいでしょうね。



最後に




大丈夫少し休んでまた進む 鯨

2020年作 F100号

これは大分市下郡小学校の20周年記念作品です。

コロナ禍の子供たちへ元気と希望を、
クジラのように大きく優しい心を持ってもらいたいと描かれた物です。



私も元気を貰ってきました。




コメント (6)
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MINIATURE LIFE展再び

2021-06-07 | 美術館
大分市美術館で開催中の
MINIATURE LIFE展へまた行ってきました。

友人のRちゃんと一緒です。

このところ会えていなかったので、
嬉しい一日でした。




のっけから驚かせてしまいましたか。

「湧き出る食欲に入浴」

大分限定の作品です。




かぼすに唐揚げに、お猿さんもいます。



ケースに入った現物と、
壁には大きな写真が飾られています。








2018年 「TOTOここまで来たか。。」







2017年 「地図には載っていないチーズ」





田中達也さんのインスタ、
現在フォロワーは288万人と、すごい数です。

私もその中に加わりました。
最新を毎日見られるので楽しみにします。

会場はいつになく若い方々が多かったのは、
そんな人気が背景にあったのですね。



この日のランチは、
最近できた「くら寿司」へ、




入店から会計までタッチパネル操作で、
慣れないことで、それだけでも二人で笑えました。

寿司店で最初に鰻丼を頼んだりして、、

おやつのラインナップも魅力的だったので、
今度はそれでと、、、また笑えます。


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