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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

才能

2009-01-13 | Weblog

振り向けば
 人生の
   苦さわかる歳


藤原浩の
「二人の始発駅」の歌詞

はいはい爺は十二分に
苦さがわかる歳になってます

特に自分の才能のなさ
身にしみてわかる歳でもあります

中でも音楽と絵
からっきしダメ

そんな爺が
ふとある方のブログをみて
驚きました

シングルマザーの彼女が
ただ今練習中という
水彩画が数点アップされてた

これが練習中....?
爺から見ると
プロが書いたとしか思えない
爺から見ても
それはそれはすばらしい
感受性が豊かなのです
描かれたクッキーの
おいしそうなこと
どの絵を見ても心和んでしまう

こんな絵が描けて
まだまだ私、初心者なの..
爺もそんなこと言ってみたい

歌もからっきしダメ..らしい
正直爺自身そんなに下手
そうは思っていません
だが周りの反応が...そうなの

日曜日妻と食事をして
行き着くところはスナック
ドアを開けると
カウンターに一人の客だけ
ママが妻の歌ばかり数曲入れ
場はすぐに妻の独演場に

気を使って
先客にマイクを勧めるが
下手だからといって
頑として固辞する

今までこれでえらい目に

妻はともかく
爺まで調子をこいて数曲歌う
最後の最後に
固辞する方にマイクを渡す
それでは
って歌った歌が玄人はだし
爺の背中に冷や汗が

そんな二の前はごめんだ
そう思ってあえて歌わなかった

そして最後の最後
ママの強い勧めで
その先客がマイクをにぎった
本当はコイツうまいんだろうな
そう思ったのだが...

その歌声を聴いて
顔を見合わせる妻と爺
ママは吹き出しそう

今まで爺が聞いた中で
ダントツ一番
これこそオンチ
世の中こんな人もいるのよね
てな感じ

なら爺は歌えばよかった
今度来たときに
彼がいることを...
そして彼が歌った後に...
爺が是非歌いたいものである

2009-01-12 | Weblog


さっきまで
モこ助が爺のひざの上で
すやすや

男同士でいやらしい...
モこ助が人間だったら
そう言われるかも知れない
二人の間はまさに蜜月
爺の肩で…
爺のひざの上で…
爺のベッドで…
すやすやと眠ることが多い

先日のおもらし事件
モこ助に
濡れ衣を着せてしまったゆえ
さする爺の手もやさしい


女性のツボ
これはいまだ模索中だが...
モこ助のツボは知り尽くしてる
正対して
両手で首の辺りを揉み解す
すると彼の目は
気持ちよさそうになり目がトロリ
ゴロゴロのどを鳴らす

女性もこのぐらい楽なツボ
それがあれば
そしてそれを知りえたら
爺はまさに夜の帝王
爺似の子供が
この辺りにウジャウジャ
現実は厳しい
せっかくつかんだツボも
マンネリの声でぶっ飛ぶ

思えば7、8年前
ふらっとお店にやってきた彼
出前の食事を与えたら
毎時間その時間にやってきて
爺のおかずがない
そんなときがしばらく続いた

だけどその時は
よく来る野良ちゃん達の
その中の一匹
まさか彼が
我が家の一員になろうとは...

そう思ったわけはただ一つ
わが妻が猫嫌い
いや動物嫌い
それに他ならない

結婚するに当たって
当時かわいがってた猫
彼女の放逐を主張し
叔母宅へ養子に出した経緯から
我が家に猫を飼う
そんな事はありえない
そうあきらめていた

ある日
聞いたことのないうめき声
車の下から聞こえてきた
右足がブラブラ
口からは出血
それを見た妻が豹変した

うなるモこ助を抱きかかえて
爺をせかしての動物病院へ
通うこと2週間
当然飼う事になりました

右足骨折
舌の4分の1がちぎれてる
人なっこいモこ助
心ない人にやられたらしい

それにしても
猫嫌いの妻の意外な変身
爺もいつか大怪我をして
妻の愛を得たい
そう思ってしまえるほど

今ではモこ助は
彼女にとっても欠かせない
仕事から帰って
にゃ~ん
その声で疲れも癒される
妻も爺も同じ

今爺の顔は苦痛でゆがんでる
爺のパジャマの右ひざ辺りに
うっすらと血がにじんでる
たくし上げると
長さ5センチの傷
妻が部屋に入ってきて
寝てたモこ助が突然
起きて走り出したのだ
その際
爺のひざを思い切りキック
そしてにじむ血

しかし爺の愛情は
この位でびくともしない
と言うか顔は笑ってる
いい事を思いついたのだ

今度モこ助を妻が抱いてるとき
わざとつまづいたりして
モこ助を驚かせたら...
果たしてどうなるか?
ちょっと危険な匂いがするものの
やってみたい気がマンマン

何といってもこの寒い時期
爺とモこ助は同志なのです


もうどうにもとまらない

2009-01-10 | Weblog


5日は一般的に仕事始め
新年のご挨拶が飛び交う

お店を数軒経営するO社長
ご挨拶に近づくと
「正月早々家族皆ダウン」
「今日は休むわけにいかない」
「無理して出てきた」
ご挨拶そこそこに
そう嘆かれた
確かに顔色が悪い
そうこうする内に
スナックを営むご夫婦
奥さんの第一声が
「ちょっと熱があってしんどい」


そのご夫婦
昨日はかきいれどきの金曜日
なのにお店は閉めていた
よっぽど悪いのだろう

かく言う爺
それらのウィールスを阻止すべく
うがい、手洗い、早めの薬
その甲斐あって
なんとか熱は出なかった
だが今ものどが痛く
特に腰が痛くてしんどい
連休まで何とか持たせたい

そう思ってた矢先
やらかしてしまった

それは
世間的にはしょうもない事
爺的には右往左往すること
妻には
決して知られてはいけないこと
そうそれは
墓場まで持っていくファイル
今年のNo.1に刻まれました

3時間で目が覚めて
いつものようにトイレタイム
弁解はしたくないが
寝る前のかぜ薬で頭はもうろう
何かがおかしい...
自分が出してる感覚なのに
当然するべく音が聞こえない

こんな時は
たまにあることだが
チン先が横へむいて
壁への直撃か...?
そう思って下を向くと
ずり下げたパジャマのふくらみ
そこへの直撃
ウララウララ
もうどうにもとまらない
長短を責めるなら責めるがいい

哀れパジャマの股間部分は
ぐっしょり
あわてて着替えてトイレ掃除

だが問題はパジャマ
昨日着替えたばかりのパジャマ
それを洗濯機に入れるのは
ちょっと不自然
洗濯は妻が担当である

不思議なもので
常にはホゲホゲしてる妻だが
こと爺の粗探しには
鋭い嗅覚を持ってる
事が発覚したときは
数日で町内に
おもらし爺が伝わってしまう
それだけは避けなければ...

そして白羽の矢がモこ助に
彼は最近よくゲロをする
ところかまわず
妻の大事なスリッパ
それにした時は
思わず抱きしめたい
そんな気分になっちゃった

爺が入浴中
爺のパジャマにモこ助がゲロ
これでストーリー完成

そしてモこ助に
ただ今特上のエサをやりました
人生もちつもたれつ
てなわけで一件落着


それはそれでビミョウ

2009-01-05 | Weblog


何度頭を殴られたことか...

妻にではない
言っておくが妻の得意はケリ
今で言うローキック
体重が乗ってる

キッチンの流し台
その上にある収納庫
ザルなどを入れてるあるので
麺類の頻度が高い爺
当然その使用頻度は高い
憎っくきはその扉
閉め忘れてるとえらい目にあう

爺の背の高さと
その扉の高さが少しかぶる
料理中に
その扉の角が頭に当たり
その痛さと言えば
出産以下
足の小指打ちつけ以上
時々出血を伴う
何せガードする髪がない
ハゲと言われても平気だが
こんな時はつくづく欲しいなぁ~

痛い目にあえば
当然注意するようになる
されど
時間に追われてるときはつい...

そして今日
何やら頭に
何かがさわったような
さわらなかったような
そんな微妙な感覚
上を見上げると扉が開いていた

がび~ん
何と扉が爺の頭に当たらない
残り少ない髪にちょっと触れる程度
と言うことは...?
と言うことは...?
キッチンシステムの沈下...?
そんな様子はない

ずばり爺が縮んだのである
料理を待ちながら
楽しそうにビデオを見てる妻
さっそく実演つきで説明した

その反応たるや実に冷たい
それがどうしたのよ...?
てな感じ
こんなのつまらない話題
爺だって重々わかってます

爺がほんとに言いたかったのは
爺も寄る年波
背の高さまで縮まってしまった
って言うことは
チン長も縮まって当然
何か間違ってるでしょうか?
昔からを...主張する妻に
これ幸いと
実証しようとしただけ
だけど
仲間由紀恵扮するねね
女太閤記を見てる妻には
単なる雑音

不思議なもので
あの頭を打ったときの痛み
もうごめん
そう思ってた爺も
当たらなくなった今
なんかさびしいのよね~


お多福

2009-01-03 | Weblog

年末のドタバタに反して
大晦日、元旦の
食の満足度は高かった

爺自慢のしっぽく年越しソバ
恒例の妻のお雑煮
それらもおいしかったが
その
最大の功労者はおせち

自営になってからは
おせちなど作る時間もない我々
毎年色々なおせちを買っている

予算は約1万5千円
それは
デパートのだったり…
スーパのだったり…
はたまた
ホテルのだったり…
だがはっきり言って
今まで
満足したものに出会わなかった
プロの味を感じるものは少なく
なによりも
数日前に作られるおせち
その傷み具合が気になる

初めて
OISIXに注文した今年
数ある中で
和洋折衷おせち「高砂」
を選んだ
30日に配達されてきたそれは
驚くことに冷凍で...
説明書どおり
一日前に冷蔵庫に移すと
元旦には食べごろ
なるほどこれなら
痛み具合を気にすることもない

驚くのはその味
まさに料亭の味、プロの味
家庭では絶対出せない味
そこに買った値打ちがある
味にうるさい妻も絶賛
一つ一つの料理に
舌鼓を打ちながら
何も残さず平らげたのは
今年が初めて

白ミソにあんもち
最近ではケンミンショウなどで
報道されるとおり
我が県のお雑煮
他県の方から見れば
異色らしい

お雑煮はわが妻担当
その出来栄えもグーグーグー

そして料理には欠かせない酒
今年初めて選んだ酒は
石鎚
65%精米と+10度

これがまたこのおせちに
ベストフィツト

食に満足すれば
人間の心は平穏になる
年賀状の印刷では
眉毛がつりあがってた妻
今は福福しい顔で
ゆったりテレビを見てる

思い出したように
妻がつぶやいた
一キロも太ったって...
その上便秘だって...
道理で福福しい顔
でもね
そんなの知らんがな

パシリ王

2009-01-02 | Weblog


昨年末のドタバタ
いつものことと言えば
そうなんですが…

先ずは年賀葉書
ぎりぎり爺の面目躍如
大晦日に急いで作成
今年はめずらしく
午後5時に投函できた
めでたしめでたし

思い起こせば一昨年
部数がクリアーされてなく
同じ人に十数枚
トホホ
年賀状が足りなくなって
だめもとで郵便局へ
驚くことに
「年賀状あります」
数人の局員が局の前で
簡易販売所
さすが民営化
そう感激したのでした

爺的には
何のトラブルもなし
ゆっくりと新年を迎える
そのはずだったのです
それを打ち砕いたのは
やっぱりあの人
そうわが妻

ヒステリックな声
ご主人様が爺を呼んでる
手には年賀状を数枚
刷り上ったばかり
そして妻が指差すところ
そう賀状の左下の部分に
印刷汚れがくっきり
どれもこれも
他の用紙で試し刷りしても
全く同じ

実はこのMP800
いつだったか忘れたが
写真印刷時にスジが入り
すったもんだしたのだが
なんとなく直った前科あり

今回は時間の余裕なく
妻のデータを
爺のパソコンに入れて
爺のプリンターで印刷
そう相成ったのでございます

印刷時に出てくる
男性のデータ
見知らぬ名前に
「どこのおっさんじゃ~」
そう心で突っ込む
なるべく見ないようにして
刷り上った妻の年賀状
ポストに出しに行った

さぁ風呂でも入って紅白でも
そう思ったのは甘かった

「ウラジロとみかん」
「買うの忘れたから
  買ってきて」
妻のご命令
一昨年は鶏肉だった
ちゃんと
メモしての買い物なのに
な~ぜ?
誰か妻に聞いて欲しい

寒空をバイクでスーパーへ
ほぼ家に着く手前で
携帯がチンチロリン
白ミソもないよ
とのたまう
今年こそ
「しらんがな」
そう言える爺になりたい