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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

化かしあい

2009-01-29 | Weblog

雪がちらつき
寒さが厳しくなってきた

爺の店の横の
コインパークをはさんで
ラウンジHがある
わが町の高級料亭N
そこが直営するから
当然客筋はそれなり

毎日毎日
閉店の0時近くになると
黒塗りの公用車
タクシーなどがならぶ
当然爺の店の前にも並び
それはそれで腹立たしい

後ろも車で停滞
女の子も乗せるのに必死
だってこの寒さ
薄着の上にミニスカート
顔は精一杯の笑顔
だけど
気持ちは良くわかる
「早く乗って帰れ」
「そして寝ちまえ」
そう思ってるに違いない

もう終わりそうと思ったら
またダラダラと続く
妻の電話と同じ
乗りそうで乗らない酔客
後ろの車のクラクションで
やっと車がはけていく

ぶるぶる震えながら
店へ駆け込む女の子達
そしてここからが
あのバカヤローな酔客
彼等が知らない世界
その始まりだ~い

次々と
女の子を迎えに来る車
彼であったり
旦那であったり
そして
ロープだったり

爺も飲みに行くと
帰りだけは
すっぱり帰るよう
心がけてる

そしてもう一つ
江戸っ子の「三脱の教え」
これを努力する
初対面の人に
1.年齢 2.出身 3.経歴を聞かない
相手が言うまでは…

話術はと言えば
時代とともに変わる
昔なら禁句だった×いち
これも有効利用

「爺は×1だけど
 ×1以上の人手を挙げて」
てなこと言うと
「私×3」
てな意外な発言が飛び出し
場がとっても盛り上がる

しかしチェックも必要
後日
妻を連れて行こうものなら
どえらい目にあう