木の「おひなさま」
雛人形の歴史
ひな人形の歴史は、古代中国から伝わった「上巳(じょうし)の節句」の風習と、平安時代の貴族女児の「ひいなあそび」とが融合して生まれたようです。
室町時代頃からは、ひとがたに似た人形を作って飾る習慣が生まれ、さらに江戸時代に入ると女性たちが「ひな人形」を飾って楽しく遊ぶ一日となり、後には誕生した女児の初節句を祝う日となったそうです。
現在ひな人形は、七段一五人飾りなど、豪華な金襴衣裳の人形に唐草模様の道具を組み合わせたものなど何十万円もする「ひな人形」があります。
木で作る「ひな人形」
私は森にたずさわって40年以上になります。森にはいろいろな種類の木が生育しています。
この時期になると、毎年「木のひな人形」作りをしています。
いままでに製作してきた「ひな人形」は ①小枝で作る「お雛様」や「立雛」「やじろべー雛」等があります。
今年は②糸ノコを使った「おひな様」や「雛の吊し飾り」を製作しましたので紹介します。
①小枝の作品
○小枝で作る「ひな人形」
この作品は、主に「サクラ」の枝で作りました。
お内裏様の左右には、紅白の梅の木(サクラ)のみきを大きく花もたくさん付け豪華にしてみました。
この作品も主に「サクラ」の小枝で作っています。
お内裏様と、前には、三人官女、左右に梅の花と橘を配置しました。
この作品は、南国市立久礼田小学校5年生の森林教室や介良小学校の祭りの中で、木工教室の見本にした「小さなお雛様」です。
この作品は、南国市立久礼田小学校5年生の森林教室や介良小学校の祭りの中で、木工教室の見本にした「小さなお雛様」です。
(カテゴリーから連続画像で見ることができます)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます