手作りヨーグルトでカルシウム摂取

19年もの長い間、私はプレドニン（ステロイド）が手放せませんでした。

最初は10mgから徐々に減量し、数年かけて1mgまで落としました。

たった1mg...飲んでも飲まなくても炎症反応は落ち着いていたはずですが、「これを飲まないと仕事ができない」と思ってしまって。

ステロイドは皆さんもご承知の通り、『諸刃の剣』です。

よく効く半面、副作用にも注意が必要となります。

私は長期服用の結果、副作用の一つである骨粗しょう症になってしまいました

現在、生物学的製剤（シンポニー）の注射・内服薬として、リウマトレックス、ロキソニンを処方していただいていますが、骨粗しょう症の内服薬として“ビビアント”が追加されています。

【ビビアント】

ビビアント錠20mg　薬価：109.7円

★私は、1日に1回　朝1錠

＜効能効果＞
骨の代謝を改善し、骨がもろくなるのを予防する作用がある。

 

高齢者施設で栄養士業務にあたっていた時、入居者様や通所者様を対象に“カルシウム”をテーマにお話したことがあります。

これでも一応栄養士で知識はありましたし、その後の皆さん（対象者）の様子から、意識改革もできたと思います。

けれど、その当時から、自分自身の骨密度の低さは認識していたので、何だか複雑でしたね～説得力にかけるって。

加えて、カルシウム摂取のための実践と言ったら、毎朝ヨーグルト80ｇをとることぐらいで...

ホント、「どの口がカルシウムを語ってんだよ」って感じでした。

 

そんな私でしたが、引っ越しを機に、ぬか漬けにはじまり、パンやお菓子など手作りにハマるようになりました。

ヨーグルトも自分で作れば、好みの甘さや酸味になるし、安上がりだよなぁ～と思っていた時、このヨーグルトメ―カーに出会いました。

残念ながらディズニーキャラではありませんが、ピーターラビットも可愛い

早速取り寄せ、毎日手作りヨーグルトを味わっています。

こちら、なかなかの優れものです。

牛乳パックに種菌（市販のプレ－ンヨーグルト）を定量入れて混ぜ、電源を入れて10時間経過すると...

おお～～～っ、眩いばかりの純白ヨーグルトの出来上がり

お陰で、毎日80mgしか食べなかったヨーグルトでしたが、今は150ｇ（無糖）はペロッといけちゃいます。

1日に必要なカルシウム摂取量は650mgですが、ヨーグルトを150ｇ食べると、カルシウム180mgを摂取することになります。

加えて、ヨーグルトづくりのために、牛乳をストックするようになったため、牛乳も飲むようになりました。

牛乳はコップ1杯（200㏄）でカルシウム220mgが摂取できるので、私は最低でも1日に400mgのカルシウムがとれるようになりました。

他の食材からのカルシウム摂取を加えると、まぁ、ぎりぎり650mgとれているかな、という感じです。

ちなみに、ヨーグルトは他の乳製品と違い、コレステロ―ルを下げる効果があると言われています。

最近、コレステロ―ルも“気になりなり”でしたので、手作りヨーグルトは願ったり叶ったり

とりあえず、これなら人様に胸を張って「カルシウムを語れる栄養士」と言えるはず。

 

今回“安上がり”という単純な理由で、手作りヨーグルトに手を出しましたが、無意識に体がカルシウムを欲しているようにも思えます。

丈夫な骨になるまでには長い道のりかもしれませんが、できることからコツコツと頑張っていこうと思います