はなしのひろば

興味のある話題、健康、積極的に投稿します。

ゆりかごのうたから思うこと

2020年10月17日 13時24分44秒 | Weblog
ゆりかごのうたをカナリヤがうたうよ・・びわのみがゆれるよ・・木ネズミ(りす)がゆするよ・・きいろい月がかかるよ、北原白秋の詩による。これは黄色、幸せを呼ぶ色に統一してあるという。揺籃期。誰もが過ごす時期。その時期が多くの人にとって幸せに満ちたものであれかし。黄色で色づけしたいものである。

戦争が終わってつらい時期が過ぎ、戦後民主主義のゆりかごで育っていった多くの人々。これは幸せな時期かと思う。経済的な一定の豊かさと精神的豊かさを得てみれば。いかに、自由と平和がありがたいものかだ。

ところで揺籃期を戦禍のなかで過ごす人々もいるだろう。砲弾の炸裂する轟音のなかでは命も物も心も傷つけられてしまう。生きることさえままならぬ。

そうならないように、何を守らなければならないのか。戦争する勇ましさがもてはやされた時代もあったのである。それに追随しているうちに気が付けば国民の自由が失われてしまっていた。深い反省の歴史が横たわっている。

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秋の物悲しさは

2020年10月13日 19時45分59秒 | Weblog
秋が深まれば、ふと季節のせいでもあるのか、寂しさに包まれることがあるものだ。喜怒哀楽の心の一番奥にはさみしさがあるという。だって、人は一人でこのこの世に生まれ、一人でこの世を去るものだから。永遠の真理。

寂しがり屋の人ならば、人一倍寂しがる人生になるのだろうか。心豊かに教養深く生きる人は寂しさに距離を保てるのだろうか。

ところが、老いを迎え「うまれてきたってことからしてさみしい」が生きることが「全部ひっくるめて面白いと思えるようになる」人がいるという。

どんな人たちだろう。例の聞くところによる、ス-パ-老人、健康そのもの心身共に超然としている、もちろん100歳まで生きる。心も充実してと。肖りたいものである。

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じたばたしていい人生

2020年10月11日 21時38分48秒 | Weblog
人間万事塞翁が馬、負けるが勝ち、禍福は糾える縄の如し、人生・人間世界の機微をいいあてていることばだ。なかなか、強者に容易に勝ち負かすことなどできるものではない、自己の力は有限なものである。負けても勝ちを得ることだってあると思う。

ところで、まっすぐな川・道・人も曲がるところに物語が生まれるという。

何かにおいて、また誰にも好かれる優等生を貫く。それ自体なかなかできるものではないが。しかし、自分に嘘をついてまで歪むことはしなくていい。

優等生になれなくても、川も道も人もたまには蛇行したっていいと。



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