はなしのひろば

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コロナ禍が突き付けた試し

2020年06月07日 22時42分40秒 | Weblog
新型コロナウイルスのパンデミックが世界に広がり、今までの日常が通用しなくなった時に、人は立ち止まり気付くことが多々あったのではなかったか。
満員電車に揺られての出勤。同じ時刻に定時出勤。ステイホ-ム。人と直接接するのでなく、ソ-シャルディスタンスをとりながらの。いつもと違う日常がもとめられこれからも続くという。
テレワークでも十分用事を熟すことができる。わざわざ会社に出向くこともなくてだ。ちゃんと自分で管理して熟すだ。人の信用が前提でそれも難なくできている。
マスク着用は人に感染させる飛沫に注意し、大声を発するようなことのないような心遣いが求められる。短時間に済ませ、だらだらしなぃ。
これは仕事の効率化そのものだ。
実存を説く識者によれば、この感染症の試練は、人生幸福健康すべてに裸の自分が問われる契機になるという。最後まで大事であるのはその人がどんな人間であるかだけであるという。
例えばあるナチスの強制収容所の所長は隠れてユダヤの収容者の為にポケットマネーから薬を買って与えていた。他方最年長の囚人牢屋主が囚人仲間をぞっとする仕方で虐待していたというエピソード。
一種緊急で例外の事態に人間性が試されるコロナ禍がめぐってきている。考えてみてよいことなのかもしれない。